夏の粉雪

作者:崎田航輝

 木々が風に穏やかに揺れる林道。
 瑞々しい翠がそよぐそこは、街の中にあっても自然の香りを漂わせて。七月の暖かな空気も相まって、夜半でも爽やかな季節の旺盛を感じさせる景色だった。
 ──と。
 その路の脇、茂る草花の間に転がっている物がある。
 それは土台と電源、そしてミニチュアの景色と透明な覆いで造られた──スノードーム。
 ライトと一体型になっていて、スイッチを入れれば、雪の舞うドーム内が明るく照らされるタイプのものだろう。
 中の人形が銀世界の中、愉しげに踊る──そんな景色が見られる飾り物。
 だが、投棄されて時間も経っているのだろう、それは既に壊れてしまっている。
 ドームは割れて、中の人形も横たわっていて。パウダーも零れ出ていて、もう灯りも雪景色も、二度と見られることはない──筈だった。
 そこにかさりかさりと、這い寄る影がある。
 それはコギトエルゴスムに機械の脚が付いた、小型ダモクレス。
 草花をかき分け、壊れたスノードームにたどり着くと内部に入って一体化。大きさを変えながら変形し──人形のデザインそのままの、子供の姿になった。
 そうして歩み出したその人形は、冷気を振り撒いて。
 木々にも雪を積もらせながら、まるで冬の中を愉しげに踊るように、街の中心へと向かっていった。

「集まって頂いて、ありがとうございます」
 夜のヘリポート。
 イマジネイター・リコレクション(レプリカントのヘリオライダー・en0255)はケルベロス達へ説明を始めていた。
「本日はダモクレスの出現が予知されました」
 曰く、林道にて放置されていたスノードームがあったらしく──そこに小型ダモクレスが取り付いて変化してしまうようだ。
「このダモクレスは、人々のいる街の中心を目指そうとするでしょう」
 放っておけば、多くの人々の命が奪われてしまう。
 そうなる前に撃破をお願いします、と言った。
「戦場は林道となるでしょう」
 長く真っ直ぐに続く道で、周囲に人々は居ない。戦いに集中できる環境だと言った。
 嘗ては人と共にあった機械ではあるだろう、けれど敵となった以上は討たねばならないものでもあるから。
「ぜひ、撃破を成功させてくださいね」
 イマジネイターはそう皆へ言葉を贈った。


参加者
ヴィ・セルリアンブルー(青嵐の甲冑騎士・e02187)
瀬戸口・灰(忘れじの・e04992)
伊礼・慧子(花無き臺・e41144)
リュシエンヌ・ウルヴェーラ(陽だまり・e61400)
四季城・司(怜悧なる微笑み・e85764)
 

■リプレイ

●銀夜
 はらり、はらり。
 藍夜の林道に踏み入ると、暗がりの木々に積もる銀色が垣間見えた。
 手元にも降ってくるそれは美しい結晶の形を保っている──白雪。
 さく、と、地面をも覆うそれを踏みながら瀬戸口・灰(忘れじの・e04992)は空を仰いでいた。
「この時期に雪を見るなんて不思議な気分だな」
「ええ。何だか、冬とは違うものを見ているようです……」
 と、仄かな声音で呟くのは伊礼・慧子(花無き臺・e41144)。
 雪は、苦手だった。
 人とあまり関わらない環境で育ったからでもあろうか、一人きりで死んでしまうかもしれないような──そんな寒い孤独を思い起こさせるから。
 でも、暖かな空気の中に注ぐそれば美しさと快い温度を運んでくれて。
「こんな雪なら涼しくて──」
 ちょっとは好きになれるかもしれないと、そう素直な感情を抱いていた。
 けれど真夏に舞う雪は、自然が運んでくれたものじゃない。その原因を四季城・司(怜悧なる微笑み・e85764)は道の先に見つけていた。
「スノードームか」
 落ちている樹脂の欠片、ミニチュアの木々と家。
 そしてその小さな世界から抜け出したように林道に立つ──人形のダモクレス。司は戦いの態勢を取りながらも声を零す。
「冬のイメージを持っていたから、こんな夏場に見ることになるとは思わなかったよ」
「……そうだね。捨てられてしまったものなのか何なのかは、わからないけど」
 視界に降る粉雪の中、ヴィ・セルリアンブルー(青嵐の甲冑騎士・e02187)は微かに声音を落とした。
 欠片や残骸を見るだけでも、それが旧いものだと判る。
 そして美しいものだったとも判るから、人に大事にされていたこともあったんだろうと想像できた。
 だからこそ、それが敵となってしまうことに寂しさを感じるけれど。
 人に危害を加える存在になってしまったのなら。
「……戦わなきゃなんないな」
 呟く心に意志を込めて刃を握り締める。
「気合、入れていこうか」
「ああ」
 頷く灰もまたその手に細身の槌を構えていた。
 スノードームだったあの機械が如何な運命を辿ってそこに眠っていたのか、それは判らないけれど。
「ここから先へは進めないぜ」
 確かなことは、その歩を人々の元まで届かせるわけにはいかないということ。故に真っ直ぐに砲口を向けて狙いを定める。
 時を同じく、慧子は魔力の風を吹かせていた。
「補助します」
 木々がそよぐ中で、地から伸びるのは鋭い草の葉──『ステルスブレイド・オブ・グラス』。灰へと巻き付き同化することで、魔を砕く聖なる力を与えてゆく。
 齎された淡い光を帯びたまま、灰は砲撃。鮮烈な爆炎を上げて人形の足元を穿ってみせていた。
 残風が草花を揺らし、人形が踊る足元を微かに淀ませる。その頃にはヴィが至近にまで迫って連閃、二刀を踊らせ獄炎揺蕩う傷を刻みつけた。
 細かな破片を落としながら、人形は更に傾ぐ。
 だがそれでも人形は、動きを止める事を拒むように、リズムを取ってくるりくるりと踊りを続ける。
 輪舞を思わすステップは鋭い凶器。けれど司が前面で衝撃の一部を防御すれば──。
「ムスターシュ、みんなを癒やすのよ!」
 雪に映えるピヴォワンヌをふわりと揺らし、リュシエンヌ・ウルヴェーラ(陽だまり・e61400)が翼猫を飛び立たせていた。
 ひらりと翼を羽ばたかせ、可憐な鳴き声を反響させるムスターシュは──そのまま涼風を送り込み皆の苦痛を和らげる。
 同時にリュシエンヌは深緑の鎖を波打たせ、まるで雪の舞台で踊るように。靭やかに、優美に魔法陣を描いてみせていた。
 耀く円陣は、護りの加護と癒やしを与える美しき祝福。ぱっ、と立ち上る光の粒子が雪を反射し煌めかせ、皆の傷を消し去ってゆく。
 そこへ司も紅桔梗に耀くエナジーで自身を包み、体力を保ちながら防護をさらに万全にしていた。
 戦線が整えば、司はそのまま唇からそっと旋律を紡ぐ。
「魂よ、僕の声に応えてくれ」
 雪景色に反響する音律は、夜闇に眠る無数の魂を呼び寄せて──自身と仲間に破魔の力を宿していた。
「よし、反撃と行くか」
 それを契機に、灰は武器を刃に持ち替えて疾駆。
 頭に乗っていた翼猫、夜朱には仲間の守備固めを任せつつ──自身は人形の眼前へ接近。縦横に斬線を奔らせて硬質な表皮を抉ってみせる。
 後退した人形は、余波で払われた雪を取り戻そうと冷気を呼び込んでいた。けれどそれが形をなす前に──。
「させないよ」
 ヴィが剣先を突き出している。
 皆の剣となり、戦い抜く。ヴィの心には迷いなく、閃く焔は眩く美しく。
 放たれた一弾は冷気を吹き飛ばしながら人形を穿ち、躰の一端に罅を刻みつけた。

●雪舞
 ふわり、ふわり。
 手先と脚先の動きに従って、細かな雪が愉しげに漂う。
 僅かに破損を進めながらも人形は未だ踊りを続けていた。メロディを口遊みながら、その拍に乗るように。
「なあお前」
 少しの間だけ見つめながら、灰は口を開く。
「歌って踊って、雪の中ってのはそんなに楽しいか?」
 冷たい雪の中で随分と愉しそうだから、そう問いたくなったのだ。
 答えが返ってこないとは判っている。けれど人形が回ってリズムを刻んでいる姿は、言葉はなくともどこか愉快げに見えた。
 嘗て自分が居た世界を、今も楽しんでいるかのようだったから。
 そのたびに肌を撫でてくる風も、頬に触れてくる優しい雪も、何処か快くて──リュシエンヌは少し空を見上げる。
「とっても涼しいの。暑い夏にひんやり雪を降らせてくれるなんて、……もしかして倒さない方がいい?」
 なんて、勘違いしてしまいそうにもなるけれど。
 それでも──リュシエンヌはううんと首を振り、自分の手をぎゅっと握ってみせる。
「目的がひとの命なら見逃せないの!」
「ああ、その通りさ」
 応える灰も退く心はなく。
 小さな雪空を突き抜けるが如く高々と跳躍すると──星灯りを差し込ませるように、眩い光を蹴り出して弾ける衝撃を加えていた。
「このまま次を頼む」
「了解」
 と、灰の声に応えるのは同じく上空より迫る輝き──光の翼を瞬かす司。冷風を裂くように高速で錐揉みながら、その腕には氷気を渦巻かせて。
「螺旋の力よ、敵を氷漬けにせよ!」
 雪をも凍りつかせる極度の低音を打撃で叩き込み、人形の躰を氷晶に蝕んでゆく。
 人形は体を軋ませながらも、ターンするように下がろうとしていた。けれどそこへ追いすがるのが、刃を振り翳すヴィ。
「悪いけれど、逃しはしないよ」
 蒼空の瞳に、真っ直ぐ人形の姿を捉えて。
 意志を形にするように、剣に滾る焔を煌々と澄み渡らせて──袈裟懸けに一閃、火の粉を棚引かす斬撃を叩き込んでいた。
 重い衝撃に人形は吹き飛ばされるが──。
「皆、気をつけて」
 ヴィはすぐに気づいて声を伝える。
 見れば漂う冷気が一層冷え込んで、嵐が吹き始めていた。
 それは人形が呼び込んだ滂沱の氷雪。全てを銀世界に変えんとするように、番犬達をましろの塊が襲う、が。
「今なのっ!」
 リュシエンヌの声に応じて、ムスターシュがその正面で盾となれば──同時に司も居並んで防御態勢、雪崩の如き衝撃を受け止めている。
 その頃には、リュシエンヌが柔らかな翼から光を編み始めていた。
「大丈夫です、すぐに苦しさも取り除きますから……!」
 零れる輝きはヴェールのように織られてゆき、優しく穏やかに揺蕩い始める。
 それが柔く触れると暖かな感覚を齎して、傷を薄らがせてゆき──同時にムスターシュ自身も癒やしの風を起こすことで体力を保つ。
 慧子も透明色と原色の渦巻く、夢幻のエナジーを顕現。司の体に同化することで、苦しみを醒ますように傷を消し去っていった。
「これで問題ないはずです」
 慧子のその言葉にこくりと頷いたリュシエンヌは──視線を前に向ける。
 仲間と共に、自身もまた攻勢に加わるために。泳ぐように羽ばたいて宙へ昇ると手を伸ばし、無数の光の粒子を瞬かせていた。
「そのまま──動かないでっ……!」
 連撃を狙おうとしている人形へ降り注ぐその輝きは『Coin leger』。影を縫い止めるように地を射抜いて人形の動きを縛っていた。
 その一瞬に、風と共に駆けるのが慧子。体勢を低く、僅かに前傾に保ちながら双剣をきらりと抜き放っていた。
 人形は身じろぐが、間合いを取るには至らない。
「──削らせてもらいます」
 刹那、慧子は通り過ぎるように人形の傍を抜けながら──幾重もの円弧を描くように斬閃を奔らせていた。
 刹那の一瞬、響く金属音と衝撃音。一拍遅れて慣性を受けたように、人形は全身を抉られながらよろめいていく。
 その隙を見逃さず、司も零距離に迫って細剣を握り──。
「華麗なる薔薇の舞を、ご覧あれ」
 剣先の残像で美しき花を象って、鋭くも流麗な衝撃で足元に亀裂を入れていた。
 ふらつきながら、それでも人形は不格好に雪を踏んで舞踏を見せようとしてくる、が。
「一緒に踊ってやることは、できないぜ」
 静かな声音と共に、灰はただ刃を掲げる。
 それが誰かの命を奪うのなら、断ち切るより他にないのだからと。振り抜く一閃が、人形の肩口を深々と抉り裂いていった。

●夏夜
 夜闇を染める降雪が、少しずつ弱まっていた。
 それは倒れ込んでいる人形の、命の灯火が薄らいでいる証拠。人形はよろよろと立ち上がり、歌を唄って自己を癒すけれど──。
「申し訳ないけど──もう、あなたのお歌は聴いてあげられないの!」
 翼で風を掃いて、リュシエンヌがふわりと飛翔。白炎を靡かす蹴撃を与えて、人形の加護へ罅を入れている。
 そこへ灰も連撃。駆動剣を唸らせて火花踊る斬撃を見舞い──人形の癒えた体力も、得た力も全てを削いでみせていた。
「そこまでだぜ」
 人形は声も止め、大きく体勢を崩す。そこへ慧子も肉迫し、刃へ霊力を燦めかせていた。
 膝をつきながらも人形は避けようとするが──慧子の速度に追いつけない。瞬間、眩く奔る剣撃が人形の腹部を横一文字に捌く。
「……、まだ、来るようです」
 慧子が言った直後、人形は雪弾を放ってきた。
 だが司が剣を盾代わりにして衝撃を抑えると、リュシエンヌが癒やしのオーラを注いで回復。同時に灰も『廻花』──毒を糧に開く花を咲かせ、司の傷を飲み込ませた。
「ありがとう」
 涼やかに返した司の視線は、既に敵へ。
 細剣を振り翳し、冷風を衝撃波へと変遷させて──『紫蓮の呪縛』。鎌鼬の如き斬風の塊で人形を抑え込む。
「後は任せてもいいかな」
「判った、最後は──俺がやっておくよ」
 頷いて人形へと目を向けるのはヴィだった。
 その瞳の中に映るのは夜と雪の景色。けれどそこに光がちらつくように明滅して、その内に熱量を纏う。
 刹那、煌めいて放たれる輝きは『White flame』。夜闇を奔り抜けるが如きメーザーの衝撃で、人形を貫きその命を破砕した。

 夜に穏やかな静寂が戻る。
 新たな雪はなくなって、宙に残っていた白色がゆっくりと舞い降りるだけの景色が垣間見えていた。
 その中でヴィは人形の欠片と、スノードームの破片も拾っている。
 せめてこのまま捨て置かれることがないようにと。集めたそれを丁寧に埋めて弔った。
 慧子は見下ろしながらふと呟く。
「それにしても、どうしてこんなものが落ちていたんでしょうね……?」
「……うん」
 それはきっと判ることはないだろう。
 だからヴィは、それが眠った地面を見つめた。
 いつか生まれ変わることがあるのなら、次はこんな風にはならないといいと、そう思いながら。
 ──人を楽しませた、人を喜ばせた綺麗な玩具。
「こんな風に終わってしまうのは、悲しいもんね」
 そこにはらりと雪片が降りて、ほどけるようになくなっていった。

 灰はぐるりと周囲を見回していた。
 あれほど積もっていた雪も、もうその殆どがなくなってしまっている。
「出てくるのが冬ならまだ良かったかもな」
 人形の姿を少し思い出すように呟きながら。
「夏じゃ進む先から雪なんてすぐ融けて、足跡も残らない」
 もう少しすれば、銀世界だった跡形すらなくなるだろうから、と。
 思って一度だけ目をつむり、それからまた前へ歩もうとすると……ぱたぱた、と。
 夜朱が残雪に顔を近づけているのが見えた。
「……おいこら夜朱、待て待て。この雪食べられる? って顔で試そうとしてんじゃない!」
 夜朱は小さくひと鳴き、『駄目なの?』と言いたげ。灰は駄目だ、と夜朱を頭に乗せ直すと──融けて消えゆく雪を背に、改めて歩き出していった。

 手に掬う白雪が、水になって零れてゆく。
 慧子は自分の手で作った器を少しの間、見下ろしていた。
 周囲のヒールを済ませれば、もう雪は大部分が残っていなくて。一夜の夢のように、夏の景色が戻りつつある。
「……」
 それを少し惜しいと思うのは、やはりこの雪だったら好きになれたかもしれないと思ったからだろうか。
「冬でも……冷たくない雪だったら、やっぱり好きになれたのでしょうか」
 心地良い冷たさだけが、今では手に残っていて。
 その感覚を淡い心に残すように、慧子はゆっくりと帰路に向かっていく。

 雪がなくなっても、風にはまだ冬の香りが宿っていた。
 それが雪景色を閉じ込めた飾り物と、その中にいた人形の最後の忘れ形見。司はその温度を感じるように、暫し佇んで涼んでいた。
「……真夏にこの風は、心地良いね」
 そよそよと揺れる木々も、今では枝葉に積もっていた雪がなくなって、露の艶めきばかりが残っている。
 けれどその瑞々しさが、木々もまた涼しさを喜んでいた表れに見えて。
「暖かくなるまで、休んでいこうか」
 司はゆっくり歩み、草花を眺めていくことにした。
 一歩進むごとに、髪を風がさらさらと撫ぜる。その温度も少しずつ夏を思い出し始めているけれど──まだ、冷たさは暫く残るはずだろう。

 リュシエンヌはムスターシュと共に林道を歩み始めている。
 少しだけ頬をふくらませるのは、あのスノードームが可哀想に思えるからだった。
 誰があんなところに運んで捨て置いたのだろう、と。
 今となっては持ち主も判らない。けれどそのせいで運命も変わってしまったのだろうから。
「もし見つけたら、小一時間はお説教なのよ!」
 言いながら、それでも雪の白さを想起するように一度だけ振り返る。
 斃す前に見せたあの雪景色は確かに綺麗だったから。夜の月明かりにさえ、キラキラと眩く輝いて。
「うりるさんにも、見せてあげたかったね」
 視線を降ろして語りかけると、腕に抱くムスターシュが肯定するように鳴き声を返した。
 そうすると一層、愛する人の顔が見たくなって。
「さあ、早く家に帰るのよ」
 リュシエンヌは家路へと急ぐように、真っ直ぐに走り出していった。

作者:崎田航輝 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年7月30日
難度:普通
参加:5人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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