魔人がギターを弾く時

作者:紫村雪乃


 銀の糸のような雨が降りしぶく梅雨の夜のこと。
 場所は廃屋。雨の音だけが響く広い庭を、きらりと光る宝石が機械の脚で歩いていく。
 時折、車がエンジン音をむなしく響かせて通り過ぎていくが、機械の小蜘蛛は意に介することなく庭を進み、人の気配のない家の中へ入り込んだ。
 闇に沈むリビングの奥。そこで機械の脚がとまった。
 機械の小蜘蛛めいた宝石――コギトエルゴスムが見つけたのは、派手な装飾のエレキギター。絃は全部切れているが、それでも捨てがたく思われたと想像できる品だ。
 が、新たな住居に持っていくことまではしなかったのだろう。主が引っ越してから、それはずっと長い間そこで眠り続けていた。
 そばにはCDのものらしいジャケット。悪魔的なメイクを顔に施したロックグループの写真であった。
 機械の小蜘蛛はエレキギターと融合。その過程でジャケットも取り込んだ。
 変形、誕生したのは悪魔の形相と漆黒の機体をもつ機械生命体であった。背にギターを負っている。
「しゃあ!」
 毒蛇のように吼えると、機械人形はグラビティ・チェインを求め、リビングの外へ、家の外へ。


「惨劇が予知されました」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)はいった。
「けれどまだ間に合います。全速でヘリオンを飛ばせば、まだ被害が出る前に標的を捕捉できます」
 敵はギターを背負った機械人形。その動きは流れるように速い。個体の能力ならば相手が格上であった。
「武器は?」
 ジルダリア・ダイアンサス(さんじゅーごさい・e79329)が問うた。
「ギターです」
 セリカは答えた。
 敵は絃をはじいて超音波を発し攻撃してくる。さらにはギターで殴打も。
「強敵です。けれども斃すことができるのはケルベロスだけ。惨劇を食い止めてください」
 セリカはいった。


参加者
日柳・蒼眞(うにうにマスター・e00793)
盟神探湯・ふわり(悪夢に彷徨う愛色の・e19466)
豊田・姶玖亜(ヴァルキュリアのガンスリンガー・e29077)
ファレ・ミィド(身も心もダイナマイト・e35653)
空鳴・熾彩(ドラゴニアンのブラックウィザード・e45238)
ジルダリア・ダイアンサス(さんじゅーごさい・e79329)
氷織・雪音(氷塞・e79385)
メガ・ザンバ(応援歌ロボ・e86109)

■リプレイ


 鈍色の雲を突き抜け、雨に濡れる世界へ跳ぶ。
 迎えてくれたのは闇の満ちた庭であった。雨滴の打つ地に八つの影が降り立つ。
「昔使っていたギターってある意味厄介なものだな…」
 雨に濡れた青い髪をかきあげ、日柳・蒼眞(うにうにマスター・e00793)はぼそりと呟いた。
「今は使わないにしてもそれなりの思い入れはあれば捨て難いだろうけど、持っているにしても結構場所を取るし、定期的に手入れもしないと使えなくなってしまうしな…」
「けれど、本当に愛着があるなら捨てていったりはしないさ」
 こたえたのは異形の男であった。
 顔は生真面目そうでで、二枚目といっていい。が、身体が異様であった。細い円筒なのである。手足は骨に皮を貼りつけたように細い。
 メガ・ザンバ(応援歌ロボ・e86109)。グランドロンの青年であった。
「が、それとは話が別だ」
 メガはライティングボールを投げた。放散される光に浮かび上がったのは、佇む不気味な影だ。
 悪魔を想起させる魔的な形相。禍々しい漆黒の身体。機械人形であった。背にギターを負っている。
「打ち捨てられたギターがダモクレスに、か。音楽を愛する者としちゃ放っておけねぇな。不憫だが、きっちり始末させてもらうぜ」
 迷いをふりすてるようにメガはいった。すると、空鳴・熾彩(ドラゴニアンのブラックウィザード・e45238)が、その凛々しい美貌を傾けた。
「エレキギターと悪魔的なメイクに何か関係があるのか…?」
「それはーー」
 妖精のように愛らしい美少女ーー盟神探湯・ふわり(悪夢に彷徨う愛色の・e19466)が幾つかのアーティストの名を口にした。熾彩が、ほう、と声をもらす。長い間病魔におかされて寝たきりであった彼女はかなり世事に疎いところがあった。
「…そういうバンドがある、と? なるほど」
「悪魔的な形相……一人称は「吾輩」とかでしょうか?」
 今度は玲瓏と闇に浮かび上がった女が首を傾げた。
 美しい女で、三十五歳。が、童顔のためか、少女にしか見えなかった。名をジルダリア・ダイアンサス(さんじゅーごさい・e79329)という。
「……某悪魔閣下みたいに」
「かも、なのー」
 ふわりがくすくすと笑う。そう思って見てみると、確かに機械人形は件のアーティストに似ていなくもない。
「あれ、なのー」
 ふわりの視線がジルダリアの下半身に移った。彼女は学生服を着ているのだが、そのスカートが裂け、真っ白な太股と純白の下着が覗いている。降下の際にどこかに引っ掛け、破いてしまったのだろう。
「いやん」
 慌ててジルダリアがスカートの裂け目を手であわせた。
 その時だ。しゃあ、と機械人形が哭いた。小さな悲鳴をあげると、ふわりが蒼眞に抱きつく。
「ふわり、怖いのー」
 蒼眞の耳元でふわりが囁く。花の香りのするふわりの息が蒼眞の鼻孔をくすぐった。
「やれやれ」
 豊田・姶玖亜(ヴァルキュリアのガンスリンガー・e29077)が苦笑した。その豊満な肉体を平然と雨にうたせ、毅然と佇む彼女はライトの光に浮かび上がった機械人形を見据えた。
「ギターがダモクレス化ねえ。なかなかパンクでロックな外見じゃあないか」
 姶玖亜が笑みを深くした。すると、魔人めいた機械人形が背に負っていたギターを手にした。
「って、まさかギターをバトルアックスみたいに振り回すのかい? こいつは激しいパフォーマンスだ。だが、近所迷惑だし……静かにして貰おうか」
 魔人様の機械人形、その不気味さに銀瞳を細めた姶玖亜が格上相手に先制を掴めた僥倖を逃さず、天使の如き輝く翼を広げた。
 その時だ。月光の如き銀光が吹いた。それは蒼眞の身を覆う武装生命体から放たれている。ケルベロスの感覚を超人域にまで押し上げる光粒子であった。
 同じ時、メガは光り輝く壁を現出させている。それは前衛に立つ者たちの前に展開、銃弾すらはじき返す盾と化した。
 姶玖亜の翼の輝きが目の眩むほどに増す。わざと姶玖亜が暴走させたのであった。
 ふふん、と二十歳ほどの女が、悪の組織の女幹部のように傲然と笑った。ファレ・ミィド(身も心もダイナマイト・e35653)であるのだがーーたわわという言葉ではたりぬほどの巨大な乳房と尻の持ち主であった。
「悪くない趣味だと思うけど、野放しには出来ない存在ね。雨曝しのライブで申し訳ないけど、いい音聴かせて頂戴ね」
 いうと、ファレはびしりと機械人形を指し示した。
「さあみんな、ヤッておしまい!」
 ニッと笑むと、ファレは叫んだ。


 姶玖亜が光と変じた。空を翔け、一瞬の後には機械人形を吹き飛ばした。
「ふう」
 地を削って制動をかけた姶玖亜はためていた息を吐いた。あまり前線攻撃手にはならない彼女であるが、どうやら上手くいったようだ。いやーー。
 安心するのは早計であった。瞬時に距離を殺して接近、姶玖亜に機械人形はギターを叩きつけた。
 まるで大型トラックにはねられたようであった。光盾が砕け散り、吹き飛んだ姶玖亜が廃屋の壁に激突する。
「くっ。なんて威力だ」
 口からたらたらと滴り落ちる血を姶玖亜は手で拭った。もしメガの防壁がなければどうなっていたかわからない。
「やるわね」
 氷織・雪音(氷塞・e79385)が呟いた。その声音は雪原をわたる風のように冷ややかであった。アイスブルーの瞳で機械人形を見据えると、
「ギターがダモクレスに。どんな音楽を奏でるのかしらね。あなたの最期のライブよ、存分に奏でて朽ちなさい」
 雪音がいった。
 次の瞬間である。幾条もの光流が疾った。突如、空に現出した氷の刃である。
 が、機械人形は獣のように動いた。人には有り得ない速さで氷の刃の悉くを躱してのける。
「確かに速いな」
 機械人形の動きを目で追いながら、熾彩は唸った。その磁器のような頬がわずかにそそけ立っている。怖いのだ。
 冷静沈着に見えるが、それは熾彩が頑張って振る舞っているだけ。中身は、懸命に生きる十七歳の少女なのであった。
 人には発声不可能な音が熾彩の口から発せられた。竜語で、意味はーー凍てつき、眠れーーである。
 機械人形が蒼氷に包まれた。一瞬だが動きがとまる。
「まだ回復は必要ないわね」
 そう判断したファレは地を蹴った。機械人形の前に躍り込むと、拳を叩き込んだ。
 彼女の身には闇属性のグラビティを封じ込めたネジが取りつけてあるのだが、鋼の機体を穿つと同時に、ファレはグラビティを解放した。漆黒の爆炎が機械人形を包み込む。
「しゃあ!」
 爆炎の中から機械人形が飛び出した。ケルベロスたちから距離をとると、ギターをかき鳴らした。
 キィィィン。
 まるで獣の咆哮のように、あるいは雷鳴のようにギターが鳴いた。空間的そのものを震わせる音波がケルベロスたちの脳を揺さぶる。数人のケルベロスたちの目から血が流れ落ちた。


「音楽を奏でるダモクレスですか。確かに、地球の楽器は電子機器と融合したようなものが多いですしね。ダモクレスがとりつきやすいのかも」
 ジルダリアが巨大なハンマーをかまえた。次の瞬間、ハンマーの形状が組み変わる。ジルダリアの手に迫撃砲が現出した。
「それにしても……賑やかすぎる音楽ですね。私としては、もう少しゆったりとしてて安らげる音楽が好みですが」
 眉をひそめると、ジルダリアは迫撃砲のトリガーをしぼった。撃ち出された竜砲弾が地を灼きつつ飛翔、機械人形を捉える。
 爆発。
 紅蓮の炎が闇を灼き、雨滴すら蒸発させた。
「良い音楽なのー」
 ふわりが身をよじった。
「えっ」
 熾彩が少女らしく目を丸くして驚いた。驚きのあまり、冷静の仮面がはずれてしまっている。機械人形の奏でる音楽、というより音波といっていいものが良いとはどういうことであろう。いや、それよりもーー。
 ふわりの様子が異様であった。悶えている。ギターの音に感じているようであった。
「ああん」
 喘ぎ声めいた呼気ひとつ、同時に奔らせたふわりの御業が機械人形を鷲掴みにした。
「やってくれるぜ」
 蒼眞がニヤリとした。その目が金色の光を放つ。
 次の瞬間、機械人形の漆黒の機体が爆裂した。
 何が起こったのか、わからない。いや、ケルベロスのみ承知している。蒼眞の精神力による攻撃であった。
「しゃあ」
 鉄の舌を突き出すと、機械人形が跳躍した。
 その様を見つつ、しかし蒼眞は慌てない。威力が高くないのは承知しているからだ。
 布石をうちつづけて結果につなげる。それが中衛の戦い方であった。
 とまれ、この時、機械人形は攻撃に移っていた。再びギターをかき鳴らす。
 殺人音波が雨すら切り裂いて流れた。数人のケルベロスたちが血反吐を撒き散らす。
「さすがにまずいわね」
 ファレが地に剣を突き立てた。瞬間、幾つもの光点がばらまかれ、広がる。乙女が祈る姿を想起させるそれは乙女座の煌めきであった。完全とはいえぬまでも、見る間にケルベロスたちの傷が癒えていく。
「わたしが力を貸すんだから、倒れるなんて許さないわよ」
 仲間を鼓舞すべく、ファレが叫んだ。
 すると、一人が飛び出した。姶玖亜である。躍りかかり、加速させたスレッジハンマーを叩きつける。
 が、機械人形は平蜘蛛のように這い、姶玖亜の一撃を避けた。
 さらに逃れんとする機械人形を追うように、メガが蹴り放った流星が飛んだ。しかし、それさえも機械人形はかわしてのけた。
「ひらひらと良く動くわね」
 口辺に薄く笑みをにじませた雪音がいった。そのアイスブルーの瞳は、素早くかつ不規則に動く機械人形の軌道を追っている。
「今!」
 雪音が躍り込むのは機械人形の背後。確実に狙い定めた蒼い月輪の如き戦輪が翔け、機械の関節を斬り裂いた。
 直後、雪音がハンドサインを送る。雨に濡れながら走るふわりに、ファレが叫んだ。
「泥濘に気をつけて」
「わかったのー」
 こたえるふわりは巨大な顎門を機械人形へと見舞う。が、機械人形がギターではじいた。のみならず、帰すギターでふわりを叩きのめした。いやーー。
 闇に蒼光が散った。熾彩が氷結輪でギターを受けとめたのである。
 が、機械人形の力は熾彩の想像を超えていた。氷結輪ともども熾彩がはね飛ばされる。


 疾る魔獣のように、翔ける魔風のようにケルベロスを翻弄する機械魔人。ひとところに足を止めては不利になると気づいたケルベロスたちは常に身を躍らせた。
 が、敵は攻めるだけでなく避けるのにも長けている。こちらの攻撃を当てられなければ、いずれは追い詰められるのは明白であった。
「案外……戦いで高揚してるときは、こんな激しい音楽もいいかもしれませんね。より昂ってしまいます……んふふ」
 ギターの絶叫の後だ。ジルダリアが艶笑をもらした。戦いの最中であるため忘れてはいるが、スカートは裂けたままである。下着はしとどに濡れ、銀の恥毛が透けて見えていた。
「冷たき北風よ、唸り逆巻き……かの者を氷の帷に閉じ込め給え」
 ジルダリアの白い指が躍れば、機械人形の周囲を疾風が渦巻いた。永久凍土から吹きつけてくるようなそれが、機械人形の身を氷結させる。
 機会と見れば、足を止めた機械人形を貫くように蒼眞が馳せた。機械の身体を確かに捉えて打ち込む刃。が、翻ったギターが蒼眞の一刀をはじいた。
「跳んでほしいのー」
 とは、ふわりの声だ。反射的に蒼眞は跳んだ。
 直後である。蒼眞の足下を漆黒の槍の如きものが疾り抜け、機械人形を穿った。槍はふわりの手から噴出していた。
「ふふふ。ふわりは貫くのも好きなのー」
 ふわりは笑った。それは童女の如く自然なもので。
 刹那である。雨空を裂く蝙蝠のように魔影が跳んだ。高々と跳躍。ギターと共に降り落ち、機械人形はギターでふわりを打ち据えた。
 グシャリと嫌な音が響いた。頭蓋骨が粉砕される音だ。
「やめろ!」
 メガが抜刀した。銀の刃にからみつく稲妻こ如き紫電。雨すら濡らすことのかなわぬ神速の刺突が機械人形を貫いた。背から迸り出た雷光はメガの一撃の余波である。
「しゃあ」
 渾身の力で機械人形が跳び退った。その一瞬をとらえ、ファレが快楽エネルギーをふわりに送り、その身の傷を癒やす。
 機械人形を追ってジルダリアが氷柱を放った。躱すことはかなわぬと悟った機械人形がギターで受け止める。ギィン、とギターの絃の一本が切れた。
 そのことには気づかぬのか、機械人形は幾たび目かの演奏を始めた。絃がたりないためもあるのか、さらに歪な、そして狂おしい旋律が流れる。まるで呪いを受けたかのようにケルベロスたちが頭を抱えた。
「最後のライブにしてはお粗末ね」
 血の涙を流す雪音が顔を上げた。その手から凍てついた戦輪が飛ぶ。
 鮮麗な雪音の一投は、しかし紙一重で躱された。が、その一瞬の隙を逃さずに敵の機ーー気を見た者がいる。熾彩だ。
「掴んだ」
 熾彩がいった。その言葉通り、熾彩の手は何かを掴んでいる。
 何か、ではない。気、である。熾彩は気のみを利用して、離れた位置の機械人形を投げ飛ばした。
 さすがに機械人形は驚いたようである。受け身もとれず、地に叩きつけられた。
「ギ……ギギ」
 機体を軋ませ、機械人形が起きあがろうともがく。その赤光を放つ目は、眼前に佇む影を見いだした。
「随分と激しい格好になって、キミの音楽性に追い付いてきたんじゃないかい?」
 影ーー姶玖亜はニッと笑むと、両手を振り上げた。地鳴りめいた轟音が響く。姶玖亜の手中のチェーンソー剣の唸りである。
「夜も更けたし、次は子守唄を頼めるかい?」
 姶玖亜がチェーンソー剣を振り下ろした。咄嗟に機械人形がギターで受け止める。
 ギシギシ。
 チェーンソー剣がギターをズタズタに切り裂いていった。もはや機械人形に逃れる術はない。
「子守唄よりも鎮魂歌の方が良さそうだ」
 いうと、姶玖亜は一気にギターごと機械人形を切り下げた。


 闇に静寂が戻った。聞こえるのは地を濡らす雨の音だけである。
「ただ朽ちていくだけだった筈が突然大暴れ…ある意味ロックだな…」
 蒼眞がぼそりと呟いた。反抗がロックだというのなら、まさにギターはそれを体現したといえる。
 と、蒼眞が愕然として目を見開いた。
「おいおい、修復するのはいいが、こいつは何だ?」
 蒼眞の眼前、修復した廃屋は髑髏を思わせる異様な形となっていた。
「魔人の住処っぽいし、これはこれで?」
 とファレがいうと、蒼眞は首を横に振った。
「いいわけないだろ」
「捨てられ、忘れられた機械がダモクレスになる事件は後を断たねぇな…ある意味でこれは文明社会、消費社会への注意喚起なのかもなぁ」
 蒼眞とファレのやりとりをよそに、メガは機械人形の欠片に寂しげな目をむけた。その欠片を、そっとジルダリアが拾い上げる。
 もう、それが鳴ることはなかった。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年7月10日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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