星を象る

作者:崎田航輝

 澄んだ風の吹く涼やかな日。
 この夜、空には夏の星座が輝き始めていて。草花のそよぐ丘の景色を、星明かりが淡く照らし出していた。
 広がるのは人工のものがない自然の景色──だが。
 その中にただ一つ転がっている、機械がある。
 それは傘のような覆いを付けた卓上のランプ。点灯させるとその蒼いシェードを通して、星空模様の光が灯るものだろう。
 けれど、既に壊れており動くことはない。いつ、何故ここに打ち捨てられたのかも判然としないまま──ただ横たわって眠るばかりだった。
 と、そこにかさりかさりと動く影がある。
 それはコギトエルゴスムに機械の脚が付いた、小型ダモクレス。
 地面を這ってランプに辿り着くと、その内部に入り込み一体化。小さな手足を生やして──眩く発光し始めていた。
 それは星を象ったような輝き。
 一層強く、一層眩しく。おそらく元のランプが発するものより本物に近い光。
 その灯りをまるで誰かに見せようとするように──ダモクレスとなったそれは丘から歩み出していった。

「集まって頂いて、ありがとうございます」
 イマジネイター・リコレクション(レプリカントのヘリオライダー・en0255)はケルベロス達へ説明を始めていた。
「本日はダモクレスの出現が予知されました」
 曰く、打ち捨てられていた卓上ランプがあったらしく──そこに小型ダモクレスが取り付いて変化してしまうようだ。
「このダモクレスは、人を探して動こうとするでしょう」
 放っておけば、多くの人々の命が奪われてしまうことになる。
 そうなる前に撃破をお願いします、と言った。
「戦場は丘の近辺となるでしょう」
 周囲に人々の姿はないので、一般人についての心配はいらない。戦いに集中できる環境でしょうと言った。
「嘗ては人と共にあった機械だったのでしょう」
 けれど敵であるならば、討たねばならないものでもあるから。
「ぜひ、撃破を成功させてくださいね」
 イマジネイターはそう皆へ言葉を贈った。


参加者
三和・悠仁(人面樹心・e00349)
ジョーイ・ガーシュイン(初対面以上知人未満の間柄・e00706)
キルロイ・エルクード(ブレードランナー・e01850)
カシス・フィオライト(龍の息吹・e21716)
伊礼・慧子(花無き臺・e41144)
死道・刃蓙理(野獣の凱旋・e44807)
ミルドレッド・サザンクロス(南十字星の使者・e61397)
リュシエンヌ・ウルヴェーラ(陽だまり・e61400)

■リプレイ

●星宵
 花紺青の空に満天の光が瞬く。
 空気の澄んだ夏の宵。藍染の暗い芝生に比して天球は眩しいほどだった──けれど。
 見下ろす地上の一点にも強い光が輝いていて──丘へ降りたミルドレッド・サザンクロス(南十字星の使者・e61397)は仄かに目を細める。
「卓上ランプか」
「ええ、星空のランプシェード……とてもお洒落なインテリアですね」
 伊礼・慧子(花無き臺・e41144)もサングラスで遮光しながら、その姿を見つめた。
 それは手足の生えた照明のダモクレス。
 灯す光はもうひとつ夜空のようで。ミルドレッドは確かに美しさを覚えずに居られない。
「星空模様を映し出すとは、幻想的ね」
「うん。ああやって、ダモクレスにはなってしまったけれど」
 と、カシス・フィオライト(龍の息吹・e21716)も頷いて。人と共にあった頃のことを想像する。
「破棄される前も、さぞかし綺麗な光を灯していたのだろうね」
「ええ。けれどもう、ああなってしまったからには放っておけないわ」
 ミルドレッドが小さく言えば──賛同するよう、大股に踏み出すのがジョーイ・ガーシュイン(初対面以上知人未満の間柄・e00706)。
 赤髪を乱雑になでつけながら、その手に刀を握り締めて。
「ま、全力で叩き潰すだけだな!」
「そうですね。真っ向勝負です……」
 と、闇色の髪を棚引かせながら死道・刃蓙理(野獣の凱旋・e44807)も歩み出し。
 戦いの間合いに入ると細指にぱらりと紙兵を握り──風に踊らせて仲間へ護りの加護を与えていた。
 それを開戦の狼煙に、ジョーイは疾駆。
「聞いた通り、クッソ眩しいじゃねェか」
 サングラスは持っていなかったが故に、明るい光への対策は片目を瞑って戦うこと。
「ちょいと不便だが──仕方ねェな!」
 言いながらも、距離感は見失わず動きも淀まず。染み付いた戦いの所作を発揮するよう、真横に振り抜く斬撃でシェードへ傷を付けた。
 よろめく星のランプは、此方へ戦意を表すようにその光を一層強くする。
 だがキルロイ・エルクード(ブレードランナー・e01850)は怯むでもなく。歩みながら、寧ろ仮面の奥に少々がっかりした気持ちさえ滲ませていた。
「一体いつになったら頭空き缶のお偉方を弾いてやれるんだろうな」
 ダモクレスへ深い敵意を抱いていればこそ、繰り返される戦いにも不満を覚える。いつになれば、大物に届くのかと。
「流石に飽き飽きだな、鉄砲玉相手にわざわざ出向いてやるのも」
 けれど眼前の機械を取り逃がす選択肢こそ、生まれる筈もないから。力を込めて跳躍すると一撃、風を裂く蹴撃で叩き込んでいった。
 ランプが体勢を崩せば、三和・悠仁(人面樹心・e00349)はその隙を見逃さずに朱殷に染まった鎚矛を差し向ける。
 暗く獄炎の揺蕩う瞳で、敵の姿を見据えて。放つ砲撃で重く鋭く、爆炎を上げて敵の足元を穿った。
「……連撃を」
 同時に呟けば傍らのライドキャリバー、ウェッジも車輪で地を咬み加速。焔を抱いて体当たりを加え、灼熱の衝撃を見舞っていく。
 後退しながらも、ランプは光を雨の如く降らせてきた。
 けれど悠仁の視線を受けてウェッジが壁となれば──慧子もまた前面へいでて防御。苦痛を受け止めてみせる。
 直後にはリュシエンヌ・ウルヴェーラ(陽だまり・e61400)が腕に抱く翼猫をぱたりと空へ飛び立たせていた。
「ムスターシュ、一緒に仲間を癒すの!」
 ふわりと夜空へ踊るムスターシュは、翼で魔力を込めた夜風を送り込む。
 その涼やかな心地が皆の傷を祓っていくと、リュシエンヌ自身もまた深緑の鎖を手にとって──リボンを舞わせるように、優美に魔法円を描いて皆を守護した。
 同時に慧子は足元へ視線を下ろし、大地から魔法の樹木を喚び出して。『ステルスツリー』──吹雪く葉から魔力を伝わせ、前線を癒やし能力を増大させる。
「これで、万全です」
「ありがとう」
 さあ反旗の時だ、と。
 紅の竜翼で夜気を掃くのはカシス。大空へ昇ると一転、重力加速度を加えながら直下に羽ばたいて──。
「この飛び蹴りを、見切れるかな?」
 敵が避ける挙動を取る暇もなく、流星の如き蹴りを打ち込んだ。
 衝撃にふらつくランプは、一度間合いを取ろうと下がるが──そこへふんわりとウェーブヘアを揺らしてミルドレッドが跳躍。
「その機動力、奪ってあげるわ……!」
 風の吹き抜けるが如き速度で翻り、鋭い蹴撃を加えていく。
 その間に、キルロイが煌めくエナジーの防護を盾役に与えれば──刃蓙理も夜色の霊力を発散して後方にも加護を広げていた。
「これで、護りは問題ないでしょう……」
 戦線が強固になれば尚、攻めに邁進しない理由はない。
 とん、と着地したミルドレッドは敵から離れず視線を注ぎ、その美貌に宿る忌まわしき力を至近から発揮する。
「この呪いで、動けなくしてあげる……」
 視界を奪われたように、釘付けにされたランプは自由を失った。
 その一瞬に走り抜けるのが慧子。双剣に影色の魔力を纏わせて──奔らす剣閃で機械の躰を斬り、抉ってゆく。

●星灯
 僅かに明度を弱めながらも、ランプは光を途切れさせない。
 星を象ったその灯りは未だ変わらず、同じ様相で輝き続けていて。故にこそ、慧子はふと思い呟く。
「普段使うものだから、同じ空模様に飽きられてしまったのでしょうか。本物の満天の夜空には敵いませんし……」
 “普通の人”がこの灯りに如何な感情を抱いていたか、慧子には判らない。けれど確かにランプは棄てられ、こうして命を得てしまったのだから。
 その言葉にリュシエンヌは淡く瞳を伏せていた。
「ダモクレスに対峙するたび思うの……ものは最後まで大切にしなくちゃって。たとえ壊れてしまったとしても、きちんとその末路まで責任を持つべきだって」
 そうであったのなら、この灯りも人を襲う存在にはならなかったはずだから。
 けれど、少なくともこのランプはもう変わってしまった。
 悠仁は腰に灯りを提げていた。視界のためではあるけれど、星のランプが人と在った当時を再現しようという気持ちも何処かに抱いて。
 ダモクレスはほんの短い時間、その様を見つめているようだった。けれど直後にはまた強く輝き、全てを己が光に飲み込まんとする。
 だから悠仁も澄んだ流体を拳に鋭く纏い、攻撃態勢を取っていた。
 元より敵に憐れみなど与えるつもりはなく。無力だった己とデウスエクスへの憎悪、それが悠仁を突き動かすものだから。
「──」
 刹那、地を蹴り踏み込んだ悠仁は一撃、昏き光を棚引かす打突を叩き込む。
 ランプは後退しながらも、抗うように未だ光を湛えていた。けれどそこへ真正面からふわりと飛び込むのが、刃蓙理。
 目も眩むほどの白光を浴びながら──それでも抜き放つ白妙の刃に、濁らぬ冥色の妖力を纏わせて。
「光あるところに影がある……」
 どんな明るさにも、染まらぬ冥い声音で紡ぐ。
 故に、如何な眩さをも断つことが出来るのだと。
「ダモクレス……あなたを斬る」
 言葉と共に刹那一閃、真一文字に振るう斬撃でランプのシェードの一端を斬り飛ばしてみせた。
「よっしゃ、どんどん行くぜ!」
 そこへジョーイは剣先を突き出しオーラを射出。敵の足元で爆散させて強烈な衝撃で煽ってゆく。
 大きく下がりながらも、ランプは星屑の如き光の塊を飛ばした。が、慧子が刃を盾にしてダメージを軽減してみせれば──。
「待っていてくださいっ……!」
 リュシエンヌが手を伸ばして淡い光を蕾のように形作る。
 魔力とオーラを込めると、それは素早く生長して白の煌めく花となり。
 優しく息を吹きかけることではらりはらりと花雨へと変じて降り注ぎ、慧子が余波で受けた傷を癒やした。
 慧子自身も夢幻の盾を纏い、苦痛を薄らがせて体力を保つ。
 その頃にはカシスがミルドレッドへ視線を向けていた。
「じゃあ、俺達は攻めよう」
「……ええ」
 仄かな声で応えるミルドレッドは、それでもしかと頷いて手に細かな光を凝集する。
 数え切れぬその集合は、一粒一粒が星のように煌めき極小の銀河を形成した。
「オーラよ、その身に喰らいつきなさい……」
 瞬間、ミルドレッドはそれを真っ直ぐに投擲して。宙に星の川を描くよう、鮮烈な衝撃をランプへ見舞ってゆく。
 弾ける光と共に傾いだその敵へ、カシスも機を合わせて飛翔。低空を滑るように肉迫すると、大きく体を翻して脚に炎を纏っていた。
「さぁ、綺麗に燃え盛ってくれ」
 斜め上方から、曲線を成すように撃ち込んだ焔の蹴撃は──機械の躰に直撃し、細かな破片を散らせてゆく。
 転げる形となったランプは、地に手をついてすぐに立ち上がろうとした、が。
「許すと思うか」
 キルロイが青の瞳を向けて、視覚でその躰を捕らえていた。視ることによって蝕む力は、呪詛のように機械の内部に染み入り動くことを許さない。
 生まれた隙にキルロイは次手に移り射撃。冷気の塊を撃ち出して、足元を凍らせ次の狙いを盤石にしてみせる。
「さ、今のうちにやってくれ」
 その言葉に応え、ミルドレッドが奔りながら連撃。風に乗って跳躍しながら飛び蹴りを打ち込んでいた。
 音を上げて倒れるランプは、それでも諦めず光の雨を降らす。
「無駄に発光しやがって……クッソ面倒くせェ!」
 膨大な光量の中で、ジョーイは開けている目も細めながら毒づいてみせた。だが無論、それで攻めの手を下げるわけもなく。
「この程度で……止まると思ってんのかァァァ!!」
 雄叫びを上げて自身を蝕む不調を吹き飛ばすと、疾走。
 ありったけの力を振り絞って──『鬼神の一太刀』。苛烈なまでの斬撃を叩き下ろし、ランプに深い罅を刻みつけた。

●星空
 星を模した光がぼやけ、点滅し、精彩を失ってゆく。
 よろよろと起き上がるダモクレスは、半壊した体から細かな欠片を零していた。既に死が近づきつつありながら、それでも尚こちらへ前進してくる、が。
「まだやるのか? 別にいいぜ」
 軽く血を拭いながら、ジョーイも継戦態勢。刃を振り回して冷風を帯びさせると至近から一刀、氷片弾ける斬打を加えた。
 シェードを断たれながらも、ランプは変わらず光ろうと足掻く。
「……それなら」
 悠仁も敵を討つ為に己が力を注ぎ込む。『赤を啜り、白を喰む』──暴走寸前に己を陥らせ、地獄を蠢かせながら刃を振るって機械の脚を寸断した。
 倒れるランプに抵抗もさせずに、キルロイは抜いた刃を高々と翳す。
 瞬間、それを直下へ振り下ろして突き立てた。
 そのまま刃へグラビティを伝達、直接機械の体内へ流し込み──『断罪の劫火』。明滅する火花から眩い焔を爆裂させる。
 内部からの閃光に、ランプは苦悶するように藻掻いた。それでも最後の抵抗にと薄らいだ光を広げてくるが──。
 リュシエンヌが翼から七彩のヴェールを閃かせ、敵の光を祓って皆を治癒する。
 戦線に憂いがなくなれば、リュシエンヌは間隙を作らず攻勢に移り『Coin leger』──煌めきの粒子を降らせて敵の動きを阻んだ。
 すると慧子も闇を薙ぐように連閃。剣撃を踊らせて確実に命を蝕んでいく。
「あと、少しです──」
「一気に行こう」
 身じろぐランプに時間を与えず、カシスは揺らめかすエナジーに無数の刃の形を取らせている。
 心に描いた軌道を忠実に再現するように、その全てが敵へ。『断罪の千剣』──邪を裂き魔を砕く斬線の嵐が敵の腕を斬り飛ばした。
 同時、ミルドレッドは紅の斧を握り締めている。
「南十字の力よ、その破壊の力を私に分け与えよ」
 喚びかけに応え、南十字星座の意匠を凝らされたその一振りは仄かな光を帯びていた。
 刹那、放つ『サザンクロス・ブレイク』は星座の如き十字の斬撃。ランプの躰が引き裂かれてゆくと──時を同じく刃蓙理も零距離に迫っている。
 闇の炎を己が身に纏い、掌を突き出して。
「……闇の力……爆発……!」
 黒き炎の道筋を描きながら、打撃と共に叩き込むそれは暗黒魔法『デモニックフレイム・デスロード』。
 烈しい暗色の爆炎が星のランプを包み込み──その命を千々に散らせた。

 星下に静けさが帰ると、キルロイはハットを直して息をつく。
「終わったか」
「ええ……」
 こくりと頷く刃蓙理は、武器を収めて見下ろしていた。
 そこに残るのは嘗てのランプの残骸。既に薄い光に覆われて、消滅を始めている。
 少々ぼんやりと見下ろしながら──慧子はふとその欠片をひとつ拾い上げていた。
 何となく、感じていたことを呟くように。
「星を描く穴に埃が入ったりして手入れが大変……というのがあったかもしれませんね」
 どうしてこれが棄てられたのかは、結局不明のままだけれど。このランプを使っていたであろう家庭に暫し、思いを巡らせていた。
 その内に、欠片も消えてなくなると、ジョーイは既に歩み出していた。
「先に帰るわ、じゃあな」
 言いながら、背を向けて手を振ると……先刻まで開けていた方の目を軽くこすり。
「まだチカチカするなァ……ドラッグストアで目薬買うか。まだ開いてっかな?」
 そんな言葉を呟きながら去っていく。
 敵の跡形もなくなると、そこは元通りの夜の景色。カシスは帰る前に、暫し星を見ようと空を仰いでいた。
「夏の星座が見える季節になってきたね」
 その言葉に、ミルドレッドも見上げてそっと肯く。
 優美なはくちょう座に、天頂のヘルクレス座、長大なりゅう座。どれも夏本番の訪れを告げる証で──。
「……綺麗」
 ミルドレッドは唇から空へ、淡い声を昇らせていた。

 悠仁も帰路へつきながら──少し星にも目を向ける。
 眩く、手が届きそうで、けれど届かない輝き。自然のものでも人工物でも、発する光に優劣はないのだろうけれど。
「綺麗、ですね」
 それだけは事実だったから。
 星々だけでなく、花火、イルミネーションに。
(「要はきっと、意味とか、感情とか、伝統とか、幻想とか……人それぞれ、そこに見出すものが綺麗だと──」)
 そう思うのかな、と。
 自分の心もそうだろうかと、胸に手を当てて。悠仁は一度目を伏せ、また歩み出す。

 リュシエンヌはムスターシュを抱っこして帰り道を歩んでゆく。
 途中、想いを馳せるように声を零した。
「……あのランプ、お部屋の天井にお星さまが映って綺麗だったでしょうね。壊れたなら直してあげたらよかったのに……」
 それはあの敵を、美しいと感じたからこその本音。
「似たランプ探して帰ろうか……どう思う?」
 見下ろせば、ムスターシュが肯定の鳴き声を返すから。
 リュシエンヌは愛する人と三人、部屋で星空が見られたらきっと楽しいと思えて──しょんぼりしていた気持ちも上向いて。
「うん、家電屋さんに寄って帰りましょ!」
 笑顔を浮かべて足取りを軽くする。
 星空が眩く瞬く。夜風も俄に、濃い夏の香りを帯び始めていた。

作者:崎田航輝 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年6月24日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 3
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