スターダスト・ノクターン

作者:猫鮫樹


 段々と蒸し暑くなり、日差しも強い季節になった。滲み出るような汗をかく昼間とはうって変わって、夜になってしまえばその気温もなりを潜めていく。
 レリエル・ヒューゲット(小さな星・e08713)は気温の下がった夜の街をウイングキャットの『プチ』と共に歩いていた。
 喧噪も夜に溶けて消え、街灯が静かに照らす街中はどこか寂し気に感じてしまうものだった。少しだけ遠出でもしてみようかと外出したのは良かったものの、すっかり時間を忘れて歩き回ってしまったせいで、もうとっぷりと日は暮れてしまった。
「早く帰らないと二人が心配しちゃうよね」
 二人へ買ったお土産を胸に抱いて、レリエルはプチと共に夜の街を少しばかり早足で進んでいく。
 店舗のネオンや看板が煌びやかに光り、その存在を主張している姿はまるで夜空を飾る星々のようにレリエルの瞳に映り込んでは消える。一瞬の光は儚げに思えるものの、振り返れば、変わらぬ光がレリエルとプチの背後に点在していた。
 時間も夜遅くなり、ちらほらと閉店している店舗を横目にレリエルはふと路地に視線を向ける。
 光が届かないその路地は夜に溶けるように存在し、飲食店の換気扇の音をただぼんやりと狭い空間に鳴かせているかと思えば、時折風が甲高いような、悲鳴にも似た音を奏でていた。
 なんてことのない路地のはずなのに、まるで墨を落としたように滲んでくるものがレリエルの胸に込み上げるように感じ、そっと手を握り締める。
 どこか緊張したような気配にプチが小首を傾げてレリエルを振り返ると、プチも同じように人気のない路地へと視線を向けた。
 煌めく輝きが届かないその先へと、レリエルは生唾を飲み込んで一歩、また一歩と足を進めていく。
 ――何もなければ、問題はない。
 そう思って進める足はどこか重たく、浅くなる呼吸が耳へ、脳へと響いていくのを嫌でも認識させる。
 明滅する街灯が夜に慣れたレリエルの瞳に刺さり、数回瞬きを繰り返し飛び込んだ光に目を慣らさせた。辿り着いた場所は、少しばかり広い空き地の様だった。
 静かな静かな空き地。
(「何もないよね」)
 深く息を吐き、開けた星空を見上げたレリエルが今度こそちゃんと帰宅しようと再び路地へと足を向けた。
 その一瞬のことだった。
「いっ……!」
 自分の左手首に痛みが走り、驚いたレリエルが振り向く。
 そこには街灯が鈍く反射する銀色の鎧を纏った男の姿。
 レリエルの手首を握った鎧の男はどこか苛立ったように舌打ちをして、レリエルに向かって大振りの槍を振り上げたのだった。


「皆、聞いてくれるかい」
 焦りの色の滲んだ声をヘリオン内に響かせた中原・鴻(宵染める茜色のヘリオライダー・en0299)は、早急に予知された事件を唇に乗せた。
「レリエルさんがデウスエクスに襲撃されてしまう。急いで連絡を取ろうとしたんだけど、連絡がつかないんだよ」
 馴染み深い本を強く握った鴻の様子は、一刻の猶予もないことを表しているかのようだった。
 人気のない空き地へと足を向けた彼女を待ち受けていたのは……宿敵であるエインヘリアル。
 焦りと不安を混ぜこぜにした赤色の瞳で鴻は、集まったケルベロス達を見つめて続けた。
「人払いがいらないほど人気のない空き地なんだ……。そこへ皆で向かって、レリエルさんを助けてほしい」
 そう言葉を結ぶ鴻は、レリエルとこれから救援に向かうケルベロス達の無事を祈るように、本を更に強く抱きしめるのだった。


参加者
相馬・竜人(エッシャーの多爾袞・e01889)
レリエル・ヒューゲット(小さな星・e08713)
清水・湖満(氷雨・e25983)
九条・カイム(漂泊の青い羽・e44637)
 

■リプレイ

●暗闇に瞬く光
 夜空を彩る星々の光、空き地を照らす街灯の光、槍の鋭い光。様々な光が、静寂が広がる空間で輝いて、その命をゆっくりと瞬かせてレリエル・ヒューゲット(小さな星・e08713)の視界を埋めていく。
 無能な将官の持つ槍の輝きは、確実にレリエルを狙っている。
 ウイングキャットの『プチ』もレリエルの傍で、目の前で槍を振り回すエインヘリアルの動きを注視するも、どうにも手が出せない。
 自分達以外、誰もいないこの場所で、命の輝きは消えてしまう。嫌な汗が流れ落ちた刹那――。
「姉さん!!」
 聞きなれた声にレリエルが戸惑うように視線をさまよわせると、力強く抱き寄せられた体。
 突然の事でレリエルが動揺していると、抱き寄せた張本人である九条・カイム(漂泊の青い羽・e44637)はただただ安堵の息を漏らして、プチにも無事でよかったと言葉を零した。
「おいおい、路地裏で女襲うとかテメェがデウスエクスじゃなくても通報案件だぜ」
「ほんまやねぇ、竜人さんのお顔といい勝負してはるんやないの?」
 レリエルとカイムを背に庇う様に、相馬・竜人(エッシャーの多爾袞・e01889)は鋭い眼光を無能な将官に向け、竜人の横に並んだ清水・湖満(氷雨・e25983)は口元に笑みを浮かべて軽口を叩く。
 そんな軽口に竜人は反応を返すこともせず、ただ自分の表情を隠すように髑髏の仮面で自分の顔を覆う。それは竜人にとって戦闘の合図でもあった。
 湖満はそんな竜人に小さく笑みを零すと、無能な将官はケルベロス達の襲来に強く音がするほど槍を握り絞めて、どうするべきかと思案する。
 だが、ケルベロス達がデウスエクスに思考させるほどの余裕をあたえるわけがなかったのだ。
「おい」
 竜人は低い声でテレビウムを呼ぶ。それに答えるように、テレビウムが顔部分の液晶テレビの映像を変えて、小さな体に似つかわしくない武器を振り上げた。しっかりと竜人の意志を組んで動くテレビウムを横目に、竜人もその手に光の強弓を呼び出して掴む。
 星の光や街灯の光よりもなお明るく、爆ぜ暴れるような輝きの凶暴さは竜人自身を表しているかのようだ。
 凶暴な雷のようなその光に、少しばかり目を細めた湖満は怖い怖いと笑みを浮かべると、右手から斬撃を放つ。
「骸と成って沈め」
 おだやかな声音がより一層得体のしれない恐怖を煽る言葉。
 暴力的な湖満の斬撃はまるで、死神が鎌を持って追いかけるかの如く。ゆらりと蠢く闇をもきっと飲み込んでしまうような死の舞踏。
 竜人と湖満による先制攻撃により、無能な将官は舌打ちを一つ落として、ケルベロス達から数歩距離をとらされた。
「間に合ったみたいだな」
 攻撃を開始する二人の背後にいたレリエルとカイムに、グレイン・シュリーフェン(森狼・e02868)は青空の様な瞳を細めてそう声をかける。
 デウスエクスに襲撃されてしまうとヘリオライダーが予知した事件。下手をしたらケルベロスである自分達の仲間を失ってしまうことになったかもしれず、そうなる前に駆け付けられたのは本当に良かったと、グレインはカイムに抱えられたレリエルを見つめて、胸を撫で下ろした。そして攻撃を開始した竜人と湖満の背を見つめて、グレインも自分が出来る行動を取る為に言葉を紡ぐ。
「風よ、力を貸してくれ」
 グレインの言葉に呼応するかのように、夜風が優しく肌を撫でていく。その力は仲間を護るためのもの。大自然のエレメントに働きかけて引き出した力をグレインは使い、まずは竜人へと護りを固める為の球形を展開させる。
 きっと竜人が敵からの攻撃を庇う様に動くと思ってのことだろう。
「皆……来てくれて、ありがとう……」
「お礼は終わってからゆっくり聞かせくれますやろか?」
 レリエルの言葉に、湖満がおだやかに、だけれども視線は無能な将官に向けたままそう答えた。
 今はまだレリエルの無事が分かっただけの状況で、何も解決していないのだから。
 湖満の漆黒の髪が風にゆらめく様を見つめるレリエルは小さく頷き、カイムの手を借りて立ち上がって、苦虫を噛み潰した表情を浮かべる無能な将官を見つめる。
 何故自分が狙われたのか、本当に自分を殺す予定だったのか、何もかもが分からない現状。
「レリエル、悩んでいる暇はないぜ」
 考え込んでしまったレリエルに、グレインは将官に意識を集中させるように言葉を投げかけた。
 点々と光る明かりの中で、槍を握り絞める無能な将官と睨みあいを続ける竜人と湖満。肌を刺すような殺気が夜特有の空気に混ざり、溶けては消える。
「そう、ですね……」
 グレインの言葉やカイムが自分を呼ぶ声に、レリエルは小さな明かりが灯る世界に深く息を吐いて、2人と睨みあいを続ける無能な将官へとブラックスライムを掲げた。
「カイム……ありがとうね。プチいくよ!」
 さっきまで動揺していたはずのレリエルがプチを伴って、無能な将官に向けてブラックスライムを放つ。プチはそんな主人と共に尻尾を大きく振ってリングを飛ばしていく。
 戦いは始まった。無能な将官が何故ここにいるのか、どうして狙ってきたかなんて、そのうち分かるかもしれない。
 だけれども、今はただ目の前にいる無能な将官を倒すことに集中するのだ。
「レリエル姉さんは、やっぱり強いな……」
 大切な人を守りたい気持ちを強く抱くカイムは、レリエルの背を見つめてからエクトプラズムを使い、レリエルにボディヒーリングを施す。今のところ狙われている可能性が高いのは、きっとレリエルだろうと考えたのかもしれない。
 だが、戦闘が長引いてしまえば、他の仲間にも同じようにボディヒーリングを施そうとカイムは頭の中で次の行動を練っていく。それは他の仲間達もきっと一緒だろう。
 テレビウムに指示を飛ばした竜人や、まるで舞を舞うかのように攻撃する湖満、螺旋の力を纏うグレイン。
 各々がこうして、集まり、無能な将官へと挑む姿はどこか熱く燃えるような気持ちにさせてくれる気がする。
 一気に不利な状況になってしまった無能な将官は、再度舌打ちをして大振りの槍をケルベロス達へと向けていくのだった。

●見守る星
「チッ、邪魔しやがって!!」
 邪魔するもの全てを一掃するかのように、無能な将官はただ槍を振り回す。リーチが長い槍故か、懐に潜り込むのも一苦労なのだろう。
 一進一退。そう思われる状況だが、それでも数多の戦闘経験を積んだケルベロス達のことだ、この戦いに少しずつだが勝算を見出しているはずだ。
 薙ぎ払う様に振るわれる槍に叩き落とされないよう、グレインが螺旋力を帯びた手裏剣を放つ。
「その物騒なもの、好きに使わせねえぜ」
 長さのある槍を持つ手を狙う様にして放たれるグレインの螺旋手裏剣を、無能な将官がうまく避けることができるわけもなく。
 肉を断つ嫌な音が空き地内に響いた。
「真っ赤な花が咲きましたなぁ」
 滴る鮮血が地を濡らす様を湖満が目を細めながら見つめて笑う。湖満の漆黒の瞳は夜を孕み、確実に無能な将官を追い詰める算段を立て始めていた。
 そんな湖満に竜人は仮面の中でにやりと静かに笑って、無能な将官の攻撃を受け止めていく。
 時折明滅する街灯が、夜空の星の光と絡み合い、空き地の暗闇を照らしていく中、最初に狙われていたレリエルも思考の波に揺らされながらも、空を彩る星々のようなオーラを自身の足に籠めて、無能な将官に蹴りこんでいく。
 だが、無能な将官もどうやら逃げることに関しては無能ではないようだったのだ。ケルベロス達の攻撃をいなし、回避行動を繰り返す。
 逃げる算段でもあるつもりなのかもしれない。
「避けることに関しては無能ではないのか……」
 無能な将官の動きに翻弄させる前に手を打たなくてはと、カイムは足止めを掛ける為に圧縮したエクトプラズムで作り出した大きな霊弾を飛ばす。
 まるで流れ星のような霊弾は効果があればいいのだが……。
 カイムの流れ星のようなプラズムキャノンが体を掠めた無能な将官は、再度槍を振るう。煌めく星の光をかき消すような強い光が、無能な将官の持つ槍の先に集まっていく。
 雷光が轟く中、テレビウムに回復のフォローを回させていた竜人の影の矢が無能な将官を射抜く。
 確実に命を奪うような一撃に、無能な将官は苛立ちが更に募り矛先を竜人に向ける。
「これでも喰らえ!」
 吠えるように叫んだ無能な将官は風を切りながら槍を振り下ろす。
 致命傷にはならなくても、大ダメージにはなりえそうな攻撃だ。
「あめぇんだよ」
 仮面の下から覗く低い声。
 竜人がその、雷を纏う槍を自身の体で受け止めていたのだ。盾と矛……この場合は槍だが、強いのはどちらだろうか。
 無能な将官の動きを、竜人は自分の攻撃で誘導して自身を狙わせる。そして、
「言うまでもねえだろうが、しっかりやってくれよ」
「巻き込んでしもうたら、堪忍なぁ」
 鼻で笑った竜人のすぐ傍で、湖満が舞う。
 おだやかに、だけれども確実に急所を狙う湖満の斬撃が無能な将官の体を斬りつけ、赤い花びらを散らせていく。
 暗い夜にまるで映えるような赤は、どこか現実感を奪うようだった。
「無茶なことはするもんじゃないぜ」
 グレインはそんな2人のやり取りに困ったように笑い、瑞々しい緑の蔓の幻想を纏うヒールを施していく。
 少ない人数であってもグレインやカイム、他の仲間達も連携を崩すことがなかった。それ故に、無能な将官は唇を噛みしめ、この状況をいかに抜け出すか視線を彷徨わせていく。
「逃がさないから!」
 逃げ道を見出した無能な将官の背中に、レリエルが容赦なく漆黒の矢を放った。
 こんな場所で、自分を襲ってきたデウスエクスを易々と逃がすわけがない。放っておいても良いことなんてない、きっちり倒さなくてはいけない。
 レリエルは星が見守る中で、しっかりと妖精弓を構え、無能な将官を見つめていた。
 平和を、幸せを壊しにきたエインヘリアルに情けなどかけたりしない。守らなくてはいけないものが、ここにはあるのだ。
 漆黒の矢を受けながらも、なお逃げようとする無能な将官に今度はカイムが嘲笑うかのように言葉を落とす。
「どうせ、俺達ヴァルキュリアにも勝てないから逆らえないように洗脳してたんだろ」
 過去に行っていたエインヘリアルの所業。カイムはそこを突き煽りながら、喰霊刀を無能な将官に突き立てる。
「貴様にくれてやる物など、屈辱の死ぐらいしか無い」
 カイムの喰霊刀から伝わる呪詛が傷口から、ゆっくりと無能な将官の魂を汚染し侵食していく。その痛みとカイムの言葉に、無能な将官は怒りを隠すこともせず、咆哮し逃げる事よりも、目の前で自分の行動を邪魔するものを殲滅することを選んだのだった。

●星屑が歌う夜
「ハッ、ざまぁねぇな」
 もたつく足、威力のない槍の攻撃に、竜人は馬鹿にするように呟いていた。
 無能な将官が槍を持つ手は震え、荒い呼吸がただ空き地に木霊するのをケルベロス達は静かに見つめていた。
「逃げる気力も、攻撃する体力も、もう残っていないようだな」
「ほんまやわぁ、最初の気概はどこいきはったんやろか」
 油断しないように螺旋手裏剣を構えたグレインと口元を袖で隠した湖満が、槍で体を支える無能な将官を見る。
 コンクリートを削る様な音を立て、それでもなお向かおうとする無能な将官にグレインは警戒を崩さず、いつでも攻撃できる態勢を取っていた。
 静かなこんな夜に始まった戦闘の結末を、夜空に点々としている星達が今か今かと、見下ろしている。
「こんなはず、では……」
 弱弱しい無能な将官の言葉が、真っ赤な血と共に落ちていき地面を汚していく。
 決着はもう付いたも同然だ。
 砕けた鎧に次々と滴る血液をレリエルは眺め、そして――。
(「このまま逃がしてしまえば、また同じことが起きてしまう。きっちりと終わらせなくちゃ」)
 二対の妖精弓を再度束ねて、無能な将官へ向ける。つがえられた漆黒の矢は真っ直ぐ揺らぎなく、このエインヘリアルに狙いを定める。
「姉さん」
 心配そうなカイムの声に大丈夫とレリエルは返し、星屑が光を奏でるこの場所で、漆黒の矢を放った。
 すでにひび割れた鎧は呆気なく砕け散り、漆黒の矢は深く深く無能な将官に突き刺さる。
 こうして、無能な将官との戦いは終わったのだった。

 結局のところ、レリエルを狙った理由も何もかもわからないままになってしまったが、無事に倒せたことはなによりで。
「本当にみんな、ありがとう」
 戦闘痕の残る空き地内のヒールを始めていた仲間に、レリエルはプチと一緒に感謝しきれない思いを伝えた。
 グレインは瑞々しい緑の植物を辺りに纏わせたヒールを施しながら、
「倒せてよかったな」
 と笑みを浮かべていた。
「大きな怪我はしてへんやろか?」
「問題ねぇだろ」
「竜人さんは、その人相治したほうがええんやないの?」
 湖満の妙なボケを竜人は無視し、無能な将官の残骸を見下ろし、テレビウムもそれに倣うかのように崩れていく死体を見つめる。
 遠くに聞こえる喧騒がここで起きた戦いをかき消すように思えるほど、各々の気持ちは落ち着いてきていた。
 守りたいものを守る為に、ケルベロス達は戦い続けなくてはいけない。平和な日常を作るにはそれ相応の覚悟がいるのだろう。
 大切な人が無事に傍にいることの安堵感をカイムは感じながら、レリエルとともに周辺にヒールを施して、現場を後にすることにした。
「同じような奴がまた現れないとも限らない。いつかアスガルドゲートに向かう時の為にも、引き続きエインヘリアルには警戒しときましょう」
 立ち去る間際、レリエルは無能な将官がいた場所を少しだけ見つめ、何かしら起こってしまうであろう未来を思い、今一度己の気持ちを引き締めるのだった。

作者:猫鮫樹 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年6月27日
難度:普通
参加:5人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 0
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