●黄金コンビ
ほかに見える町並みとは一線を画した、大きな邸宅。
広々とした中庭を見下ろせる上階の一室には、不穏な人々がたむろしていた。
「ポテチうめぇ」
「うめぇ」
「うめぇわ」
「コーラもうめぇ」
「それな」
「コーラまじうめぇ」
もっしゃもっしゃとポテトチップスを喰らい、ぐびぐびとコーラをペットボトルで喉に流す男たちは――言わずもがなビルシャナさんと信者さんである。
彼らのいる部屋の荒れようはそりゃもうひどかった。
広い床には一面、ポテチの袋が散乱して足の踏み場もない。空いたペットボトルも所構わず放り捨てられているので、歩くのすら憚られる状態だ。
なぜ、そうなったかというと――。
「やっぱポテチとコーラは最強だわ。1日3食いけるよ。てかいくべき」
「ほんとっすねー」
「ポテチも色んな味があるし飽きないっすよねー」
っつーわけである。
1日3食ポテチとコーラ。
それを信条とする鳥さんのせいで、指が油まみれの人たちが発生しちゃったのである。
「あっ、ポテチもうないっすよ」
「1階の倉庫にたくさん備蓄あるから取ってくれば? コーラも冷蔵庫ぎっちぎちに入れてあるから心配せんでええで」
「やったぜぇぇーー!!」
ふぅー、とか騒ぎながら下の階に下りてゆく信者。
どうやら、ジャンクな生活は当分終わりそうもないようです。
●貰いに行きます?
「別に放っといてもいいんじゃないっすか?」
「そんなわけがないだろう」
ぴっ、と挙手してほざきやがったシルフィリアス・セレナーデ(紫の王・e00583)の意見を、ザイフリート王子(エインヘリアルのヘリオライダー)が秒で却下する。
「この事態を放っておいては、ゆくゆくは勢力を拡大するかもしれん。そうなる前にビルシャナを倒してきてくれ」
「勢力が大きくなってもよくないっすか?」
「シルフィリアス、お前は静かにしていろ」
「ふぐー!」
口答えしてくるシルフィリアスとかいう奴の口にガムテをはっつけると、王子はせいせいとした顔を猟犬たちに振り向けた。
「現場の邸宅には10人ほど信者がいるが、奴らは偏食の危険性でも説いてやれば目を覚ますだろう。あるいはポテチとコーラに飽きているだろう点を突き、別の食い物を推してやるといいかもしれん。口が脂っこくなっていそうだからさっぱりした物がよさそうだな」
「むぐー。んぐぐぐー」
「何を言っているかわからん。聞く気もないぞ」
「むむむーー!!」
口を塞がれて人質みたいになってるシルフィリアスを横へ押しやりながら、王子がヘリポート上で待機している自身のヘリオンを示す。
「準備ができたならば乗ってくれ。私が現場まで送り届ける。ちなみにビルシャナの邸宅には数年分はありそうな量のポテチとコーラが貯蔵されているらしいから、そいつはお前たちで自由に処理してくれ」
「――ぷはっ! 任せるっすー!」
一気にガムテを剥がしたシルフィリアスが、俄然やる気になった顔を見せる。
かくして、猟犬たちはヤベェ量のポテチとコーラを回収しに向かうのだった。
参加者 | |
---|---|
ローレライ・ウィッシュスター(白羊の盾・e00352) |
シルフィリアス・セレナーデ(紫の王・e00583) |
シフカ・ヴェルランド(血濡れの白鳥・e11532) |
栗山・理弥(見た目は子供気分は大人・e35298) |
アリャリァリャ・ロートクロム(悪食・e35846) |
●疑惑
周囲を圧倒するような、豪勢な邸宅。
その広々とした建物の1階に、歓呼の声が響いていた。
「ヒャハーッ!! 新鮮ナポテチダ! コーラもたんまりあルゾ~!」
「こうもたくさん並んでると壮観ね……!」
アリャリァリャ・ロートクロム(悪食・e35846)とローレライ・ウィッシュスター(白羊の盾・e00352)である。
現着するなり貯蔵庫にまっしぐらした2人は、買いだめされたポテチを見て大興奮の真っ最中だった。ローレライは棚に陳列されたポテチの銘柄やフレーバーを見てウキウキしているし、アリャリァリャなんて棚にダイブしている。
「こレガ食べ放題……」
「今から胸が躍るわね! チョコやクッキーも持ってきたから、あとでお菓子パーティーしましょ!」
両手にポテチ持ってニッコリするローレライの足元で、シュテルネ(テレビウム)がコンビニ袋を掲げる。戦闘準備はバッチリだ。
あまりにバッチリなので、栗山・理弥(見た目は子供気分は大人・e35298)も遠巻きに静観するしかなかった。
「完全に遊んでるノリだよな……いちおう敵の懐だと思うんだが」
「まあ敵とはいえビルシャナですからね」
同じく静観していたシフカ・ヴェルランド(血濡れの白鳥・e11532)が表情ひとつ変えずに言い放つ。
言葉の順番間違ってない? 前後するだけで意味がだいぶ違うよ?
「しかしこの家もビルシャナの教義も、あまりに不健康過ぎますね。これは教育が必要ですか……」
ポテチ海を見渡して大きなため息をつくシフカ。彼女は人生の70%をかけるほどの野菜好きだ。ポテチ生活など許せるわけがなかった。
「てかこんないい家に住んでるのになんで毎食ポテチで済まそうとするんだろうな。良いもの食べ放題だろ……」
理弥の口からもため息しか零れない。
「ま、ここでポテチ眺めててもしょうがないし上に行くか」
「そうですね。ほら2人とも、今は引きあげましょう」
「仕方ネー……」
「お仕事しましょうか……」
理弥とシフカに諫められ、足取り重く上階へ向かうアリャリァリャ&ローレライ。
大きな階段を上り、上り――。
信者たちがいると思しき部屋に、着く。
「そこまでだ!」
「偏食はダメよ、あなたたち!」
理弥とローレライが、バァン、と扉を押し開ける。
するとそこには!
「ポテチさえあれば生きていけるっすよねー」
「よくわかっているな新入り!」
「ほらこれもお食べ」
「いただくっすー」
鳥さんと信者たちとわいわいポテチ食ってるシルフィリアス・セレナーデ(紫の王・e00583)がいた。
予知にいた三下口調はもしかしておまえなのか。
そう思えるぐらいは溶けこんでいるシルフィリアスさんでした。
●4対1
ところで部屋の状態はひどいものだった。
予め聞かされていたとはいえ、ポテチ袋が床を埋め尽くす光景は本当にひどい。歩けばガサガサと空き袋が鳴るのだからシフカもため息をつくしかなかった。
「毎食ポテチなのですか? それはいけません」
「え、別によくね? うまいし」
「うまいしね」
「いいと思うっす」
忠告にもまるで悪びれない鳥と信者とシルフィリアス。
「あいつ普通に鳥側についてるな……」
「シフカさんに怒られないかしら……」
「ケルベロスなのニ不届きダナ!」
ひそひそと話す理弥とシフカとアリャリァリャ。ところで直近で似たようなことしたアリャリァリャさんが言うのは不届きである。
鳥たちは注意してきたシフカにあーだこーだと反論した。
だがシフカはそのすべてを聞き流し、毅然と彼らの説得を始めた。
「野菜です。野菜を食べるのです」
「えー野菜?」
「食指が伸びんよぉ……」
「ていうかポテチは野菜っすよ」
鳥たちがあからさまに萎える中、ポテチぱりぱりしながら抗うシルフィリアス。
「ポテチはじゃがいもっす、つまり野菜っす。野菜は健康的っすからいくら食べても問題はないっす、国によってはジャガイモだけ食べてるとこもあるっす。つまりポテチだけで十分っす」
「ふむ確かに……」
「そういやジャガイモだから野菜っぽいですよね」
「何を言ってるんですか」
シルフィリアスの論に同調した信者たちを、一言で押しこむシフカ。
「ポテチだって野菜? ええそうでしょう。でもポテトから得られる栄養だけでは身体が持ちません。半年もしない内に体調を崩して入院することになるでしょう」
「えっ……」
「いやいやそんな……えっ?」
はじめは一笑に付す信者たちだった。だがシフカがじっとマジ顔を崩さないので次第に不安に陥り、嘘ですよねと言わんばかりにシフカに訴えるような目を向ける。
しかしシフカはそっと目を逸らす。
その代わりに、ローレライがそーっと横から顔を出してきた。
「あの、これはガチでマジな話なんだけれど。あなた達そのままだと死んじゃうのよ?」
「死……ぬ……?」
「いやいやそんな……えっ?」
さっきとほぼ同じリアクションを見せる信者たち。だが手に取っていたポテチをぽろりと落とした者もいるのを見るに、ショックは大きくなっていそうだ。
「このボードを見てちょうだい!」
どんっ、とスケブサイズのボードを出すローレライ。
そこには何やら不穏なグラフが載っていた。
「肥満による死亡リスクが書いてあるのだけど、楽には死ねないわよ? その生活をしていて、あなた達何キロ太ったかしら?」
「うっ……!」
「量ってはないけど結構丸くなった気が……」
腹回りや顎らへんを触る男たち。
だが鳥とシルフィリアスは敢然と、ポテチは体に悪い論に立ち向かった。
「別に全員が太ったり死んだりするとは限らないでしょ!」
「そうっす! 印象操作はやめるっす! 悪いと言うなら証拠を出すっす!」
「証拠ね……理弥さん、お願い」
「ああ。わかった」
目を閉じて首を振るローレライに促され、入れ替わる理弥。
スマホを弄りながら出てきたドワーフは調べものを終えると顔を上げた。
そして重々しく、言った。
「ポテチ1袋約330キロカロリー以上だってさ。2時間ウォーキングしてやっと消費できるカロリーだな……」
「2時間、だと……?」
「たった1袋で……?」
「砂糖、塩、化学調味料なんかのせいで中毒性もあるしな。中毒症状になると気持ち悪くなるまで食べてもやめられなかったり食べないとイライラしたりってこともあるらしい……」
「うそぉ……」
「さらに発がん性物質が含まれてるって話もある」
「ふあっ!?」
理弥の話を聞いてどんどん沈んでいた信者たちが、バッと顔を上げた。
あまりに衝撃的だったのだ。ぱりぽり食ってたポテチにそれほどの危険性が潜んでいるなどと考えるはずもない。
しかも理弥くんによるプレゼンはそれだけに留まらなかった。
「あとコーラな、なんと500ミリリットルで角砂糖16個分の砂糖入ってるんだと。1リットルなら32個分だ。怖いよな~角砂糖がぶがぶ飲んでるって……」
「16個!?」
「そんなん漫画アニメの世界じゃないんか……」
「コーラで歯が溶けるってあながち間違いでもなくてさ、元々酸性が強い上に多量に含まれる糖分で虫歯になる可能性が高いんだよ。その様子だといちいち歯磨きとかしてないだろうし……つまり、未来はこんな感じだな!」
「ぎゃあああーーーー!!?」
不意に理弥が披露したスケッチ(歯が真っ黒なでっぷりさん)を見てしまった信者が、目を覆って悲鳴をあげる。
最高の感触に心中で笑う理弥。
が、同時に安堵の息もつく。
(「よかった、コーラ飲んでなくて……」)
甘いもの嫌いで本当によかった――と誰にでもなく感謝する理弥くんだった。
機を計って再び割り込んできたローレライが、またもかぶりを振る。
「食べたり飲んだりしてもいいけれど、やっぱり食べたら運動しないと痛い目に遭うわ。ああ、可哀想……! 治療は大変だし、お金はかかる。待っているのは地獄なのよ!」
「馬鹿な……」
「ポテチは食うべきじゃないんか……」
「残念ながらね……それとこれとは話が別だけど、みかん食べる?」
「え、みかん?」
「健康的っぽいな……」
温かい笑みとともに唐突な蜜柑を繰り出すローレライ。ポテチよりよほど健康的に見えるそれに信者たちもふらふらと惹かれてゆく。
「これも食べますか?」
そこへ、大きなお盆を持って現れるシフカ。
並んでいるのは――ほかほかと湯気をあげる野菜料理の数々。
「ピーマンの肉詰めや茄子の煮浸し、ニンジンと大根のきんぴら、ゴーヤチャンプル、トマトスープを用意しました。さあこれを食べて健康的食事の素晴らしさと美味しさに気づくのです。野菜を食べるのです……」
「野菜……!」
「おぉ、ヘルシー……」
まるで神でも見るかのように、シフカを見上げる信者たち。
死に瀕した(ような気になってる)彼らに、野菜の誘惑を断つ精神力は残っていなかった。
1人また1人と、導かれるまま野菜料理に飛びついてゆく。
鳥とシルフィリアスは慌てて止めに入った。
「待って!? 騙されてるよみんな!?」
「そうっす! これはあちしらにポテチを食べさせまいとする罠っす!」
「え、罠?」
「本当に……? ポテチ食ってもいいの……?」
数人の信者たちが迷いを見せる。
しかし、そこで彼らに最後の一撃を放つのはアリャリァリャだ。
「ポテチはおいしい。美味しいモノは体にイイ。当たり前ダナ。ポテチを毎日たくさん食べレバポテチにだってなれル!」
「そう、やっぱりポテチはおいし……え?」
「ポテチになる?」
何を言ってるのか、と怪訝そうにアリャリァリャを見る信者たち。
対するアリャリァリャは頭に『?』を浮かべながら首を傾げる。
「……知らなかっタノカ? ホラ、もう指先からポテチ味になってテきてルころじゃあネーカナ? 下の貯蔵庫ニハ元人間がコーンナニたくさんいたゾ!」
1階からかっぱらってきたポテチをばら撒くアリャリァリャ。
どさどさと落ちるそれらを見た信者たちはフリーズした。
「な、何を言ってるんだ……?」
「元人間……?」
「教祖はポテチ化しタキサマラを食べまくっテ、最強のポテチを目指してルんダナ! 最強のポテチ……楽しみダナ!」
「俺らを食べる!?」
「ぶくぶくと太らせていた……のか!?
「ちょっと待って。え。ちょっと待って?」
恐ろしい策謀の存在にぶるりと戦慄する信者たち。そしてとんでもねー冤罪かぶせられてる状況に意味がわからねー鳥さん。
そしてそこまでやっといて、我関せずで茶碗かちゃかちゃしてるアリャリァリャ。
「まあ、とは言えソレばっかじゃあ体に負担もかかルカラナ。お腹にやさしイお茶漬けくらい食べた方がイイナ。かんたんジャガバター茶漬け食うカ?」
ポテチかけたご飯にコーラ注いでバター乗っけたブツを勧めるアリャリァリャ。もちろん信者たちはそれどころじゃねーので無反応だった。
「ポテチ食ったらポテチに……!」
「食えねぇ……食えねぇよォ!」
「いや大丈夫だよ? そんなことないよ?」
「そうっす大丈夫っす。ポテチで手が汚さないように、手が汚れないポテチ用トングで食べればふぐーーっ!!?」
改心した信者たちを鳥と一緒に引き戻そうとするシルフィリアスが、自身の異形化した髪の毛に口を塞がれる。
「むぐぐー!」
「ちょ、なんで俺まで!?」
猿轡かまされた状態のシルフィリアスは必死にもがくが、ボコボコに殴ってくる髪に抗うことはできなかった。抗うどころか守るべき教祖すらボコボコに殴られた。
「今よ! 私たちもボコボコ殴るのよ!」
「そうだな。そうしとくか」
「世は無情ダカラナ……」
「生きてても害しかないですしね」
「ぐあーーっ!?」
ローレライの合図をきっかけに始まる集中攻撃。
ポテチばっか食って不健康でしたからね、そりゃ秒で事は済みましたよ。
●ポテチだ!
「それじゃあお仕事も成功したことだし!」
「ポテチパーリーだナ!!」
家主の鳥さんが消滅し、正気に戻った信者たちも去っていった部屋の中で、ローレライとアリャリァリャがコーラのペットボトルで乾杯する。
さながら、家呑みだった。
人の家で人が買ってた物を食べているんだけど、家呑みのテンションでしたよ。
「ポテチはやっぱりコンソメに限るのよね! 異論はもちろん認めるわよ!」
「これダケあレバ三日はおかずに困らネーナ!」
ばりばりと袋を開けてポテチを豪快に食べるローレライ。大好きなコンソメ味を音たてて頬張っているその顔はとにかく幸せそうである。目の前にいるアリャリァリャがポテチを「アーン!」とか言って袋ごと喰らってる事実にも気づかないぐらいです。
一方、シルフィリアスも無限(ともいえる大量の)ポテチに夢中だ。
「ポテチ食べ放題っすー。大変な仕事をこなした甲斐があるっすねー」
「おまえはほとんど働いてなかった気がするんだが……」
「何言ってるっすか。あれっす。鳥を油断させる作戦っすよ。獅子身中の虫っす」
「いや完全に向こうの味方してただろ!」
まったく悪びれずポテチぱりぱり食ってるシルフィリアスに浴びせられる、理弥くんのキレのあるツッコミ。
だがそれでもシルフィリアスは反省する空気もない。
むしろ袋を開けてポテチを貪るスピードは増すばかりだ。鳥と一緒になって普通にポテチ食いまくってたのに飽きる兆しもない。まるで今までの時間がなかったかのように新鮮な気持ちで食っている。ポテチ好きすぎるやろ。
横からじっと見ていたシフカは、ついに口をひらいた。
「シルフィリアスさん。ローレライさんや栗山さんの話を聞いてなかったんですか? ポテチばかりを食べていては体に悪いですよ」
「大丈夫っす。だって野菜っすよ?」
「いやだからポテトだけじゃダメって言ったじゃないですか。野菜を食べるのです」
すっ、と茄子の煮浸しを差し出すシフカ。
シルフィリアスはそれを一瞥して――。
「大丈夫っす」
押し戻した。
シフカはふぅとため息をついて、腕に巻いていた鎖を解いた。
それからおもっくそシルフィリアスの脚に巻きつけたァ!
「な、何するっすかー!?」
「言っても聞かないなら実力行使するまでです」
「や、やめるっすーーー!!?」
じたばた、と脚を絡められた状態でもがくシルフィリアス。本日のこの人は口塞がれたり拘束されたりしかしてないのではないか。
「抵抗しないで下さい。これ以上暴れるなら口移しで食べさせますよ」
「助けてっす! 誰か助けてっすーー!!」
「そういやまだまだ貯蔵庫にはポテチあるよな。せっかくだから5袋ぐらい貰っておくか。たまに食う分には問題ないだろうし……」(理弥くん)
「あ、そうね! 私も3ケースづつお持ち帰りしたいわ!」(ローレライ)
「ウチも確保するゾ! 残しテモ仕方ネーしナ!」(アリャリァリャ)
「誰も助けてくれないっす!!?」
いそいそと階下へ向かう仲間たちに置き去りにされるシルフィリアス。
その後彼女がどうなったかは、本人とシフカしか知らないですね。
作者:星垣えん |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
公開:2020年6月27日
難度:普通
参加:5人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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