月下の狼士

作者:紫村雪乃


 それは降り続いた雨が止んだ夜のことであった。
 重く垂れ込めていた雨雲は去り、銀色に煌と月が輝いている。
「あれはーー」
 男が目を眇めた。
 若者だ。が、人間ではなかった。
 サファイアのように鮮やかな蒼い毛に全身覆われているし、獣耳の下の目は紅玉のように赤く光っていた。
 狼のウェアライダー。彼の名はデュオゼルガ・フェーリル(月をも砕く蒼狼拳士・e61862)といった。
 彼の眼差しの先。月を背に、一人の男が立っている。
 男もまた人間ではなかった。デュオゼルガと同じ狼のウェアライダーであった。
「ーー父さん」
 思わずといった様子でデュオゼルガは声をもらした。
 忘れもしない。デュオゼルガの記憶にある父のガルムゼノン・フェーリルに男はそっくりであった。他人のそら似というには、あまりに似すぎている。右目が糸のように閉じられているのも同じであった。
「父さん」
 もう一度デュオゼルガは呼びかけた。が、男はこたえない。代わりに男はニヤリとした。
「死んでもらうぞ」


「デュオゼルガ・フェーリルさんが、宿敵であるデウスエクスの襲撃を受けることが予知されました」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)がいった。といっても、正確にはデウスエクスというわけではない。死神にサルベージされたウェアライダーであった。
「急いで連絡を取ろうとしたのですが、連絡をつけることは出来ませんでした。一刻の猶予もありません。彼女が無事なうちに救援に向かってください」
「宿敵はどんな相手なの?」
 豪奢な肉体を半ばまでさらした凄艶な女が問うた。和泉・香蓮(サキュバスの鹵獲術士・en0013)である。
「名前はガルムゼノン・フェーリル。ウェアライダーです。当然ウェアライダーのグラビティを使用します。さらにはバトルオーラのグラビティも。威力は絶大です」
「けれど誰かが助けにいかなくては」
 香蓮はケルベロスたちを見回した。
「デュオゼルガさんを救い、ウェアライダーを撃破してちょうだい」


参加者
リィン・シェンファ(蒼き焔纏いし防人・e03506)
ルーク・アルカード(白麗・e04248)
ランドルフ・シュマイザー(白銀のスマイルキーパー・e14490)
ユーシス・ボールドウィン(夜霧の竜語魔導士・e32288)
牙国・蒼志(蒼穹の龍・e44940)
デュオゼルガ・フェーリル(月をも砕く蒼狼拳士・e61862)
ジークリット・ヴォルフガング(人狼の傭兵騎士・e63164)
石狩・和人(静かに燃える急尾の猛狐・e64650)

■リプレイ


 冴え冴えとした月光を浴びて番犬達は駆けていた。
 闇の奥。そこに仲間の姿を求め、リィン・シェンファ(蒼き焔纏いし防人・e03506)は目を凝らした。
「死神め。また随分な事をやってくれたな。穏やかな眠りを妨げ更に卑劣な真似をとは!」
 シュシュを解き、それを使ってリィンは鮮やかな蒼髪をポニーテールに結った。リィンの目の炎が消え、氷河の如き蒼光に変わる。刃たる者の瞳だ。
「やらず雨のような月時雨が止めば美しい月夜の晩、か」
 浅黒い肌の女が金色の瞳を上げた。名をジークリット・ヴォルフガング(人狼の傭兵騎士・e63164)というのだが、この女はリィンと違って人間ではなかった。狼のウェアライダーなのである。
 瞳に銀色に煌めく月を映し、ジークリットはいった。
「狂月病に煩われる事が無くなった故、このまま月見酒と行きたいがそうも言っておれん。このような夜こそ死神、そしてサルベージされた者が好む夜故な」
「やれやれ」
 飛ぶように疾走しつつ、ユーシス・ボールドウィン(夜霧の竜語魔導士・e32288)は、ビキニのような毛皮から覗く艶めかしいといっていい肩をすくめてみせた。
「子どものしつけにしては、ちょっと激しすぎない? 他所の家の教育方針には口出ししないけど、相手が死神にサルベージされてちゃ知らんぷりできないわね」
 狐の相貌に苦笑を浮かべると、
「遅れたせいで主役がパパの目の前でおねんねじゃあ、しまらないでしょ。さ、急ぐわよ」
 仲間を促し、ユーシスは足を速めた。同じく足を速めた、頬に無残な傷痕のあるウェアライダーが憤怒に牙を軋らせた。
「親が子供を殺すのか! そんなこと、させない。させてなるものか!」
 ウェアライダーーー牙国・蒼志(蒼穹の龍・e44940)は血を吐くような声をもらした。
 彼には子がある。息子だ。彼の頬に傷をつけたのは、誰あろう、その息子であった。が、蒼志は息子を見捨てなかった。
「私がーー私たちが許さない」

「死神にサルベージされた者は肉体を奪われデウスエクスとなる。わかっちゃいる、けど……」
 よろり、と。まるで幼子がすがりつくようにデュオゼルガ・フェーリル(月をも砕く蒼狼拳士・e61862)は月下の蒼狼ーーガルムゼノン・フェーリルに歩み寄っていった。
 刹那である。雷に撃たれたようにデュオゼルガは跳び退った。一瞬後、彼のいた空間を銀光が薙いで過ぎる。
「ほう」
 ガルムゼノンが声をもらした。そして刃のような爪を濡らす血に視線を落とした。
「俺の一撃を躱すとは」
 ガルムゼノンが苦く笑った。
「遊びはおしまいだ。死んでもらうぞ」
「父さん。どうしても、やるしかないのか」
 デュオゼルガがすうとかまえをとった。そして決然たる瞳をガルムゼノンにむけた。
「俺は…番犬だ! 降魔拳士のデュオゼルガだッ! 死神よ! 父さんの身体を返してもらうぞ!」
 デュオゼルガが踏み込んだ。ドオン、と落雷の如き轟音を発して足が地を穿つ。放つ拳はすでに獣化を終えており、岩すら砕く威力が秘められていた。
 がーー。
 ガルムゼノンは無造作とも思える仕草でデュオゼルガの拳を左手ではじいた。そして懐に飛び込んで来たデュオゼルガの腹に拳をぶち込んだ。それが余りに強力で、デュオゼルガは流血と共によろめく。続く蹴りで傷を一層深められ、デュオゼルガは意識を朦朧とさせた。
「つまらんな」
 嘲るようにガルムゼノンは拳を振り上げた。
 刹那である。
「ゼル、大丈夫か」
 月下に声が通る。
 疾駆する石狩・和人(静かに燃える急尾の猛狐・e64650)が、敢えて自身の存在を識らせるように言葉を投げたのだ。狐のウェアライダーである彼はデュオゼルガの親友であった。
 ガルムゼノンの手が一瞬止まる。いや、とめられた。その腕に蔦がからみついている。ユーシスの手からそれはのびていた。
 と、それを逃さず閃光が奔った。それはランドルフ・シュマイザー(白銀のスマイルキーパー・e14490)の射撃。直撃を受けてガルムゼノンはわずかによろめいた。


「お涙頂戴で終ってくれりゃあコッチも楽でいいが……どうやら現実ってえのはソコまで甘くねえらしいな」
 ランドルフがごちた。
「待たせたな!」
 孤峰に積もる雪の如き白狼のウェアライダーが声をかけた。ルーク・アルカード(白麗・e04248)である。
「デュオゼルガ、大丈夫か?」
「あ、ああ」
 頭を振って意識を鮮明にし、よろよろとデュオゼルガは立ち上がった。リィンがほっと胸を撫でおろす。
「間に合ったみたいだな。今治療をする 」
 幻想的に輝く弓をかまえ、リィンは矢をつがえた。矢には妖精による祝福と癒やしの力が込められている。
 リィンの放った矢がデュオゼルガに身に吸い込まれた。解放された癒やしの力がデュオゼルガの肉体を再生する。
 最前に立つ蒼志は、その時、訝しげに目を眇めた。ガルムゼノンに対して違和感を覚えたのだ。
 どこかであったようなーー。
 まるで前世でつながりがあったような、それはどこか懐かしい感覚であった。もしかしたら武人としての同血の疼きであったかもしれない。
「もし別の出会いだったら……。俺たち、親友でいられたのかもしれないな」
 我知らず、蒼志は呟いていた。
「それにしてもパパさん」
 ユーシスが口を開いた。嘲弄するような、挑むような眼差しをガルムゼノンにむける。
「折角のご対面なんだし、いきなり死んでもらうぞ、はないんじゃない? 親より先に息子が先立つなんて、親不孝の極みじゃないの? あ……パパさんサルベージされてたんだっけ」
「よく喋る」
 ガルムゼノンは嘲るように口をゆがめた。
「俺は喋るのは苦手でな。語り合うならーー」
 ガルムゼノンが拳を突き出した。空間そのものを打ち砕くかのような突き。迸り出た拳圧を受け、ユーシスは地を足で削りながら後退した。
「な、なんて拳圧なの」
 口から血を滴らせ、ユーシスは呻いた。
「死神にサルベージされた父親…か」
 デュオゼルガの傍ら。まるで恋人のように寄り添った和人がガルムゼノンを見つめた。
 和人はデュオゼルガに視線を転じると、
「俺は家族を護れなかったからな、大切な人であるキミまで失いたくないんだ。俺も頑張るからさ。一緒にガルムゼノンさんを助けよう…!」
「ああ。わかった、和人」
 頷きはしたものの、デュオゼルガの胸の内は複雑であった。
 父はすでに死んでいる。助けるということは、死神から解放するということだ。それは、すなわち父を斃すということを意味していた。
「ゼル…。大丈夫だ、俺が一緒にいるから……!」
 和人がデュオゼルガの肩をつかんだ。
「俺、キミの悲しみがわかるから…。キミが俺を助けてくれたように、俺もキミの力になりたい…! 俺に…キミを護らせてくれ」
「和人」
 デュオゼルガの目に光がやどった。
「ゼル、行こう…! 俺の力は、キミの為に振るう!」
「ああ」
 デュオゼルガは鋭くガルムゼノンを見据えた。


「…できるな」
 ジークリットはゾディアックソードを抜き払った。刃をあわせるまでもなく、ガルムゼノンが恐るべき使い手であることが彼女にはわかった。
「我が名はジークリット・ヴォルフガング。一介の剣士として参らせてもらう」
 一瞬で間合いをつめると、ジークリットは斬り下げた。瞬時にして、彼女はガルムゼノンの弱点を見抜いている。防御の隙間をつくようにジークリットの刃がガルムゼノンの身体を切り裂いた。
 続いたのはルークだ。無造作に踏み込む。
「あまいな」
 ガルムゼノンがルークの顔面を拳で打ち抜く。
「なにっ!」
 愕然たる声は、しかしガルムゼノンの口から発せられた。拳に手応えがまるでなかったのである。
 幻!
 そうガルムゼノンが悟った刹那である。
「あまいな」
 ルークの声が響き、凄まじい衝撃がガルムゼノンの背を襲った。
 影遁・暗夜之攻。分身を使い、敵の背後をとるルークの必殺技であった。
 直後、炸裂した破壊的熱量にルークが吹き飛んだ。身をひねりざまに放たれたガルムゼノンの闘気の塊がルークの体を撃ち抜いたのだった。
「守られなければ戦えんか!」
 ガルムゼノンが地を蹴った。疾風の速さでデュオゼルガに肉薄ーー。
 ばらまかれた弾丸が地を穿った。ガルムゼノンが跳び退る。
「違う!」
 拳銃を手に和人が叫んだ。
「俺たちは仲間だ。だから一緒に戦うんだ」
「仲間か。だからお前たちは弱い!」
 ガルムゼノンが気の弾丸を放った。案山子のように佇むデュオゼルガの前に蒼志が飛び出す。
 炸裂。
 破壊的エネルギーの余波を撒き散らしながら、デュオゼルガを庇った蒼志が後退った。
「いいや、だから強いんだ!」
 蒼志は告げた。


 蒼志がバスタードソードでガルムゼノンの腕を狙ったが、それはむなしく空をうった。
「さすがは」
 リィンは感嘆ともいえる声をもらした。
 同種の戦いと、一歩退いて観察していた彼女だからこそわかる。ガルムゼノンの強さが。
「故に」
 リィンは剣を地に突き刺した。
 刹那だ。地に輝く星座が現出した。細胞を賦活化させるそれは守護魔法陣である。
「護りは任せろ」
 リィンは叫んだ。それは剣風の如く鋭く仲間たちの背を押す。
「任せろだと」
 嘲笑うガルムが蒼志を殴り飛ばす。が、その背がはじけた。和人の速撃ちだ。
 その瞬間、ルークの刃が呪詛をのせて疾った。ガルムゼノンが左腕の爪ではじく。のみか、ガルムゼノンの右の拳が凄まじいまでの速度で開いたルークの腹にぶち込まれた。
「ぐあっ!」
 血反吐を吐き、ルークは吹き飛んだ。地をはね、ビルの壁面に激突。コンクリートの砕片をばらまきつつ、崩折れた。
「やめろ!」
 デュオゼルガの脚が刃の鋭さをもってはねあがった。が、平然とガルムゼノンが脚で受け止める。
「この期に及んでも、まだあまい奴よな、お前は」
「デュオゼルガ、どけ!」
 ランドルフが叫んだ。流星の如く、飛翔。規格外の重さを秘めた蹴りをガルムゼノンにぶち込む。
 地に舞い降りた彼は、再びデュオゼルガに向かって叫んだ。いや、怒鳴った。
「びびってんじゃねえッ! 所詮死神、中身は別モンだ! とっとと倒さねえとテメエの父親が浮かばれねえぞ!」
「できるか、その坊やに」
 嘲笑うガルムゼノンの拳から放たれた闘気がランドルフを貫く。
 直後、ジークリットの脚が光の尾をひきながら疾った。が、ガルムゼノンが身を反転させて躱す。降り立ったジークリットは地を滑るようにして距離をとった。
 同時、輝く剣を携えてユーシスが肉迫する。さすがのガルムゼノンも続けて躱すことは不可能であった。
「あなたは強い。なら坊やも同じよ」
 ユーシスの光剣がガルムゼノンを斬り下げた。


「なるほど。お友達だけはたいしたものらしいな」
 ガルムゼノンが不敵に笑った。その眼前、リィンは矢を放ち、仲間を癒やしている。
「やはり邪魔だな」
 ガルムゼノンが気弾を放った。さらに肉薄。
「まだだ。とどめを刺してやる」
 ガルムゼノンが拳を振り上げーー跳び退った。ばらまかれた弾丸がガルムゼノンの眼前の空間を撃ち砕いたからだ。
「そうはさせない!」
 和人が叫んだ。
「ちいっ」
 ガルムゼノンの顔にあせりの色が滲んだ。
「ならば一撃で打ち砕いてくれる」
 凄絶の闘気を放ちつつ、ガルムゼノンは歩み出した。
 待ち受けていたように、ユーシスの手の上の漆黒の粘塊が巨大な顎門となって襲う。が、ガルムゼノンが腕の一振りで打ち砕いた。
 さらにガルムゼノンは拳を叩きつけた。ユーシスにーーいや、彼女を庇った蒼志に。
「わかってるぜ。必死なんだろ」
 ルークが血笑を浮かべた。その手から迸り出た漆黒の顎門がガルムゼノンに喰らいつく。
「剣に宿りし星辰よ。邪悪なる満月の加護を打ち払え!ゾディアック・ブレイク!」
 叫びとともに、豪宕の一撃がガルムゼノンの背で炸裂した。ジークリットの星剣の一閃である。
 その一撃のあまりの重さに、さすがによろめいて地に手をつくガルムゼノン。が、呻きながらも、起き上がりざまに反撃の拳を繰り出し、ガルムゼノンはジークリットを叩き伏せた。
「群れるしか知らぬ野良犬ども。よくもやってくれたな」
 憤怒と激痛に顔をゆがめ、彼は倒れたジークリットの背をむんずと踏みつけた。
「待て!」
 絶叫が響いた。
 じろりとガルムゼノンが見やる。はっとしてケルベロスたちが目をむける。彼らの視線の先、デュオゼルガの姿があった。
「……迷子の坊やが何の用だ?」
「坊やじゃない。彼はデュオゼルガだ!」
 リィンがいった。そして魂切るような声を送った。
「眠りを冒涜され苦しむ父親の魂と尊厳、お前の手で枷から解き放てぇっ!」
「デュオゼルガ!過去からの因縁に終りをくれてやれ! 叩き込め! 未来を掴んで握った拳をッ!」
 ランドルフもまた叫んだ。
「うん?」
 ガルムゼノンの目が訝しげに細められた。デュオゼルガから放たれる悽愴の闘気が先ほどまでとは違うことに気づいたのである。
「ほう。それが貴様の本気か?」
「ああ。ここで負けるわけには…いかねェんだッ!」
 デュオゼルガは疾った。ガルムゼノンもまた。
「これは俺の…決意の一撃だ! 狼牙…氷爆拳ッ!」
 経絡をめぐったグラビティを熱量変換。極低温の凍気をまとわせた拳をデュオゼルガはガルムゼノンにぶち込んだ。
 それは、デュオゼルガがかつて父から継承した拳であった。その拳をむけるのも、また父である。デュオゼルガが撃ち抜こうしているのは残酷な運命であったかも知れなかった。


「このガルムゼノンを斃すとは……」
 ガルムゼノンはニヤリと笑った。
「強くなったな。それでこそーー」
 月光を浴びてガルムゼノンが倒れた。父を斃したーーその事実に茫然自失となっていたデュオゼルガがようやく我に返る。
「父さん、父さん……っ」
 デュオゼルガはガルムゼノンに駆け寄った。
「俺…父さんを護れなくて…ダメな息子で…ゴメン……」
 デュオゼルガはうなだれた。その手には、父の首にかかっていたペンダントが握られている。デュオゼルガの震える肩を優しく蒼志がつかんだ。
「泣きたいなら泣けばいいんだ。たくさん泣いて、父親を想えばいい。それがきっと……弔いになるさ」
「くっ」
 デュオゼルガの目から涙が零れ落ちた。とめどもなくあふれるそれが、ガルムゼノンの安らかな死に顔にポタリとおちる。
 おおおおお。
 デュオゼルガはひしりあげるような遠吠えをあげた。それは魂の慟哭のように、月下に響き渡った。
 その月を仰ぎ見ているのはジークリットである。
 月も独り。そっとデュオゼルガを見守っていてくれるだろう。
 そしてランドルフも思う。師匠が戻って来たとしたなら、はたして俺はCoolでいられるだろうか、と。
「いくか」
 そっと花を捧げ、リィンは背を返した。
 花は闇に鮮やかな紫のペチュニア。花言葉は心の安らぎ、そして追憶であった。

作者:紫村雪乃 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年6月25日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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