一本橋の攻防

作者:baron

 ケルベロスが町を捜索するのは良くあることだ。
 誰かに頼まれたり、何らかのインスピレーションを得ていたりと理由は様々だが。
「この辺りならば戦い易そうでございます。戦いが無いのが一番ですが」
 テレサ・コール(黒白の双輪・e04242)は町に掛かった橋を渡っていた。
 そこは街はずれにある下町で、よく見かける廃棄家電型ダモクレスや7mサイズのダモクレスが侵攻してきそうな場所だった。
 大きな戦いのあった大都市にも程近く、見て回るにはちょうど良い場所だろうか。
「っ被弾!? 襲撃にございますか? いえ、この射撃はむしろ町側のはず」
 橋の周囲に誰も居ないこともあり、テレサは一息ついていた。
 油断と言えば油断だが、デウスエクスはグラビティ収集の為に人が居る時を狙うはず。
 まさか自分が狙われる対象などとは思わなかったのだ。
「一度、逃走を……いえ、あの位置からですと厳しいでございますね」
『思考回路測定。ターゲットロック』
 受けた傷から逆算して敵を見つけたが、橋に面したちょっとしたアパートの屋上だった。
 7mサイズの敵と戦う時なら足場にするのにちょうど良いと言わんばかりの位置だ。
 高すぎず低すぎず、こちらが逃げても隠れても狙える射角。
「橋の上に障害物無し。全力疾走可能……ですが狙い易いともいえるでありますな」
 逃げるにしても迎え撃つにしても、可能なようで難しい場所だった。
 ライドキャリバーの存在を考えれば、倒しに行く方が少し開け確率が高いだろうか?
 そんな思考すらも読まれているようで、では逃げ出せばよいかと言うと……。
 今は命中重視の攻撃だが、背中から火力重視の攻撃で打たれたら耐えられるか怪しい。
 そんなデータすら観測されているのであろう。テレサは難しい局面に陥っていた。


「テレサ・コールさんが宿敵であるダモクレスの襲撃を受けることが予知されました」
 その前に救援に言って欲しいとセリカ・リュミエールは説明を始めた。
「連絡は取れないのですが、テレサさんは敵の情報を探しに行かれていたようで、それだけに装備は整えているでしょう。今ならば間に合います。なんとかお願いしますね」
 簡単に描かれた地図を見ると、街の片隅にある下町の様だ。
 情緒のある橋の上であり、敵はそこに面したアパートの上に陣取っているという。
「敵は腕の良いスナイパーで、必ず複数の弾頭を用意しているようです。相手の弱点を狙いつつ、確実に仕留めるタイプの様ですね」
「ということは複数の属性攻撃を用意してるってことか? 面倒だなあ」
「こっちも似たようなことする時もありますわ。仕方ないでしょう」
 ケルベロスは相手の攻撃が偏っている場合、防護を調整して持久戦を行う事がある。
 逆にそのことを配慮して、属性を散らしていることもあった。
 今回の敵も同じように複数の手段を用意して、効率よく戦うタイプなのだろう。
「狙われたということは、逆算も可能」
「一応はナ。とはいエ最初は合流と保護を目指すべきだろウ」
「だな~」
 ケルベロスたちはメンバーの緊急招集を掛けながら、そんなことを話合う。
 相談する手間も惜しいというべきだろうか。
「テレサさんを救出し、敵の撃破をお願いします」
「おう!」
「忍務了解」
「任せる」
 セリカがヘリオンの扉を開くと、ケルベロス達は相談を続けながら乗り込むのであった。


参加者
水無月・鬼人(重力の鬼・e00414)
ユーリエル・レイマトゥス(知識求める無垢なるゼロ・e02403)
テレサ・コール(黒白の双輪・e04242)
ピコ・ピコ(ナノマシン特化型疑似螺旋忍者・e05564)
イッパイアッテナ・ルドルフ(ドワーフの鎧装騎兵・e10770)
霧崎・天音(星の導きを・e18738)
マーク・ナイン(取り残された戦闘マシン・e21176)
ファレ・ミィド(身も心もダイナマイト・e35653)

■リプレイ


 その日は良く晴れた昼下がりで視界が開けている。
 軍事的に言うと偵察にはもって来いであり、平和的に言うと散策日和だ。
「再度の被弾であります。このままではマズイでありますね。全て計測の上という事でございますか」
 テレサ・コール(黒白の双輪・e04242)は凍り付いていく肩への被弾を気にすることなく走り続けた。
 前面にキャリバーのテレーゼを押し立てて、可能な限り被弾を避けて疾走している。
「しかし計算はしょせん計算。予定は未定であって決定ではないという事を証明するのでございます」
 だが盾役によるカバーは確実という訳ではない。
 先ほどの様に、数回に一回は普通に当てられてしまう。その時ばかりは強烈な一撃を受けるだろう。
「そちらの計測では増援は可能性。しかし私は確信しております。その差が全てを分けるのでありますから」
 もしテレサが一人だったら確実に葬られていただろう。
 傭兵程度の価値であればやはり倒されていた可能性が高い。
 だがしかし、ケルベロスは仲間を見捨てないことを知っている! だからこそ彼女は敵を倒すために走り続けるのだ!

 そして彼女の予想は当たっていた。
 少し離れた場所に、既にヘリオンが先を急いで駆けつけていたのだ!
「選択して当然の選択は予想されてしかるべき……か」
 ファレ・ミィド(身も心もダイナマイト・e35653)は珍しくその豪胆な顔色を曇らせた。
 尋ねた質問が半分良好だったが、半分よろしくなかったのだ。
 こちらが救援に駆け付ける事や、妨害に向かう事は計算されているだろうと返答されたらしい。
「確実じゃないってのがちょいとシャクだねえ」
「まあまあ優先すべきはテレサさんの無事です。それにせっかく立てた作戦そのものは有効なのだから、良しとしましょう」
 浮かない顔のファレにイッパイアッテナ・ルドルフ(ドワーフの鎧装騎兵・e10770)は朗らかに宥める。
 ファレは太って居る人が好きなので、どうして現実のドワーフは痩せているのかと残念がったという。
「という訳でセリカさんの見立てでは、分班に分かれる事で予知自体は外れないそうです。このまま救出に向かいましょう」
「うむ」
 イッパイアッテナの言葉にマーク・ナイン(取り残された戦闘マシン・e21176)は静かに頷いた。
 余計な言葉はいらないとばかりに、視線は目標地である下町を観察したままだ。
「向こうも警戒してるだろうから、奇襲ていうより強襲ってところか。まあアドバンテージを取れりゃ十分だ」
「念のために隠れながら移動というところでしょうか」
 着席したままの者が居る中で、水無月・鬼人(重力の鬼・e00414)やピコ・ピコ(ナノマシン特化型疑似螺旋忍者・e05564)らが降下準備を始めた。
「それでは先行します。テレサさんはお願いしますね」
「急ぎましょう。とにかく助けないと」
 ヘリオンが高いビルの影に入ったところで、数人が秘かに降下した。
 ピコが扉を開けて跳ぶと、霧崎・天音(星の導きを・e18738)が続けざまに降下。
「このラインなら救出班と挟み撃ちにできる。抜かるなよ」
「了解です」
 鬼人が空中に仮想の足場を作ってジャンプ、天音たちも足音や気配を可能な限り消しながら移動する。
 ケルベロス達は襲われた仲間を助けに向かう班と、包囲し倒すために直行する班に分かれたのだ。
「テレサさんが見えました。既に交戦中、危険な状態です」
「作戦第二段階へ。行くぞ」
 目的の橋が見えたところでユーリエル・レイマトゥス(知識求める無垢なるゼロ・e02403)が人影を指さした。
 マーク達は予定通りにその上空へ直接向かい、ダイレクトに合流すべく降下を開始した。
 テレサの窮地を救いに向かったのである。


 町の建物の間を抜けて来たヘリオンから、誰かが飛び立ってくる。
「来ていただけたようでございますね」
『来ましたね。想定内です』
 テレサは上空を見上げ、オリヴィアは周辺を見渡す。
『弾種、選定。破甲弾頭』
 そして膝立ちになったまま全身でライフルを固定して次弾を放った。
「これはいけませんね。防いでくれると良いのですが」
「では! こちらも急ぎましょう!」
 ユーリエルが回復準備を整えながら移動し、その声を聞いたイッパイアッテナが空中を飛び跳ねながら射界に割って入った。
 重質量の徹甲弾が彼を貫き、着地点を大幅にずらせた。
「っ! 嫌になるくらい正確だね。立て直しを図るよ!」
「スナイパーとはああしたものだろう。ともあれ了解した」
 ファレとマークは白煙を上げながら疾走し辺り一面を染め上げた。
「来援。感謝でございます!」
「待たせたな、これより加勢する。SYSTEM COMBAT MODE……RED EYE ON」
 テレサの感謝にマークは簡単に返事を返し、ピックを立ててターン。
 ローラが火花を散らして方向を変え、敵に向けて戦闘態勢を整えさせた。白い煙の中から赤い光が眼鏡や瞳の様に輝く。
「正念場ですな。トドメはお譲りしますので頑張ってくださいね」
「その辺りは時の運でありますが、せっかくのお言葉。努力するであります」
 イッパイアッテナのエールを受け降りながらエレサはようやく反撃に出る。
 ここからが逆襲の時である!

 そしてその動きに先駆けて、先行して降下し回り込んだメンバーから通信が入る。
「今から仕掛けます」
「向こうはもう気が付いやがる。仕方ねーから派手に行く、付いてきな!」
 できるだけ音は立てないようにしたがピコや鬼人たちの動きは予想はされていたようだ。
 そもそも建物の上でスナイプするのも、射角の確保だけではなく逆撃対策なのだろう。
「……刀の極意。その名、無拍子」
『っ……』
 鬼人は建物の上に飛び乗りながら、相手を見つけた瞬間に空を駆ける。
 途中で軌道を変更しつつ、愛刀を振り抜いた。思考すら不要の領域に高めた修練と技量が確かな手応えを感じさせてくれる。
「切り裂け!!デウスエクリプス!!」
 テレサが反撃を放ったのはその時だ。
 高速で双円刃が掛け受けて切り刻んで去っていくのが判った。
「まだです。相手は射角を保持しています。このままでは攻撃が続行されます」
 天音は飛び蹴り浴びせるが、敵が体全体を使ってライフルを保持しているのに気が付いた。
 攻撃が当たった瞬間に膝を緩め肩と上で修正しているのが見えた。しかもすり足の要領で素早く態勢を立て直しているではないか。
「全く動じてませんね。またこのレベルの相手ですか……。テレサさんの敵はかなり多いみたい……」
「どうやら一筋縄ではいかないようですね。倒す方が速そうです」
 天音は溜息を吐き、ピコは顔色を変えずに凍気を手裏剣状に固め、投げつけるというよりは高速で浴びせかけた。
 刃が届く寸前に相手の周囲で解け、敵の周囲を固め始める。
「ひとまず治療と援護に専念します。攻撃は必要に応じて適宜に」
 ユーリエルはそういってテレサの周囲へ防壁を張った。
 こうしてケルベロスたちは仲間の窮地に駆け付け、そして襲い掛かるダモクレスに向かい会ったのである。


 戦いは挟撃の形をとることで奇妙な変化を起こした。
 テレサを倒せないか勝てないと判断した段階で、敵は逃げるだけの冷静さを残している。
 だからこそ全員でテレサを守らず倒せる余地をギリギリまで残し、同時に動きを抑えるための班を作ったのだ。
『……弾種選定。高速弾頭』
 盾役たちの隙間を狙って、超高速の弾丸が戦場を駆け抜ける。
 一見は普通の弾丸なのだが、途中で余分な部分が削ぎ落されて加速するのだ。
「くっ。このタイミングを狙うとは良い目をしていますね」
「三人掛かりで正解だったな。危ない所だった」
 イッパイアッテナの脇を抜けて弾丸が飛び抜けていく。
 危いところでマークが自分の体で止め、その後ろにキャリバーのテレーゼが回り込もうとしていた。
『……当初の目標を放棄。戦術目標を変更します』
「うん? 逃げねえのか。ならっ遠慮なくいくぜ!」
 鬼人は敵がライフルを防がれた段階で、回復率の問題で倒せなくなったことを理解したように見えた。
 仮に自分が狙われた場合でも、味方が守りつつ回復し続けてくれるからだ。
 後ろから回り込んで高速の踏み込みから刺突を放ち、突き刺していった。
「三度のメイドダモクレスですか、テレサさんの何を狙っているのか」
「会ったこともないので判りません。今は排除して少しでも探る他ないでしょう。会ってみたいものですが」
 イッパイアッテナが精神力の障壁でキャリバーを修復しながら尋ねると、テレサは首を振った。
 あえて予想を付けるとしても、ダモクレスにありがちなのは戦闘経験を経て改良するくらいだ。

 そして疑問を棚上げしたところで、改めて戦闘は続行する。
 いや、最初から迎撃の成功と襲撃の失敗くらいでは、戦いは中止したりしないのだ。
「何も得られないところまで移行すれば流石に撤退するのであります。その前に、倒してしまうのでございますよ」
「もちろん、そうさせないための布石もな」
 テレサは重砲撃を放って牽制し、マークは右に左に蛇行しながらドローンを飛ばして防壁を追加した。
 このまま戦いが続くのであれば守りは何枚あっても良いし、倒すための段取りは無駄にならないだろう。
「戦闘が避けられないのならば、心苦しいですが容赦はしません」
「同じくです。速やかに倒しましょう」
 ピコが爆風を起こして攻撃すると天音はその到達前に大回転を掛けた。
 グルグルとキリモミしながら突撃し、ダイビングを掛けて徹杭を突き刺そうとする。
「メイドにしては随分頭が高いわね。引きずり下ろすなら手伝うわよ。ていうか……さあ、ヤッておしまい!」
「今は攪乱も大事ですしね。派手に行きましょう」
 ファレとユーリエルは煙いを振りまいたまま、次々に光線を放つ。
 ライフル構えてファレがビームを放ち、ユーリエルは熱光線を白煙越しに放つ。
 このまま諦めてくれれば、あるいは味方が包囲網を完成して逃げ出す前にと、熱量を持ってかき乱したのである。
『弾種選択。凍結弾頭』
「なに?」
 ここに来て敵は当初のみ使っていた魔力系の弾頭を選択。
 狙っていたテレサではなく、治療師であるユーリエルを狙ったのであった。
 これはテレサを諦めたという事か、それとも回復してしまうゆえに邪魔な彼女を先に倒そうとしたかは分からない。
 だがどちらを守るのか、それとも両方か? 難しい選択が付きつけられたのは確かだろう。


 その後も油断できない戦いが続く。
 たった一人を守るならば難しくないし、全員で二人でも同様だ。
 しかし明確に陣を分けてしまった以上は、それも難しい。
「盾役の居ないこちらが狙われないのが救いでしょうか? いえ、これも試行錯誤なのかもしれませんね」
 彼女と同じく挟撃班のピコは、回復を兼ねて攻撃補助用のナノマシンを展開する。
 さきほど、運悪くカバーができなかったのだ。
 盾役は必ずしも庇えるわけではないので仕方ないが、かといってそのまま放置もできない。
「やはりここまで来たら心配するよりも先に倒してしまう方が速いですね」
 天音は至近距離から飛び蹴りを掛けた。
 回し蹴りを放つようなタイミングで強烈な蹴りを放つ。
 その速度は高速で、ピコが仲間の傷を癒すよりも速い!
「あっはっはっはっはっはっはっ! いーじゃないか。この危険な香り、これこそが戦場ってやつよね」
 ファレは額から炎を吹き出し、正気を燃料にしてハイであるかのようだ。
 危険など微塵も省みることなく攻勢を掛ける。
「チューッと抜いて……プチッとな!」
 そして敵であるオリヴィアが持つグラビティを抜き出し、奪いさることで倒そうとする。
 もちろんそれを抑えようと体の中に保持しようとするだろうが、それも込みで相手の力を制限させるのだ。
「こちらはもう大丈夫です。あくまで敵の狙いはテレサ。油断しないように逆襲しましょう」
 ユーリエルは自分の周囲に障壁を立てて攻撃の余波を跳ね返した。
 そして敵の攻撃が再びテレサに向いているのを見て、仲間たちに声をかける。
『弾種選……択。高速弾頭』
「っ!? 相手も余裕はないようです。頑張りましょう、あと少しです」
 イッパイアッテナはなんとか相手の攻撃を防ぎつつも、かなりフラフラな事に気が付いた。
 既に逃走できないことは諦めて、地に足を付けた攻撃を繰り返している。
 その姿は砲台の様であり、敵ながらおそるべしだ。
「任せな。ここまで来て、逃がしゃしねーよ」
「なら問題なさそうですね。ザラキも援護をお願いしますよ」
 鬼人が回り込みながら切りつけると、イッパイアッテナはミミックのザラキに指示を出しながら自らも殴り込んでいく!
「まあどっちかってーと、トドメを譲れるかってところだな」
「それは仕方あるまい。当たる当たらぬで嘆くは戦いの華だ」
 鬼人は覚えきれないほど繰り返した技ゆえ外す気はないが、仲間たちはそうもいかない。
 今回は確実に凍結光線を浴びせたマークも、何度か外しているのだ。
 運が良ければ全部当たることもあるし、運が悪ければ外れることもある。戦いとはそんなものであろう。
「みなさまありがとうございます」
 テレサは救援のみならず自分がトドメを刺せることも合わせて、仲間たちの配慮を感じた。
 感謝の気持ちを感じながら、いずれ機会があれば彼らの為に何かしようと心に秘める。
「……これにて閉幕なのでございますよ」
『……弾……種……』
 そして今はオリヴィアを休ませてやろうと、最後まで動き続ける彼女に再び重砲撃を放ったのである。

「何とかなったようだね」
「周辺に敵増援無し、お疲れ様です」
 ファレは額のを炎を消して沈静化し、ピコは周辺を伺ってから声をかけた。
「先ほどは狙われたようですが大丈夫ですか?」
「はい。お陰様で助かりました」
 イッパイアッテナは途中で攻撃されたユーリエルに声をかけるが、見たところ大丈夫なようだ。
「あの状況で凄まじい精度だったな」
 マークがオリヴィアの腕前のことを称えつつ、転がっているライフルを亡骸に持たせた。それはある種の墓標の様だ。
「同族を倒す……っていうのはやっぱり慣れないね……」
 天音は表情こそ変えない物の、僅かに声のトーンを落とした。
「なら後は片付けってところか。……お前さんの分はやっとくから、調査でもなんでも好きなようにしとけ。終わったら飯でも食いに行こうぜ」
「はい。なんとか糸口を探りたいところです……」
 鬼人はテレサにも思う所はあるだろうと、その分の面倒を引き受けた。
 テレサは亡骸を暫く調べた後、仲間たちと共に無事帰還したという。

作者:baron 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年6月10日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 3/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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