怒れる山

作者:雷紋寺音弥

●眠りより目覚めし者
 山形県酒田市。
 その名の通り、庄内平野で育った良質な庄内米と、鳥海山の伏流水を原料に造られる日本酒が特産品の中規模都市。港に水揚げされる魚介類と、それらを生かした酒田ラーメンを求め、県外からの観光客も比較的多い街。
 だが、そんな平穏を打ち破るように、突如として地を突き破り現れたのは、巨大な箱を積み重ねたような形をしたダモクレスだった。
「我……目覚メタリ……」
 頭部に備え付けられた単眼のカメラアイが、不気味に輝く。ずんぐりとした形状のボディは随所にハッチが備え付けられており、全身を爆装しているのは明白である。
「……出力、低下ヲ、確認……。重力鎖ノ、回収ニ、移行スル……」
 巨体のハッチが開かれて、中から飛び出して来たのは無数のミサイル。それらは瞬く間に天へ上ると、四方八方から酒田の街に降り注いだ。
 爆炎が舞い、建物が倒壊し、人々の悲鳴が街を駆け抜ける。時間にして、僅か数分。たったそれだけで、酒田市はミサイルによって破壊し尽くされ、地獄の業火に包まれた。

●ミサイル大雪崩!
「召集に応じてくれ、感謝する。山形県の酒田市にて、巨大ロボ型ダモクレスの復活が予知された」
 最近、大人しくしていたと思ったら、これである。まったくもって空気の読めない連中だとぼやきつつ、クロート・エステス(ドワーフのヘリオライダー・en0211)は集まったケルベロス達に、事の詳細について語り始めた。
「念のため、確認しておこうか。復活した巨大ロボ型ダモクレスは、グラビティ・チェインが枯渇した状態だ。放っておくと、それを補うために街の人間の虐殺を開始する」
 こちらから戦闘を仕掛けて撃破する以外、それを阻止する方法はない。幸い、付近住民の避難は済んでいるので、現場に到着した後は敵の撃破だけに集中できる。
「敵はグラビティ・チェインの枯渇で、本来の性能を発揮できない状態になっている。だが、一度だけなら、捨て身でフルパワー攻撃を仕掛けることも可能だ。反動でダモクレス自身も大きなダメージを負うとはいえ、瞬間火力の高さは計り知れないものがあるから、気をつけろ」
 おまけに、戦闘に使える時間は敵が復活してから7分が限度。それ以上は、敵が魔空回廊を開いて撤退してしまうため、追撃するのも不可能となる。
「敵の武器は、全身に装備されたミサイルだ。誘導性能も高いが、なによりも厄介なのは数の多さだな」
 その他にも、両手にビーム砲を装備しているが、これはあくまで牽制用の武器でしかない。最も注意すべき武器は、敵の脚部に搭載された、大型の気化爆弾であるとクロートは告げた。
「コイツの破壊力は、他のミサイルなんかとは桁違いだぜ。まともに直撃すれば、周囲の建物なんかは跡形もなく吹き飛ぶ。全身のミサイルと合わせれば、街を焦土に変えることも朝飯前だ」
 もしかすると、このダモクレスは都市攻撃を目的として建造された機体なのかもしれない。だとすれば、余計に街を攻撃させるわけにはいかない相手だ。
「ああ、そういえば、このダモクレスの腹には篆書体の漢字に似た文字が刻まれていたな。確か……『山』と読める字に見えた気もするが……」
 なんとも物騒な山もあったものであると、クロートは苦笑した。とにかく、このダモクレスに人々を虐殺させ、本星へ帰還させるわけにはいかない。
 なんとしてもここで撃破し、酒田の街を守って欲しい。そう言って、クロートは改めてケルベロス達に依頼した。


参加者
ジョルディ・クレイグ(黒影の重騎士・e00466)
機理原・真理(フォートレスガール・e08508)
マーク・ナイン(取り残された戦闘マシン・e21176)
マルレーネ・ユングフラオ(純真無表情・e26685)
曽我・小町(大空魔少女・e35148)
エマ・ブラン(白銀のヴァルキュリア・e40314)
リリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)
アリアナ・スカベンジャー(グランドロンの心霊治療士・e85750)

■リプレイ

●山の轟き
 エインヘリアルと死神の勢力争いが続き、攻性植物の侵攻も激しさを増す中、突如として告げられた巨大ロボ型ダモクレス出現の報。
 まったく、少しは空気を読んで、出現を自重してくれればよいものを。そんな言葉を交えつつ、現場へと急行するケルベロス達。
「んっ、すごく大きなダモクレス……」
 敵の出現に合わせて現場に降下したところで、リリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)は思わず上を見上げた。
 敵の全長は7m程度。決して巨大過ぎるというわけではないが、しかし見た目の頑丈さと全身から放たれる威圧感が、そのサイズを何倍にも巨大なものに錯覚させている。
「ずんぐりボディにミサイルいっぱい。動きは鈍いけど堅くて大火力。……いかにもな巨大ロボ型ダモクレスだねー」
 同じく、感心した様子で見上げているエマ・ブラン(白銀のヴァルキュリア・e40314)だったが、正直なところこれは強敵だ。制限時間のある戦闘において、火力や防御力の高さは、それだけで厄介な武器になるのだから。
「今まで何体ものデカブツを相手にしてきたけど、山は初めてだ」
「確かに、山みたいにでっかいかもですね……」
 マルレーネ・ユングフラオ(純真無表情・e26685)の言葉に、機理原・真理(フォートレスガール・e08508)が頷いた。そんな彼女達が口にした、『山』という言葉に思い当たる節でもあったのだろうか。
「『山』という漢字付きか……。あと7体ぐらい、似た様なの居そうな気がする……」
 何気なく口にしたジョルディ・クレイグ(黒影の重騎士・e00466)だったが、この状況下においては縁起でもないことだ。そんなことを言って薮蛇を突くと、今に目の前の敵の分まで含めた、8体合体ロボとか現れる……かもしれないぞ!
「山ねえ……名前の一部なのかしら? 漢字二文字くらいで名前つけたいとこだけど、何かない?」
 同じく、仲間達に尋ねる曽我・小町(大空魔少女・e35148)だったが、それはそれで自然をコントロールして大惨事を引き起こしそうなマシーンが現れそうなので、止めておいた方が賢明だ。
「ここで暮らしていく連中のためにも、しっかりぶっ壊してやらなきゃね」
 閑話休題。アリアナ・スカベンジャー(グランドロンの心霊治療士・e85750)が気を取り直して身構えたところで、マーク・ナイン(取り残された戦闘マシン・e21176)が戦闘モードに移行して。
「目標確認。SYSTEM COMBAT MODE」
 指導を始めるストップウォッチ。残り時間は、後7分。それまでに、このミサイル満載の機械の火山を、機能停止させなければならない。
「行くぞ、山よ……。我が嘴と爪を以て……貴様を破断する!」
 ジョルディが斧の先を突きつけて宣誓したことで、敵もこちらに気付いたようだ。瞬間、分厚い装甲に覆われたハッチが展開され、敵の全身から凄まじい数のミサイルが、ケルベロス達目掛けて降り注いできた。
「それじゃ七分間のステージ、盛り上げていきましょうか!」
 翼を広げ、舞い上がる小町。ミサイル降り注ぐ戦場にて、7分間の壮絶な死闘が幕を開けた。

●究極の切り札
 唸りを上げて迫る巨大な山。その全身から放たれるミサイルの雨は、情け容赦なく街を焼き、ケルベロス達を執拗に追尾する。
「グリ、頑張ってミサイルを引き付けるのよ!」
 小町の指示を受け、ウイングキャットのグリは翼を広げると、迫り来るミサイルを引き付けながらビルの間を抜けて行く。その後ろから、更に空高く昇って行く多数のミサイル。一見、曲芸飛行のようにも見える光景だが、追われている者からすれば堪ったものではなく。
「くそっ! 振り切れん!!」
 同じく、建物を盾にして走るジョルディだったが、敵の放ったミサイルは、そんな彼を正確に狙って追尾してくる。時に、螺旋のような軌道を描いて追い掛けて来る様は、まるでミサイル自体が意志を持っているようだ。
「強力な攻撃も、当たらなければどうということはない……けど」
「それまで、こちらの体力が保つかどうか……ですね」
 互いに死角を庇いながら逃げ続けるマルレーネと真理だったが、このままでは完全にジリ貧だ。どれだけ避けてもしつこく追尾し、数発落とした程度では爆風の中から後続が余裕で現れるため、逃げれば逃げる程、どんどん追い詰められて行く。
「……退け」
 そんな彼女達の前に、盾を構えたマークが現れた。あのミサイルの雨を、二人に代わり全身で受け止めるつもりだ。
「……ぬぅぅぅっ!!」
 飛来するミサイルが次々にマークの盾へと炸裂し、爆風を伴う振動と衝撃が彼の全身を揺さぶって行く。堪らず、パイルバンカーを大地に向けて射出することで踏ん張ったが、それでも敵の数が多過ぎる。
「マーク殿……ぬぉっ!?」
 援護に向かおうとしたところで、背後から追って来たミサイルに直撃され、ジョルディが吹き飛んだ。爆風が晴れた後、互いの無事を確認するマークとジョルディではあったが、しかし二人とも神経回路に電撃が走り、関節が火花を散らしていた。
「……無事か?」
「ああ、そちらもな」
 瓦礫を押し退け、立ち上がる二人だったが、正直なところこのままで戦うのはかなり厳しい。あまり無理をし続ければ、肝心な時に回路がショートを起こし、動けなくなってしまうかもしれない。
「こりゃ、見てらんないね。ボディヒーリング……支えになりゃ幸いだよ」
 二人の態勢を立て直すべく、アリアナがエクトプラズムをジョルディとマークの身体に浸透させ、欠損した部品を補って行く。仮初の代替パーツだが、それでも敵のミサイルによる攻撃に、少しばかりの耐性は付けられた。
「ほら、しっかりして。あんたが味方を支えないといけないんだから」
 同じく、グリに蝶を飛ばして小町が後ろから叱咤する。ミサイルの雨に対して壁になれとは酷な話だが、それだけに、少しでも現状を維持してもらわれなければ、容易に戦列を崩壊させられ兼ねない。
「このままでは追い込まれるですね。……マリー、一緒に動きを封じますよ」
「了解だよ。デカイから、攻撃を一ヶ所に集中できればいいんだけれど……」
 ライドキャリバーのプライド・ワンが敵に突っ込んだのを皮切りに、真理とマルレーネが同時に仕掛けた。圧倒的な体格差があるにも関わらず、彼女達は怯まない。真理の放った攻性植物が敵の関節に食らいつき、マルレーネが御業で強引に敵の動きを封じ込める。
「……っ! す、凄いパワー……ですね……」
「た、確かに……このままじゃ、破られるかも……」
 もっとも、やはり力の差は歴然なのか、真理の身体が引き摺られ始め、マルレーネの御業が破られそうになって、空間が悲鳴を上げた。
「やつの意識は、自分が引き付けよう。……RED EYE ON」
 カメラアイを赤く発光させてマークが敵を引き付けるも、あの火力を一人で受け続けるのは自殺行為。せめて、ミサイルの威力だけでも削がなければと、エマとリリエッタが狙いを定め。
「街中でミサイルをばらまくなー!」
「これで足を止めるよ! フリージング・バレット!」
 中和光線と氷の弾丸が、それぞれに巨大な敵を射抜く。そのまま、今度はミサイルの命中精度を下げてやらんと、ジョルディが跳んだ。
「これを食らうがいい!」
 敵の装甲を物ともせず、真正面から斧を叩きつける。さすがに、これで両断するには至らなかったが、凄まじい火花を散らしながら、敵のカメラアイが叩き潰された。
「よし、これで行け……って、なんかヤバそうな感じ!?」
 だが、追い込んでいると思われた矢先、エマが敵の挙動に不自然なものがあるのに気が付いた。
「……損傷……拡大……。我、切リ札ヲ……起動ス……」
 巨大なダモクレスの脚部装甲が展開され、内部から多数のミサイルが顔を出す。弾数こそ、今までのミサイルに比べて少ないが、しかしサイズが違い過ぎる。
「あれが噂の気化爆弾ね。あれを気合で押し返すのは……さすがに、ちょっと無理があるかも」
 応援を続ける小町も、その驚異的な威圧感の前に、思わず薄ら寒いものを感じた。そんな彼女の予感が的中したのか、敵は脚部に搭載された全てのミサイルを、躊躇くことなく発射して来た。
「ロック解除……Shoooot!!」
 発射される気化爆弾。1発だけでも周囲を焦土に変えかねない弾頭が、一度に纏めて襲って来るなど悪夢でしかない。
「でぇぇぇ!? な、なんでこっちに来るの!?」
 運悪く、狙われたのはエマだった。慌てて弾頭を撃ち落とそうとするも、彼女の攻撃は当たらない。狙撃手でもないのにミサイルを撃ち落とそうなどとすれば、それは却って危機を招くだけだ。
「……させぬ!!」
 それでも、彼女の周囲を気化爆弾が吹き飛ばそうとした瞬間、再びマークが割って入った。
「ぬぉぉぉぉっ!!」
 高熱と閃光の迸る中、マークの身体が光の中へ飲み込まれて行く。全てが終わった時、そこに立っていたのは無傷のエマ。そして、彼女の代わりに攻撃を受け、全身から黒い煙を上げ、動かなくなっているマークだった。

●山崩しの雷鳴
 切り札である気化爆弾。それを発射した後も、ダモクレスの猛攻は更に続いた。
 だが、さすがに反動も大きかったのか、爆発の衝撃でダモクレス自身もまたダメージを受けている。おまけに、損傷が目立って来たことで内部にも異常が発生しているのか、最初に比べて明らかに動きが鈍い。
「損傷率……危険域、突破……。撤退……開始……」
 ついに、制限時間である7分が経過し、ダモクレスはそのまま空中に魔空回廊を開いて逃げようとした。
「敵が逃げる!? ……そうはさせない」
 攻性植物を伸ばして絡み付け、マルレーネは敵の身体を強引に引っ張る。が、半壊状態にも関わらず、敵は巨体に任せたパワーを生かし、強引に魔空回廊への離脱を試みる。
「マリー!? 今、援護するですよ!」
 このままではマルレーネが連れ去られてしまうと、慌てて真理がアームドフォートによる砲撃を見舞った。同じく、プライド・ワンがガトリング砲で援護を̪し、グリも天使の輪っかを投げつけて、少しでも敵の足を止め、そして気を引かんとする。
「逃がすかー!」
「プラズムキャノン! オマケもあるが取っときな!」
 エマとアリアナが、それぞれ左右から敵を撃つことで、ついに巨体がバランスを崩して落下した。その衝撃で周囲に凄まじい突風が起こり、エマは思わずスカートの裾を抑え込んだ。
「こんな時に、なにやってんの? もっと、気にならないで動ける服を着て来ればよかったんじゃない?」
「仕方ないでしょ! ミニスカートは、乙女の嗜みなんだよ!」
 アリアナの正論に、思わず叫ぶエマだったが、それはそれ。
 巻き起こる砂煙。それを隠れ蓑に、リリエッタが近づいて行く。狙うは敵の損傷部分。自分だけの力では大した傷もつけられないが、しかし手数を増やして圧倒すれば話は別だ。
「街の人たちを傷つけさせたりは絶対にしない。ここでぶっ壊してやるよ!」
 影の刃が、次々とダモクレスの巨体に食い込んだ。もはや、敵は満身創痍。ならば、最後は自分が決めようと、ジョルディは胸の前で拳を構えて前に出て。
「受けよ冥王の裁……しまった! 今は使えぬのだった!」
 最強の必殺技を食らわせようとしたところで、今日に限ってはできないことを悟ってしまった。身体を燃やして突っ込むはずが、その技を使えるような調整をして来なかったのだ。
 出撃前、色々とドタバタしていたのかもしれないが、なんたる失態。せめて、最後に確認して出撃すれば良かったと思ったが、後の祭り。仕方なく、炎を斧の刃に纏わせて叩きつけるも、やはり止めを刺すには火力が足りず。
「仕方ないわね。ここは、私が決めるしかないのかしら?」
 それでも、敵は弱っているのだから、ここで逃す手はないと小町が告げた。
 武器は敢えて使わない。自分は本来、攻撃よりも補助で真価を発揮する。が、それでも贅沢など言っている場合ではない。
「さあ、ハートを痺れさせてあげるわ」
 電撃を纏った拳で敵の傷口を殴りつけるが、さすがに一発だけでは沈まない。しかし、この攻撃は殴ってからが本当の地獄。装甲の裂け目に突っ込んだ拳から、小町は凄まじい電撃を敵の体内に流し込み。
「これで……終わりよ!」
 装甲の隙間から電撃が漏れ、周囲を青白く染めても、小町の攻撃は終わらない。やがて、残っていたミサイルが次々と暴発し、怒れる機械の山は、紅蓮の炎の中に飲み込まれて行った。

●最後の締めはラーメンで?
 激闘の末、ケルベロス達はミサイル満載の山を撃破し、酒田の街を守り抜いた。ミサイルの雨で街も酷く破壊されてしまったが、それを修復するのもケルベロスの仕事だ。
「大丈夫ですか、マリー?」
「そこまで酷い怪我はしていない。私よりも、あっちの方が心配だけれど……」
 真理の言葉に頷きつつ、マルレーネがドローンの指揮を執っているマークの方を指差した。一時は気化爆弾の直撃を食らって倒れていたが、しっかり復活している辺り、なんというか想像以上にタフな男だ。
「ふむ……このエリアは、大方の修復も終わったか」
「相変わらず、無茶をする男だな。まあ、自分の人のことは言えんか」
 次なる修復地点へ向かおうとするマークに、ジョルディが告げつつ苦笑した。
 それにしても、大戦期のダモクレスとは、いったい後どれだけ埋まっているのだろうか。だんだんと、復活する敵の強さも増してきており、それに比例して街の被害も大きくなっている気がするのは恐ろしい。
「グリもお疲れ様。……そっちの方は、もう修復は終わった?」
「もう少しだよ。後、このビルだけ直せば終わり」
 小町の問いに、リリエッタが表情ひとつ変えずに答える。本来は隠密に使用する魔法の木の葉を繋ぎにして、壊れたビルの裂け目をしっかりと貼り合わせて行く。
「仕事が終わったんなら、守った町の風景を色々見ておきたいもんだね」
「そうだね。この街、美味しいラーメン屋さんとかあるみたいだし」
 知る人ぞ知る、酒田ラーメン。いったい、どんな味がするのだろう。なんでも、魚介をベースに豚骨とミックスした、凄く濃厚な味のラーメンもあるのだとか。他にも、アゴ出汁ラーメンや味噌ラーメンなど、店によってバリエーションも多く、とても1日では味わいきれない程なのだとか。
 これは、是非とも色々回って食べ比べ、お気に入りの店を見つけなければ。巨大な山をも服したケルベロス達にとって、戦いの後の日常こそが、束の間の平穏であり安らぎだった。

作者:雷紋寺音弥 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年5月12日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 1
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