草原だ! ピクニックだ! 焼きドーナツだ!

作者:星垣えん

●焼く力があったとしても
 春風が吹きゆく草原。
 そこに1匹の金属体が徘徊していた。
 四つ足で草をふみふみする巨大ボディは全長2mはあるだろうか。のそのそしてるさまは温厚な草食動物にも見えて、ちょっぴり心癒される光景である。
 ダモクレスなんですがね!
「ヤキ……ドーナツ……」
 立ち止まり、短い首を上げるダモさん。
 そう、彼はドーナツメーカーだった。
 ぱかっとひらいてプレートで挟んで焼くタイプのドーナツメーカーだった。
 きっと生地があれば美味しい焼きドーナツを作ってくれるだろう。
 けれど、空を見上げるダモさんの顔(?)は悲しげである。
「ドーナツ……キジ……」
 ぼそりと呟くダモさん。
 例にもれず、生地がなかったようです。

●ドーナツ焼きませんか?
「というわけで、皆さんにはダモクレスの破壊をお願いしたいんです」
「というわけで、生地は用意しておいたよ!」
 2人とも打ち合わせしてないの?
 ぺこっと頭を下げるイマジネイター・リコレクション(レプリカントのヘリオライダー・en0255)と、生地の詰まった保存容器を掲げるクロウ・リトルラウンド(ストレイキャリバー・e37937)を見て、一同はそう思った。
 デウスエクスを倒しに行く。
 ドーナツの生地を持ってゆく。
 あまりにも重なるはずのない行為だったよね!
「ダモクレスを放置しておいては、どんな悲劇を招くかわかりません」
「その悲劇を回避するためにも! みんなでドーナツを焼こう!」
 ガチャガチャしたまま説明を続行する2人。
 うまいこと話が繋がってるふうに聞こえるけど明らかに見てるものが違いますね。
「生地とトッピングは、みんなを待つ間に用意しておいたから安心してね。粉糖やチョコレート、カラーシュガーとかも色々……これで美味しい焼きドーナツを食べよう!」
「あの、クロウ……ドーナツのことばかりでなくダモクレスのことも……」
「油を使わないから普通のドーナツよりヘルシーだね! だからたくさん食べてもきっと問題ないよ! 今日はドーナツパーティーだ!」
「あの……」
「さあ、みんな! イマジネイターのヘリオンに乗って!」
「……」
 猟犬たちをヘリオンに連れてゆくクロウ。手をあげたまま置き去りにされたイマジネイターの頭上を、ワカクサ(ボクスドラゴン)がパタパタと飛んでゆく。
「……仕方ないですね。話は道中にしましょうか」
 諦めの表情で自らもヘリオンに向かうイマジネイター。
 かくして、猟犬たちは草原の焼きドーナツパーティーに赴くのだった。


参加者
シフカ・ヴェルランド(血濡れの白鳥・e11532)
エヴァリーナ・ノーチェ(泡にはならない人魚姫・e20455)
キリクライシャ・セサンゴート(林檎割人形・e20513)
クロウ・リトルラウンド(ストレイキャリバー・e37937)
人首・ツグミ(絶対正義・e37943)
ジルダリア・ダイアンサス(さんじゅーよんさい・e79329)
柄倉・清春(大菩薩峠・e85251)
ディミック・イルヴァ(グランドロンのブラックウィザード・e85736)

■リプレイ

●揃いも揃ってガチ
 柔らかな風がゆっくりと雲を流してゆく。
 空を見ていたダモさんは、首を下げて長いため息をついた。
「ドーナツゥ…………」
「ダモさーん!」
「ナツ?」
 遠くから声が聞こえて、ダモさんはひょこっと首を上げた。
 すると遠くに見えた。
 競走馬のごとき勢いで全力ダッシュしてくる女――エヴァリーナ・ノーチェ(泡にはならない人魚姫・e20455)の姿が!
「生地持ってきたよ~焼いて~たっくさん焼いて~!」
「ドーナツ!」
 笑顔でぶんぶん手を振ってくるエヴァリーナ。彼女からドーナツ生地の気配を感じ取ったダモさんはがぱっとボディを開き、そこにエヴァリーナは生地を叩きこんだ。
 遭遇して2秒のことである。
「ヤキドーナツ!」
「待ちきれないよダモさん! そだ、待ってる間はこれ食べてよう」
 きゃっきゃっと踊るダモさん、焼く前の生地を食いはじめるエヴァリーナ。
 それを見て一抹の不安を覚えるクロウ・リトルラウンド(ストレイキャリバー・e37937)。
「エヴァリーナがいるから生地はたくさん持ってきたけど……た、足りるよね?」
 横に置いたドラム缶を弱々しく叩くクロウ。ワカクサもレジャーシートをぺしぺし均す作業を中断して、不安げに主を見上げている。
「……エヴァリーナさん、豪快ね」
 隣で呟くのはキリクライシャ・セサンゴート(林檎割人形・e20513)。
 一見すれば度を越した大食いに呆れるクールキャラである。
 でっかい段ボール箱を乗せたカートを連れていなければ、の話ですけどね。
「その箱は……?」
「……林檎のコンポートよ」
 クロウの問いにハッキリと応じるキリクライシャ。段ボール箱の中は林檎のコンポートが詰まった容器でギッチギチだった。バーミリオン(テレビウム)が1箱取って見せてくれたが、出来栄えも見事である。
「……赤いのが赤ワイン。淡い色が白ワインで、黄色が強いのはカルヴァドスを使ったものよ……食感が楽しめるのは1.5cm角あたりだと確信しているわ」
「な、なるほど」
 林檎ガチ勢の熱弁を受けて首肯するクロウ。よくわかんなくても頷くのが吉。
 そんな2人をよそに、レジャーシートに生地やらトッピングやらを並べるシフカ・ヴェルランド(血濡れの白鳥・e11532)と人首・ツグミ(絶対正義・e37943)。
「ドーナツ……美味しいドーナツ……甘くて丸いドーナツ……」
「良いですねーぇ! ドーナツ良いですねーぇ!」
「生地を焼き……作る……ドォォォナツ……うふ、うふふふふふ……」
「プレーンもアレンジも良いですねーぇ! 賑やかなトッピングも良いですねーぇ!」
 人でも呪ってるのかなってぐらい静かなシフカと、高まる食欲のままに上体がゆーらゆーらするツグミは実に対照的である。しかし考えてることは大体一緒である。
「不思議なものだねぇ」
「ドーナツの成せる業、ですね」
 じっと観察に終始していた鋼鉄紳士もといディミック・イルヴァ(グランドロンのブラックウィザード・e85736)に、童顔35歳アイスエルフさんことジルダリア・ダイアンサス(さんじゅーよんさい・e79329)が両手で丸を作る。
 ディミックはそれを見てピピッとアイライトを明滅させた。
「元々は揚げるための形だったものが、焼くときでもあえてそう成形するようになるとは、なかなか趣深い因果の逆転が起こっているようだねぇ」
「小難しいこと言ってんなー。そこらへん興味わかねーわ」
 草を踏んで歩いてきたのは柄倉・清春(大菩薩峠・e85251)。
 ディミックの感想を些事と言いきった男は、両手に荷物を抱えていた。
 大量の生クリームと砂糖、大きなボウルを数個、そしてハンドミキサー。
 どう考えても今からクリームを作る人の装備だった。
「オキニのチェーン店が潰れちゃってさぁ、オレ難民なわけよ。つーことで今日は死ぬほど食うかんねぇ」
「私も今日はシュー生地を持参してきました。フレンチクルーラーとか大好きなんです」
 ぐっと腕まくりする清春の横で、同じくメイド服の袖をまくるジルダリア。
 美味しいドーナツを作るために日頃愛用する学生服を捨て、メイド服に身を包んだ35歳もまた全力であった。

●エンジョイ&ガチ
 焼き立てほくほく、熱々もっちもち。
 そんな激うまそうな焼きドーナツを皿に並べて、シフカはニッコニコに微笑んでいた。
「ふふふ、ドーナツがたくさん並んでいるわ」
「ダモォ♪」
 眼差しでドーナツを愛でるシフカ、そしてダモさん。
 たっくさんドーナツを焼ける。
 それだけでも、2人の気分は最高潮に高まっていました。
 ほかほかと熱い焼き立てドーナツをひとつパクッと咥えて、シフカは再びダモさんの中にドーナツ生地を注ぎ込む。
「思う存分ドーナツを焼くために、材料も自腹で用意してきたんだもの。心ゆくまで焼くわ。そして食べるわ」
「ドーナツ!」
「頑張って焼いてね、ダモさん♪」
 すりすり、と白磁器のようなボディを撫でるシフカ。
 そんな絵面のバックで、ぽいぽいドーナツを食いまくるエヴァリーナ。
「ドーナツ! ドーナツおいしー!」
 目を輝かせパクパク貪るエヴァリーナ。とても一口で消えるサイズではないんですけど彼女が持った瞬間に忽然と消えるんですよね。
「エヴァリーナ、もうちょっとペースを……」
「もうなくなっちゃった……」
「何十個とあったのに!?」
 クロウが諫めようとしたが時すでに遅し。
 しょんぼりしたエヴァリーナは、清春ときゃり子(ビハインド)を見つめた。
 正確には、2人が泡立てている生クリームを見つめた。
「生クリーム……」
「あー、分けたげよっか?」
「ありがとう! いただきます!」
 できたてクリームをボウルで受け取るエヴァリーナ。そのまま直で飲みはじめるさまには正直圧倒されるしかない。
 でもポイント稼げたっぽい清春はニヤニヤしていた。
「これもしかして恋の予感じゃね? 俺も生クリーム好きだし共通点きたわー」
 独りごちながらクリームたっぷりドーナツに齧りつく清春。また始まった的な感じできゃり子は肩を竦めたが、当のエヴァリーナはクリームの虜になっているのできっと完璧にノーチャンス。
 と、そこへドーナツ咥えて近づいてくるクロウ。
「生クリームかあ。自分もちょっと分けてほしい!」
「あーいーよ。どーぞクロウちゃん」
「ありがとう! プレーンシュガーも美味しいけど、こう……クリームを挟みこんだのもやっぱり美味しいよね!」
 咥えたドーナツ(プレーンシュガー)をパクパクとお腹に収めたクロウが、別のドーナツを半分にスライスしてクリームを挟みこむ。はみ出るほどのクリームはロマンである。
「シンプルだけど凄い美味しさだ……ほら、ワカクサも一口」
「――!」
 パタパタと飛んできてドーナツに顔を突っこむワカクサ。
 そしてそれに続いてずざーっと現れるツグミ。
「クリームたっぷりドーナツ! それも実に惹かれますぅ!」
「ツグミも食べる……って、両手が塞がってるね」
「えぇ、こちらがハチミツ風味のハニードーナツでぇ、こちらが丁度いい塩気がたまらない塩チョコドーナツですよーぅ!」
 両手に収めたドーナツをクロウに見せつけるツグミ。そのままダブルドーナツをぱくっと食べると、普段は冷徹にすら見える整った顔をとろけた蜜のように緩ませた。
「甲乙つけたがいですねーぇ……さすがは焼きドーナツ! 正義の塊ですぅ!」
「美味しそう……どうかなツグミ。自分はきな粉とつぶあんのドーナツもまだあるんだけど、それと分けっことか!」
「もちろんOKですよーぅ! こちらもまだハムチーズがありますぅ!」
「やったー!」
「シェア!? ちょっと待って私も、私もするから待って……!」
 互いの手の内を見せてわいわいするクロウ&ツグミ。耳ざといエヴァリーナは世界の終焉かってレベルの焦り顔でダモさんの元へダッシュ。
 ダモさんの隣で横座り決めこんでドーナツ食べてたジルダリアが、顔を上げる。
「エヴァリーナさんが走ってきますね」
「ドーナツの補充だろうねぇ。焼きあがっていたから大皿に乗せておいたけど、正解だったみたいだ」
「ドーナツ! ドーナツちょーだい!」
「ほら、持っていくといい」
「ありがとう! クロウちゃんツグミちゃん待っててー!」
 草を巻き上げるドリフトで駆けこんできたエヴァリーナが、ディミックに大皿を渡されて急速Uターン。ピットインしたレースカーのような速さで去ってゆく背中を見送って、ディミックは自分の分の焼き立てドーナツをもぐっ。
「ふむ、タピオカ粉が効いてもちもちしている。揚げるのではなく焼いてあるから一層もちもちが生きるのだろうねぇ。勉強になる」
「ドーナツも奥が深いですね」
 適当な応対をしつつ、こちらも改めてドーナツを齧るジルダリア。
 ふんわり香るブランデーと、さくっとした生地の中にラムレーズンとオレンジピールのアクセントが光る。畳みかけるような甘さとは一線を画した大人風。
「サクサクで美味しいですね。この食感も揚げないからこそのものでしょうか」
「そうだろうねぇ」
「こちらのドーナツには紅茶を練りこんでみましたが、これもやっぱり良いですね。ディミックさんも一口食べますか?」
「では頂いてみようかな」
 差し出された紅茶ドーナツを口に放るディミック。
 自作したドーナツを互いに食べあう、のどかな食事風景だった。美味しいものを食べる皆の表情は綻んでいたし、これ以上ないぐらいほのぼのした時間だった。
 ただひとり。
 そうただひとり、ダモさんの傍を頑として離れないキリクライシャを除いては!
「……ちょっと形が大きくなってしまったかしら。林檎の形と兎の形が良いとは頼んだけれど、もうちょっとデフォルメしてあるくらいが食べやすいと思うわ」
「ダモォ……」
 焼きあがったドーナツ(林檎コンポート入り)を一流料理人の目で分析し、改善点をあげるキリクライシャ。かれこれ3度目のブラッシュアップをくらったダモさんが心なしかしょげている。
 林檎ガチ勢は、林檎ドーナツ作りにもガチだった。
「……それともう少し、コンポートの風味と食感が残るようにしてもらえるかしら……見た目もそうだけど、中身もしっかり林檎にしたいの」
「ダ、ダモォ……!」
 ラジャ、と前脚で敬礼するダモさん。
 すっかり、キリクライシャさんに飼い慣らされとるやないか。

●いわゆるギフト
 ふわりと林檎が香る、林檎ドーナツと兎ドーナツ。
 それをぱくっと食べて、キリクライシャは静かに紅茶を口に含んだ。
「……完璧」
「すごい。林檎が効いてるわね。美味しい」
 対面でドーナツを味わっていたシフカもまた、強い林檎の風味に目を見張る。
 あれから何度か試作してな、無事に完成したみたいっす。
「……あとは一つひとつ包んで、箱詰めするだけね」
「友達にでも配るの? バーミリオンさんもせっせとラッピングしてるけど……あ、この苺ドーナツ美味しいわね」
「口に合ったようでよかった」
 レジャーシートの上でせっせと、それでいて極まった手際で林檎ドーナツを個包装するバーミリオン。それを見物しつつ食べた苺ドーナツにシフカが舌鼓を打つと、ディミックはさらりと礼を返した。
「成形も好きにできるようだからポンデ……お店で売ってるアレの形を再現してみたよ。グレーズも上手くいったし、私としても満足する出来だねぇ」
「ええ、お店の味そのものだったわ。美味しい美味しい……」
 ディミックの話を聞きながら、小さな球が連なったもちもちドーナツを頬張るシフカ。
 ツグミもまた、凸凹と歪な形のドーナツをしげしげ眺めている。
「こんな落ちものパズルのような形まで作れるとは、敵ながら恐れ入る機能ですねーぇ」
「その形なかなか尖ってんね。なんでそんな形?」
「これはですねーぇ?」
 きゃり子が注いでくれたホットココアを啜る清春に、ニッコリと笑みを返すツグミ。
 ツグミはパズル形をした凸凹ドーナツを何個か手に取ると、それをパパッと、凸凹がハマりあうように組み合わせた。
 で。
「はぁい、横一列揃ったので消しましょーぅ!」
 はむっと一気に口の中に突っ込んでみせたァ!
 突っこんでみせて!
 みせて!
「……んんー、頭脳を使ってカロリー消費もバッチリなので、この調子でもう一列いきましょうかーぁ!」
 みせただけだった。
 特に深い意味とかなかった。
「あーうん、カロリーは使ったほうがいいよねーわかるわかる」
 それでもツッコまず笑顔で全面肯定する清春くんは、ブレない。
「そーゆー意味じゃ、揚げないってのも太る不安が和らいでいいよねぇ」
「カロリー……そういう心配も、まあ女性ならばありますよね」
 話題をひろげ(ながら生クリームガン積みのドーナツを食べ)る清春に、淑やかな調子で頷くのはジルダリアである。
 具体的に言うならば、右手にコンビーフとブラックペッパーが効きまくったおつまみ風ドーナツを持ち、左手に琥珀色の液体が波打つグラスを持ったジルダリアである。
「ロースハムとブルーチーズも、合いますね」
「わージルダリアちゃん、真昼間から豪胆ー」
「皆が真面目に働いてる時間こそ、美味しいんですよね」
 ふふっ、と微笑むジルダリアさん。
「でも大丈夫、酔ってません。酔ってませんともフヒヒヒ」
「うん、全然そうは見えない」
「お水用意したほうがよさそうだね……」
「そういう介抱は私に任せるといい。せっかくの機会だし皆はドーナツを楽しむといい」
 不安げに見る清春と、水を持ってこようとするクロウを制し、ジルダリアの隣に座るディミック。さすがの年季(?)を感じさせる紳士がそう言ったので、2人とも面倒くさそうなジルダリアさんは一任しておきました。
「しかし今日は本当に美味しい1日だったなー」
「ほんとほんと。今日来れてよかったー」
 クロウと並んでドーナツをもぐもぐするエヴァリーナが、どんっ、と特大コーラのペットボトルを置く。
 ほぼポリタンクだった。
「エヴァリーナ……それ全部飲むの?」
「もちろん! 本場はこれだよねー。あ、ミルクセーキもあるよー」
 もう1個ポリタンクを取り出すエヴァリーナ。
「チョコとかナッツとかピーナツバター盛り盛りのドーナツと一緒に飲んで食べるの最高だよ~」
「それ以上は……それ以上は危険だ!」
「え、危険? 私はいいと思うけど」
「シフカもそっち側の人間だったのか!」
 揃ってミルクセーキぐびーするエヴァリーナ&シフカ。食っても太らないとかいう特殊能力者たちの蛮行に、クロウは思わず地面に拳を打っていた。
「世界は理不尽だ……!」
「大変ね」
 ちょっと沈んだクロウの肩に手を置くシフカ。
 そうしてよくわからない慰めを受ける主人をよそに、ワカクサはバニラアイス盛りのドーナツに抱き着いて、頭上にハートを浮かべるのだった。

 なお、その後ダモさんはサクッと破壊され、無事にクロウ宅に引き取られたのだった。

作者:星垣えん 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年4月16日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 3
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