花見祭り

作者:芦原クロ

 多くの屋台が立ち並ぶ、花見祭り。
 川沿いには満開の桜並木が続き、美しい世界を彩っている。
 客で賑わう屋台では祭りの定番メニュー、たこ焼き、焼きそば、じゃがバターやフランクフルト、カラフルなスプリンクルのチョコバナナや今川焼き……なども有るが、この祭りでしか食べられない、限定おでんと限定スイーツを取り扱っている店が多い。
 限定スイーツは、モチモチ食感のたい焼き、サクサク食感のたい焼といった、一風変わったものだ。
 つぶあん、こしあん、チョコ、カスタード、イチゴクリーム、抹茶、キャラメルの7種類が揃っている。
 食欲を誘う香りが漂う屋台から、大分離れた、ひと気の無い河川敷。
 そこに、怪しい集団の姿があった。
『花見とは……飲食は一切せずに、花だけをひたすら見続けるべきだ! それこそが真の花見だろう? 美味いもんバクバク食べながらの花見なんて、冒涜だ! 花より団子など、けしからん! 古くから桜を愛でて来た、ご先祖様に顔向け出来ないぞッ!』
 10名の信者を前に、個人の主張を教義として力説している、異形の者。
『うむ、では屋台をブッ壊しにゆこう!』
 ビルシャナ大菩薩の影響なのか信者たちは、ビルシャナの異形を気にせず、賛同の声をあげた。

「白樺・学さんの推理のお陰で、予知出来たぜ。悟りを開いたビルシャナが、信者を率いて、事件を起こそうとしてる。どうか阻止し、一般人の救出とビルシャナの討伐を頼む」
 霧山・シロウ(ウェアライダーのヘリオライダー・en0315)は、頭を下げた。
「花見では飲食を一切認めないビルシャナか。信者に、ダイエット中の人も居そうだな」
「やはりケルベロス、流石だ。信者の5人は女性で、空腹状態のようだ。ダイエット中で食べられないジレンマが、屋台を憎むものへ変わり、飲食拒否の賛同に繋がったのだろう」
 白樺・学(永久不完全・e85715)の推理に深く感心し、説明を続ける。

 ビルシャナ化した人間が、配下を増やそうと、信者10名と共に河川敷から動きだす所を、迎え撃つ形となる。
 ビルシャナの言葉には強い説得力がある為、放っておけば一般人は配下になってしまう。
 配下はとても弱いが、倒すと死んでしまうので、攻撃しにくい面倒な敵だ。
 例え配下になってもビルシャナさえ倒せば元に戻るので、救出は可能だが……。
 一番良いのは、ビルシャナの主張を覆すような、インパクトのある主張を行ない、信者が配下になるのを防ぐ事だろう。
 正気に戻った信者を逃がすか、ひとかたまりに集めて保護するかは、自由だ。
 インパクトのある主張をしていれば、ビルシャナはケルベロスだけに意識を向け続ける。

「戦闘では、このビルシャナは【トラウマ】【炎】【プレッシャー】のバッドステータスが付与された攻撃をするぜ。対策を考えておくと、有利になる筈だ。信者の数は10名。男性5、女性5だ。先ほど言った通り、女性信者は全員、ダイエット中だ。男性信者のほうは……仲良く食べ合ったりする光景を妬んでいる者が多いようだ。美味い物はシェアして仲良く食べる光景って、見てて和むのにな」
 ダイエット中の女性たちと、リア充ダメ絶対派の男性たち。
 そのことを上手く利用し、インパクトや精神的ダメージのある説得をすれば、10名も正気に戻り、配下化の阻止が可能となる。

「討伐後は、沢山の屋台巡りをしたり、川沿いで桜を眺めながら飲食するのも良いな。限定おでんも、スイーツも、どちらも美味いらしいぜ。……頼れるのは、あんたさん達だけだ。討伐を、宜しく頼む」
 放っておけば被害が拡大し、屋台や祭りの風景を崩す被害や、一般人の死傷者も出かねないだろう。
 少し間を置いてから、真剣に願った。


参加者
キリクライシャ・セサンゴート(林檎割人形・e20513)
鍔鳴・奏(碧空の世界・e25076)
オリヴン・ベリル(双葉のカンラン石・e27322)
北條・計都(凶兆の鋼鴉・e28570)
仁江・かりん(リトルネクロマンサー・e44079)
柄倉・清春(大菩薩峠・e85251)
白樺・学(永久不完全・e85715)

■リプレイ


「……準備を始めましょうね」
 レジャーシートに、購入と自作をあわせ種類も量も多く揃えたお弁当を広げる、キリクライシャ・セサンゴート(林檎割人形・e20513)。
「ぼくはデザート類やお茶を準備したよ。おべんとう楽しみ、わくわく」
 いつも眠たげなオリヴン・ベリル(双葉のカンラン石・e27322)だが、美味しそうな弁当を前にして、テンションがアップ。
「っしゃー! 手作り弁当が食える役得! オリヴンと仁江ちゃんも、色々持ってきたんだねぇ」
 花より団子な柄倉・清春(大菩薩峠・e85251)は、弁当が楽しみの一つとなっている。
「お菓子やジュースを買ってきました、みんなとお花見パーティーでうぇーいします!」
「仁江ちゃん花見ウェーイ」
「うぇーいです!」
 ノリ良く、元気に清春とハイタッチする、仁江・かりん(リトルネクロマンサー・e44079)。
「皆で花見を堪能し、ビルシャナ等を誘き寄せよう」
 作った弁当を持ち込み、怪しい集団からは目を離さない白樺・学(永久不完全・e85715)。
 怪しい集団が河川敷から動き出すと、かりんがすかさず、一緒にお花見をしようと誘う。
「各々言い分はあるのだろうが、まずはこっちに座ったらどうだ? せっかくの桜だ、楽しみながら話しても罰は当たらないだろう」
 学も続き、上手くビルシャナと信者たちを誘導した。


「そもそも男性はカップルを妬み、女性は過度なダイエットに苛立ってる。それはお花見を憎んでる訳じゃないよね? それなら男女の悩みを丸っと解決! お花見しようぜ!」
 鍔鳴・奏(碧空の世界・e25076)が声を高らかに、お花見と書いて合コンと読む。
「マズは目の前に広がるお花を楽しもうじゃないか! 花は心を豊かにするぞ」
 小さい子に配慮し、合コンという言葉は使わない、リーズレット・ヴィッセンシャフト(碧空の世界・e02234)。
 合コンと聞いて浮つき、そわそわしだす、男性信者たち。
(「合コンに走る面子は肉食系だなあ」)
 彼女と義娘持ちの北條・計都(凶兆の鋼鴉・e28570)は、暖かく見守っている。
「野郎も女の子もさ、あんがい思いがけない所にいい出会いってあるもんじゃね?」
 お花見という名の、ミニ合コンに誘う清春。
 男性信者はもうその気だが、女性信者たちはあまり気乗りがしない様子。
 出会いは特に求めていないといった女性信者たちを見て、男性信者たちのやる気も減ってゆく。
「ふぁー! 手作りのお弁当おーいしー♪」
 信者たちの様子を気にしつつも、お弁当に箸をつけると、すぐ夢中になって美味しそうに、良く噛んで食べるリーズレット。
『ダイエット中だから、飲食はダメ!』
 女性信者たちは、美味しそうな弁当を見ないようにしながら主張。
「かーっ、手作り弁当美味しいなー!」
 そこへ追い打ちを掛ける、奏の感想。
(「食べたいときに食べたいものを、食べたいだけ食べられることが平和であり、幸せというもの……食の大切さをしっかりと叩き込んでやりましょう!」)
 食欲を無理に押し殺している女性信者たちを見て、過酷な幼少期を過ごした経験から、そう考えずにはいられない計都。
「こらこら、そこの女性諸君! 食べる順番や適度な運動してる方が健康的なプロポーションを維持できるし、変な痩せ方しなくていいのだぞ!?」
 リーズレットが女性たちに、訴えかける。
「それにヘルシーメニューと言うのも世の中には存在する。どんなものかって? それはな!」
 ドヤ顔で、仲間が作った弁当を紹介する、リーズレット。
「……ヘルシーなメニューも詰め合わせたお弁当なんてどうかしら」
 キリクライシャが持って来た花見弁当は、30人分ぐらいは有りそうだ。
「美容を気にするうら若き女性達よ! 此処にあるお弁当は美味しいの当たり前、更にはカロリー控えめ!」
 女性信者が興味を持つようにと、やや声量を上げる、奏。
「……ダイエットになるし、女子力も鍛えられると思うの」
 女性信者を見て、説得するキリクライシャ。
 刻み野菜たっぷりのハンバーグ。豆腐入りの、ふんわりと甘い卵焼き。林檎入りポテトサラダ。
 温野菜のスティックサラダに、たこさんウインナーや彩り用のミニトマト。
 林檎のコンポート角切りが入ったヨーグルトムースのミニタルト……と、どれも惹かれ、説得力バツグンだ。
 女性信者の1人が耐えきれず、キリクライシャの弁当を食べた。
『美味しいし、ヘルシーだわ』
 いくらでも食べられそうだと伝える彼女は、断食ダイエットの呪縛から解き放たれていた。
「ダイエットか……それ自体は否定しない。が、食わずに痩せようとそればかりでは、賛同できんな」
 4人の女性信者たちを見ると、苛立った表情や、生命力が感じられない顔つきなど、断食によって大分参っているようだ。
「僕も少し弁当……精進料理を作ってみた。良ければ味をみてくれ」
 学は言葉を続かせ、弁当を差し出す。
 精進は参考に留めて、美味しさにも重点を置いた結果、鳥の脂やミンチも混ぜた豆腐唐揚げもどきとなっている。
「過度でなく適度にを心掛ければ、食もダイエットの敵では無くなるぞ」
『これがダイエット食……』
 菜食中心の精進料理と、その美味しさに衝撃を受け、気持ちを取り戻した。
 助手も、喜んで料理を食べている。
「……誰かと分けて食べれば、それだけで満腹感も増すわよね」
 男性信者に視線を向ける、キリクライシャ。
 しかし男性信者たちは、分け合って食べることがリア充に繋がると思い込んでいる。
 説得できた信者は後方に下げ、保護していた計都と清春。
 計都が一歩前に出て、男性信者たちを順番に見てゆく。
「デウスエクスはもとより、事故や天災も起こりうるこの御時世。あなた達は昨晩食べたものを覚えていますか?」
 唐突な計都の問いに、信者たちはざわつく。
「脅かすようですが、それが最後の晩餐になるかもしれないんですよ。いつその時が訪れるか分からないなら、せめて好きなものを日頃から食べて悔いを減らしておきましょうよ!」
 計都の脅しに近い説得に、気の弱そうな男性2人が、慌てて我に返る。
「男達よ! 今こそ隣に居る女性を、勇気を持って誘う時! 男達は奢るチャンスだぞ!」
 奏は別の角度から、男性たちに衝撃を与えた。
 自分たちもリア充になれるのだという期待が、男たちの中で膨らむ。
「一口食べたら、残りは男達が食べてくれるので色んな種類を試せる贅沢な食べ方が出来る! 屋台のものも、一口ずつなら楽しんでも罰は当たらないよ?」
 更に奏は、女性たちにも魅力的な提案を出した。


 男性3人と女性3人が元に戻り、少し離れた位置で計都と清春に保護されている。
「いまって便利だよねぇ、ほらっ炭水化物とカロリーが一目瞭然のアプリちゃん」
 清春は男性には目もくれず、女性信者にスマホを見せる。
「やっぱ桜にはこわーい顔より可愛い女の子の笑顔が似合うと思うんだよねぇオレ」
 絶賛口説きモードの、清春。
「だからほら笑って笑って。一緒にお花見たんのーしよーよ?」
 清春のことが好みだったのか、1人の女性が誘いに応じた。
「あのね、飲食のあるお花見ってね、すごくすごーく、昔っからされてた事なの。豊作祈願の神事ですらあったんだって」
 オリヴンは地デジを抱きかかえながら、語りだす。
「つまり、色々食べたりしながらお花見をするのは、古式ゆかしい、だいじな文化なの。食べてあげたほうが、ご先祖様もきっとニッコリだよ?」
 そう言って、ふんわりと柔らかく微笑む、オリヴン。
「伝統をまもる人ってステキだと思うんだ」
『純粋さが眩しい。まるで俺の汚れきった心を洗い流してくれるみたいだ』
 オリヴンの魅力に、信者が見事にノックダウン。
「……パーティー気分を演出するメニューもあるのよ」
 強火力コンロスイッチで、からあげボンバーを温める、キリクライシャ。
「桜もお日様や地面の栄養をもらって綺麗に咲くのですから、ぼく達も美味しいご飯を食べて、素敵な笑顔を見せてあげたら桜も喜びますよね」
 野菜が少し苦手なかりんだが、刻み野菜たっぷりのハンバーグも美味しく食べることが出来ている。
 からあげボンバーも1つ貰い、美味しそうに食べつつ説得を続ける、かりん。
「桜も、限定おでんと限定スイーツも、みんなのお弁当も、今しか楽しめませんから。今日出会えたみんなと一緒に、いっぱい楽しむですよ」
 そう、限定ものは、今しか楽しめない。
 当たり前過ぎることを忘れ、それに気付かされた、残りの信者の心が大きく揺さぶられる。
「人は飢えたら死ぬんです。花を見るだけじゃお腹は満たされないんですよ!」
 計都が食のありがたみを説き、言葉を続ける。
「食べ物を粗末にする様な奴がモテると思うな!」
 モテたい気持ちを抱えていた男性が、計都の主張に正気を取り戻した。
 最後の女性信者に、リーズレットは視線を向ける。
「折角痩せても顔の血色は悪く、骨と皮だけの身体なんて嫌だろう?」
「飢餓状態の肉体はとにかく栄養を欲する。苦しい思いの結果、太り易い肉体ができるとなれば……辛いだろう」
 リーズレットの言葉に続くように、学が畳みかけた。
 悩む女性に、かりんが元気いっぱいに歩み寄る。
「ちょっと食べ過ぎても、お日様の下で運動したり、桜を見ながらお散歩して帰れば大丈夫ですよ」
 もっともなアドバイスだが、女性には不安が1つ有った。
『運動って、どうせ過酷なものなんでしょ?』
「ぼく、ボール持ってきましたから、食べ過ぎちゃったらあとで一緒に遊んで発散しましょう!」
『ボール遊びだけでいいの!?』
 驚いてから、それならと女性は信仰を捨てた。
 奏のモラがビルシャナを足止めしていた為、ビルシャナが気付いた時には、信者は1人も居なくなっていた。
『お、おのれぇーッ! 貴様ら――』
「これが! 俺達の精一杯だッ!!」
 敵が最後まで言い終らぬ内に、凶鳥の一撃を放つ、計都。鴉の脚状から戻った、こがらす丸は、炎を纏って敵に突撃する。
「ぼく達は、みんなの命を背負って、みんなの命の上に立っているのです。だから、絶対に、負けられません!」
 かりんは惨劇で散った命達の想いを具現化し、前衛陣の盾とする。いっぽは攻撃に回った。
「女の子からの料理あーんが待ってるからなぁ。秒でくたばれよ」
 きゃり子の攻撃とほぼ同時に、煌めく軌跡を描いて飛び蹴りを炸裂させる、清春。
「助手、負傷者を対象に祈れ。他余計なことはするな、いいな?」
 炎を纏った、学の蹴撃。助手はひたすら弁当を食べている。
「……照らして、全てを明るみの中へ」
 キリクライシャの声に応じて浄化の力が光り輝き、仲間たちの耐性を高め、バーミリオンは凶器で攻撃。
「地デジ、いっしょに攻撃しよう」
 オリヴンは地デジの攻撃に合わせ、鋼の拳撃を叩き込む。
 感情を活性化し合った者たちの、怒涛の連携攻撃が決まり、敵はあっという間に塵と化した。


「奏くんのお弁当は特にんまいっ!!」
 料理は出来るものの、誰かがやってくれる場合は遠慮なく甘え、食べる側になる、リーズレット。
「今からが本当のお花見だ!」
 カロリー控えめの弁当を、あーんっとリーズレットに食べさせている、奏。
「オススメのおかずを分けてあげるぞ!」
 元信者が数人、寄って来ると、リーズレットは大歓迎とばかりににっこりと笑う。
「これからどうする? 屋台を見て回るか、または此処でみんなとお花見するか?」
「皆でお花見してワイワイ騒ぐの楽しいもんな! でも屋台の限定品も気になるな……」
 奏の問いに、悩むリーズレット。
「お花見再開しよう。屋台も気になる……元信者さんたちも、どうかな?」
 オリヴンは数名を誘い、屋台のほうへ足を運ぶ。
「宴の準備だ! 俺は気になっていた鯛焼きから先に頂こうかな。鯛焼きは頭から!」
 計都は限定スイーツのたい焼きを求めて、駆け出す。
 モチモチの食感と、サクサクの食感を食べ比べ、どちらも美味しいたい焼きに、舌鼓を打つ。
 キリクライシャは、屋台でりんご飴を購入して戻って来た。
「……お弁当、せっかくだから……」
 皆でお花見をしようとの意味を込めて、声を掛けるキリクライシャ。バーミリオンは給仕し、リンゴ味のドリンクを配っている。
「静かにしっとりなお花見も素敵ですが、ぼくは、美味しいものがたくさんで楽しいお花見も好きですよ!」
 かりんが元気いっぱいに主張し、引き続き、キリクライシャの弁当を味わう。
 桜にうっとりしているきゃり子を気にも留めず、清春は一般女性から料理をあーんっと食べさせて貰っている。
「限定おでんとか酒に合いそうだよねぇ。買いに行っちゃおーか? 他の女の子たちもどうかねぇ?」
 1人に絞っておけず、他の一般女性たちにも声を掛けまくってしまい、清春は女性たちからビンタをくらった。
「ハーレムつくんのって、ムズいもんだねぇ」
 未成年の仲間にはジュースを渡し、持ち込んだ酒をあおりながら、ままならぬ現状に少し遠い目をする、清春。
「肉や魚を、それ以外で表現するとは……初めて作ったが、精進料理とは面白いな」
 限定品や、屋台料理を買って戻り、花見を続行する学。
「おでんなら具を選べばカロリーもさほどではなかろう」
 元信者の女性たちへ、学はおでんを振る舞う。
 出汁がしみ込んだ、えび天や、ごぼうさつま、たまご、大根……どれも美味しい。
 ところで、と。
 説得中も戦闘中でも、食べることに専念していた助手を、学が見逃すことは無い。
「物理的に凹ませてやろうか貴様ァァ……!」
 祈っても腹は膨れんのだ、と言いたげな助手に対し、ボディブローの構えをとる、学。
 ケルベロスたちは暫しの間、賑やかで和気あいあいと、花見を満喫するのだった。

作者:芦原クロ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年3月26日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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