ミッション破壊作戦~慈悲なき殲滅戦

作者:坂本ピエロギ

「お疲れ様っす。ドリームイーターのミッション破壊作戦も、いよいよ大詰めっすね」
 ヘリポートに立つ黒瀬・ダンテ(オラトリオのヘリオライダー・en0004)の説明は、そんな一言から始まった。
「ジグラット・ウォーの敗北で魔空回廊を失ったドリームイーター勢力は、大きな混乱状態にあるっす。このチャンスを活かして、ミッション地域への強襲作戦を実行するっす」
 本作戦の目的は、ドリームイーターのミッション地域を解放することだ。
 具体的には残党勢力を束ねる敵首魁の頭上からヘリオンより降下し、強襲をかけて撃破することが目標となる。
 なお同地域の回廊とバリアは消滅しているため、グラディウスを用いずにミッション地域を破壊できる。無論、想いを叫びたい者は降下の際に叫んでも構わない。
「攻撃するミッション地域については、皆さんで相談して決めて下さいっす。地域ごとに敵の特色があるっすから、それを踏まえて場所を選ぶことをお勧めするっす」
 ミッション地域の首魁さえ撃破できれば、同エリアの残党は容易に殲滅可能となる。
 ただし、もしも首魁の撃破に失敗した場合、残党勢力がエリア周辺の地域に侵攻することが予想されるとダンテは言った。
「なので、皆さんには確実に首魁の撃破をお願いしたいっす」
 残ったミッション地域の残党勢力は、今のところは目立った動きを見せていない。
 しかし回廊が消滅して兵力の補充が断たれた以上、座して死を選ぶくらいならいっそ……と自暴自棄になって周辺地域に侵攻する可能性は捨てきれない。かつてのドラゴン・ウォーのように、他のデウスエクス種族に拠点を奪われるリスクもゼロではないだろう。
 そうした事態を避けるためにも、残る地域も速やかに解放を進めたいところだ。
「ミッション地域の完全解放は目の前っす。どうか必ず成功させて下さいっすね」
 そうしてダンテは説明を終えると、ヘリオンの発進準備を進めるのだった。


参加者
目面・真(たてよみマジメちゃん・e01011)
マヒナ・マオリ(カミサマガタリ・e26402)
笹月・氷花(夜明けの樹氷・e43390)
グラハ・ラジャシック(我濁濫悪・e50382)
副島・二郎(不屈の破片・e56537)
リリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)
ディミック・イルヴァ(グランドロンのブラックウィザード・e85736)

■リプレイ

●一
 茜色の空に、夕刻のチャイムが鳴り響く。
 ここは京都市中京区。はるか昔の平安時代に、平安京と呼ばれる国都が存在した場所へ、ケルベロスたちは向かっていた。
「どうやらこのエリアにも、異空間は残っているようだな」
 副島・二郎(不屈の破片・e56537)はヘリオンの窓越しに外を眺め、呟く。
 碁盤のように整備された区画の、折り目正しく並んだビルの群れ。市街の雑踏と喧騒から逃れた片隅に、その異空間はあった。正確には、空間へと続く『入口』が。
「スザクオージ。すごく昔にあった、ヘイアンキョウのメインストリート……だっけ」
 マヒナ・マオリ(カミサマガタリ・e26402)は独り言ち、異界への入口に目を凝らす。
 ミッション20-4『朱雀大路探索任務』。そこへ繋がる空間の揺らぎは、今も辛うじて視認が可能な程度には姿を残していた。
「それにしても、どうして夢喰いはそんな場所を再現したのかな」
 異空間を作るにしても、他にも場所はありそうなのに――そう首を傾げるマヒナに、隣のディミック・イルヴァ(グランドロンのブラックウィザード・e85736)が口を開いた。
「彼らが盗賊だから、かも知れないね」
「……盗賊だから? どういうコトだ?」
 地図から目を上げて首を傾げる目面・真(たてよみマジメちゃん・e01011)の言葉に、ディミックは答える。
「かつて朱雀大路は、野盗の跋扈する危険地帯だったそうだ。それを題材とした小説などもあると聞く。そうした連中を引きつける『何か』が、そこにあるのではないかな」
「ナルホド、可能性としては有り得るかもな」
「はは。まあ、数週間で仕込んだ知識だがね」
 ナイトメア・ブリガンド――『悪夢の盗賊』を意味する名を持つドリームイーターたちが盗むものは、しかし金でも宝でもない。ドリームエナジーと、そして命だ。
「宝石にされちゃった人たち、絶対に助け出してあげたいね」
 リリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)の呟きに、ディミックは頷く。
「そうしよう。人々を石に封じるなどという暴挙を、許すわけにはいかない」
「ミッション地域の制覇も、もうすぐだもん。負けられないよ」
 ジグラット・ウォー勝利後、魔空回廊が失われたミッション地域。それらを1日でも早く解放すると願ったリリエッタの未来は、手を伸ばせば届くところまで来ていた。
「……終わり良ければ総て良し、といきたいものだな」
「ああ。夢喰いどもも、まぁ長々と居座ってくれやがったもんだ」
 感慨を滲ませる二郎に、グラハ・ラジャシック(我濁濫悪・e50382)が不敵に笑う。
「帰る星もねぇ、仲間も来ねぇ。哀れな負け犬どもを、きっちり地獄に送ってやろうや」
 どちらかというと少々、いや完全に悪人寄りの笑顔を浮かべ、拳を鳴らすグラハ。
 程なくして降下開始のアナウンスが流れると、席を立った笹月・氷花(夜明けの樹氷・e43390)はピンク色のツインテールを揺らしながら、ハッチへ歩いていく。
「『朱雀大路』の制圧、絶対に成功させようね」
「ああ。果たしてみせるとも」
 暮れなずむ京都を見下ろして、アンゼリカ・アーベントロート(黄金騎使・e09974)は決意を胸に頷くと、仲間のケルベロスとともに地上へと降下を開始する。
「夢喰いの侵略に終焉を。地球に生きる人々に平穏を」
 異空間への扉を見据え、胸を張って叫ぶアンゼリカ。
 少年を思わせる凛とした声が、京の都にこだまする。
「夢喰いよ聞け! 私たちは、今日この地を解放する!」
 逢魔が時の異空間、そこに居座る敵首魁のもとへ。
 血のように赤い夕陽を浴びながら、ケルベロスは朱雀大路探索任務へと向かう。

●二
 透明な膜をくぐったような感覚の直後、ケルベロスたちを包む景色が一変した。
 どんより濁った空気が漂う、どことも知れない古い街並み。人の気配が絶えた道の中央、丸々サッカーコートが収まりそうな幅広い道の先に、果たして首魁はいた。
『ギュバラギュバラ! 番犬どものお出ましか!』
 ナイトメア・ブリガンド。
 フードで身を覆い、胸にモザイクを抱いた盗賊の夢喰い。
 馬頭の細工が施された鍵を構える首魁へ、ケルベロスたちはすぐさま攻撃を開始した。
「その宝石を、捕まえた人たちを返してもらうよ」
『ギュバラギュバラ、渡すものかよ!』
 煌びやかな宝石を誇示するように掲げ、盗賊の首魁が嗤う。リリエッタは夕闇に鳴り響く梵鐘を合図に、全速力で夢喰い目指して駆け出した。
『ジグラット・ハートはすでに滅んだ。この空間も長くは保たぬ。貴様らを葬って、地球の者共を存分に食らってくれよう!』
「そんなこと、させないよ」
 馬頭の大鍵が振るわれるより一歩早く、リリエッタは気咬弾を発射した。
 鮮やかな青色にかがやく魔法弾が曲線の軌道を描いて飛び、夢喰いの脇腹にめり込む。
『ギュバラギュバラ、人間ども! 俺にドリームエナジーを捧げろ!』
 その言葉に応えるように、幾つもの宝石の中からシャボン玉のような大量に吐き出され、夢喰いの周りを漂い始める。
「あれは……!」
 ヒールドローンを射出した真は『シャボン玉』を凝視して、その正体に言葉を失った。
 そこに映るのが、人々から絞り出された夢そのものだったからだ。
 小さな少女が両親と一緒に温かい食卓を囲む風景。
 妻子を連れた男が、晴れた日に家族で散歩を楽しむ光景。
 大学に合格した青年が、恩師や両親に祝福される卒業式の眺め――。
 ナイトメア・ブリガンドはそれらを余さず叩き割り、悪夢の空間を生成。人々の夢を歪な盾へと作り変えていく。
『もっと夢を絞り出せ! もっと俺の糧となれ!』
「夢喰いめ。罪のない人たちを、よくも……!」
「……行こう、皆。この力を使ってくれ」
 ドローンの護衛を受けたディミックが、護法覚醒陣の光で前衛を照らしていく。
 夢喰いを守る盾の厚さは、彼がジャマーであることを示すものだ。明滅する阿頼耶識の光で破剣の力を付与しながら、ディミックは仲間に攻撃を促す。
「奴を許すわけにはいかない。絶対に、ここで討つ」
「翔之助、突っ込め! アイツのやり方を全て消し去ってやる!」
 真のボクスドラゴンが短く吠え、砲弾さながらに突っ込んだ。
 夢喰いは馬頭の鍵で応戦するがタックルを捌ききれず、盾の一つをブレイクされる。
『ギュバラギュバラ、役立たずめ』
「逃がすかよ、ノロマが」
 呪いの言葉を漏らす夢喰いめがけ、光る翼を背負ったグラハが破鎧衝を叩き込む。構造的弱点を狙って振り上げる拳は外套を破り、盾さえも打ち砕いていった。
 ブレイク攻撃を連続して食らってなお、盾はしぶとく夢喰いを守るように漂っている。
 マヒナは心を刺す痛みを振りきるように、シャーマンズゴーストへ声をかけた。
「アロアロ、攻撃を手伝って。――ナル、力を貸して」
 マヒナの『いたずらな波』に召喚された小波が、夢追いの足を捉える。次いでアロアロがポジション効果を乗せて放つワイルドファイアは、最後の盾を粉々に破壊した。
『チイィッ、許さんぞ番犬ども!』
「少し、止まっていて貰おうかな」
 アンゼリカは怒り狂う夢喰いを狙いすましてエアシューズで滑走、スターゲイザーを叩きつける。流星の蹴りに足を取られ、動きを鈍らせていく敵めがけ、さらに氷花が惨殺ナイフを握りしめて飛びかかった。
「あはは♪ 真っ赤に染め上げてあげるよ!」
 命中に優れる間合いを維持しつつ、舞い踊る斬撃を手堅く浴びせていく。
 邪魔な盾はもはやない。次第に増やしていく夢喰いを見据えながら、二郎は爆破スイッチを手に取った。ぐずぐずしている時間はない、一気に畳みかけるのだ。
「援護する。さあ行こう」
 ブレイブマインのカラフル煙幕が、前衛の背後で咲き乱れる。
 みなぎる勇気を噛みしめて、武器を構えなおすリリエッタとグラハ。
「逃がさないよ、ナイトメア・ブリガンド」
「這い蹲らせてやるぜ。覚悟しろや」
『ギュバラギュバラ……ギュバラギュバラギュバラ……!』
 夢喰いはただ不敵に笑い、馬頭の鍵を構えるのみ。
 朱雀大路に響き渡る鐘の音が、間近に迫った日没を告げる。

●三
 戦闘開始から数分、ケルベロスと夢喰いの戦いは熾烈なものとなった。
 リリエッタは馬頭の鍵を蹴りで弾き、返しざまに旋刃脚を叩き込む。
「そこ、逃がさないよ」
 ふわりと翻るスカート。そこから飛び出した白い脚が、電光石火の蹴りとなって夢喰いの鳩尾にめり込んだ。よろめく盗賊めがけ、グラハが鬼神角を突き刺した。
「皆。もう少し頑張って――」
『ギュバラ……食らえ!』
 マヒナが励ましの声を仲間たちへ送った刹那、夢喰いのモザイクが鈍く輝いた。
 ブリガンド・ドリーム――『略奪者の夢』の名を冠した、トラウマもたらす魔法の光が、マヒナの全身に降り注ぐ。
「うっ……! あ、あぁっ……!」
 マヒナは空を仰ぎ、苦悶の呻きを漏らした。
 その脳裏に蘇るのは、かつて東京上空の戦いでドリームイーターへと変貌しかけたときの記憶。夢喰いの魔法はその光景を鮮明に具現化し、マヒナを蝕んでいく。
「ほ、星が……星が見えない……」
「無事か、マヒナクン。立ち上がれ!」
 シャウトを飛ばし、アロアロの祈りを受けたマヒナへ、真は気力溜めを浴びせる。
 トラウマを振り切るマヒナ。一方アンゼリカはクラッシャーのグラハとリリエッタを援護すべく、夢喰いへの攻撃に加わった。
「これで凍り付け! フロストレーザー!」
 バスターライフルの砲口から発射された凍結光線が夢喰いの脇腹に命中し、瞬く間にその体を分厚い氷で包み込んでいく。
 苦しいのは敵も同じなのだ、ここで自分が倒れるわけにはいかない。
 夢を叶える意味はない、そう言って人々を踏みにじり続けた夢喰いの暴虐に、今日ここで終止符を打たねば。
「生きて帰ろう! 私たちだけじゃない、攫われた人たちも一緒に!」
「ああ、もう一息だ。油断せずに行くぞ」
 二郎は爆破スイッチを起爆、更なるブレイブマインで後衛の支援を開始した。
 夕暮れの朱雀大路に響き渡る軽快な破裂音。七色の煙幕を背にした氷花は、昂ぶる勇気を胸に、エアシューズで夢喰いめがけて滑走していく。
「よーし、とっつげきー!」
 氷花が叩き込むはグラインドファイア。狙いすました炎の蹴りを避けられぬと悟ったか、夢喰いは鍵を構えてガード態勢を取る。
「これで焼き尽くしてあげるよー!」
『バカめ、弾いてくれよう!』
 しかし――。
 氷花の蹴りが届くより一手早く、ナイトメア・ブリガンドの顔を眩い光が照らす。
「どこを見ているのかな、ドリームイーター?」
『――!?』
 反射的に見上げた先には、阿頼耶光を一斉発射するディミックの姿があった。
 巨大な体躯を誇るグランドロンの彼が、二郎とのコンビネーションを発動し、跳躍。網膜を焼くように眩しい光線を一斉発射する。
「終わりだ、夢喰い。その宝石を返してもらおう」
 光の濁流にガードをぶち破られ、衝撃で宙を踊るナイトメア・ブリガンド。
 そこへ、氷花の、渾身の蹴りが――。
「いっけえええええ!!」
『ギュバラアアァァッ!! おのれ、おのれええェェェェッ!!』
 土手っ腹に開けられた大穴から、血液のようにモザイクが零れ落ちるのも構わず、夢悔いは最後の命を燃やし尽くすように飛びかかってきた。
 振り下ろされる馬頭の鍵。アンゼリカへの一撃を庇った真がオラトリオヴェールで前衛を包み、続けざまに白銀の硬貨を弾く。
「破砕点はそこだな。砕け散れ!」
 狙いすますのは、高速演算で弾き出した構造的弱点。
 精密機械を内蔵した硬貨型爆破スイッチを起爆し、爆炎で夢喰いの外套を吹き飛ばす。
 体中を損傷しながら暴れ狂う夢喰いと、ケルベロスは入れ替わり切り結び続けた。決着の時が近づきつつあることを、その場のだれもが感じ取る。
「目面、大事はないか」
 真が鍵で受けた傷は、二郎の祝福の矢によって即座に塞がれた。
 かたやドレインによって夢喰いが回復した生命力は微々たるもの。守りに入った一瞬を、ケルベロスは決して見逃さない。
「雪さえも退く凍気を、食らえー!」
 氷花が構えるは魔氷のパイルバンカーだ。流れるように射出したイガルカストライクは、寸分過たず夢喰いの右肩に直撃。マヒナが発射する時空凍結弾を追撃で浴び、モザイクの体が氷で覆われていく。
『ギュバ……ラ……』
「容赦はしない。覚悟したまえ」
 よろめいた先へ、ディミックが彗星爆突衝で光る彗星と化して突撃、夢喰いの守りを丸裸に近い状態にまで剥ぎ取った。
 そうして戦うこと、さらに数分。
 服を破られ、氷に覆われ、展開した盾は即座に破壊され……とうとう自らを突き動かす力が尽き果てたのを感じ、夢喰いは己の死を悟ったようだった。
『ギュバラ……馬鹿め……夢を叶える意味など……』
「はん、叶えたいから叶える以上の理由が必要か?」
 トラウマの魔法が発動するより一歩早く、グラハの漆黒の拳がモザイクにめり込む。
「夢を見るのは人の勝手、手を伸ばさんと望むとすりゃ人生賭けた自己満足。意味なんぞ、端から無くても構わねぇもんだろうよ」
 悪霊化:『残さずに、いただきましょう』――消化液の力によって次第に形を失っていく夢喰いに、アンゼリカとリリエッタが胸を張って言う。
「最期に覚えておけ、夢喰い。意味があるか、ないか……」
「……それを決めるのは、夢を見るひと自身だよ」
 侵略者に報いを、人々に平穏を。それは――。
「――そうさ、『約束』だ!」
 アンゼリカのグラビティが光へと変じ、全てのものを照らし出す。
 夕闇の『朱雀大路』。夢喰いの恐怖する表情。その全てを。
「大丈夫だ。――私は負けない」
 刹那、アンゼリカの両手から放たれた光と、
「ルー、力を貸して! ――これで決めるよ、スパイク・バレット!」
 残霊と手を繋ぎ、荊棘の魔力を込めて放つリリエッタの魔弾が、夢喰いの心臓を貫く。
 それが、最後の一撃だった。
『ギュギュ、ギュバラアアァァァッ!!』
 断末魔を遺し、跡形もなく消滅するナイトメア・ブリガンド。
 夕暮れに響く鐘の音が、死闘の終わりを厳かに告げるのだった。

●四
 リリエッタと真は散らばった宝石を仲間とともに回収し、撤収の準備を始めた。
「終わったね。皆、お疲れ様だよ」
「ああ。朱雀大路が見納めなのは残念だが、コレでイイ」
 ジュエルジグラットが滅び、ナイトメア・ブリガンドが討たれた事で、『朱雀大路』にも終わりが訪れようとしていた。
 首魁を失った今、残る残党たちにはケルベロスに討たれる未来が残されるのみだ。宝石になった人々は遠からず救出され、元に戻ることだろう。
(「これで京の都も、また人が安心して過ごせる地になるだろう。だが」)
 だが、まだ戦いは終わらない。
 この星が、侵略者から解放された真の楽園となるまでは――。
 こうして次なる戦場を見据え、アンゼリカと番犬たちは『朱雀大路』を後にした。

作者:坂本ピエロギ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年3月9日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 4/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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