ミッション破壊作戦~モザイクの晴れた地で

作者:坂本ピエロギ

「ジグラット・ウォーの勝利、お疲れ様でした」
 ケルベロスが勝ち取った大きな勝利を、ムッカ・フェローチェ(ウェアライダーのヘリオライダー・en0293)は大いに祝福した。
 ジグラット・ハート撃破。そしてジュエルジグラット・ゲートの破壊――。
 地球を狙うデウスエクスの脅威は、ドラゴンに続いてまた1つ減ったのだ。
 ドリームイーターの本星を制圧に成功したことで、ドリームイーターは戦力供給の手段を失い、それに伴って彼らの強襲型魔空回廊も消滅が確認されたという。
「さて。今回は皆さんに、ミッション地域に残る敵勢力を撃破していただきます」
 そう言ってムッカは、依頼の本題を切り出した。
 ドリームイーターたちの魔空回廊は失われたものの、そこに展開していた敵勢力は依然として健在のままだ。
 大阪生駒山、秋田県名不知集落、櫃原連続失踪事件、朱雀大路探索任務、幻影城魔鏡門、グッドナイト城……。
 以上6つのミッション地域が放置されれば、そこに残る敵勢力が自暴自棄になって周辺地域に攻撃を仕掛けてくる可能性もある。そうなれば甚大な被害は免れ得ない。
「そこで皆さんにはミッション地域へ降下を行い、敵勢力の首魁を撃破してもらいます」
 首魁を失えば、もはやその勢力はケルベロスの敵ではない。周囲に進撃するまでもなく、容易に殲滅が可能となるだろう。
 なお今回の作戦は、通常のミッション破壊作戦と異なる点が1つある。
 敵の魔空回廊は既に消失しているため、グラディウスを使用する必要がないという事だ。
 ヘリオン降下後は即座に敵の首魁との戦闘を行い、これを撃破できれば作戦成功となる。
「首魁の撃破に失敗すれば、周辺地域が敵勢力の侵攻に晒される恐れがあります。そのような事態は避けねばなりません。敵の首魁だけは、絶対に討ち漏らさぬよう撃破して下さい」
 ドリームイーターが壊滅した今、彼らに引導を渡す絶好のチャンスだ。
 これに成功し、ミッション地域を開放出来れば、状況は大きく有利になる事だろう。
「それでは参りましょう。私たちの地を、モザイクから取り戻すために」


参加者
シィカ・セィカ(デッドオアライブ・e00612)
グーウィ・デュール(黄金の照らす運命・e01159)
燈家・陽葉(光響射て・e02459)
ゼー・フラクトゥール(篝火・e32448)
朝比奈・昴(狂信のクワイア・e44320)
ステラ・フラグメント(天の光・e44779)
副島・二郎(不屈の破片・e56537)
リリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)

■リプレイ

●一
 2月上旬、早朝。
 山梨県の山中へ向かうヘリオンの中に、ケルベロスたちはいた。
 朝日が差し込む窓から地上を見下ろせば、そこに広がるのは一面の森、森、森。モザイクの怪物たちが支配する、死の気配に満ちた山林だ。
 ミッション35-4、幻影城魔鏡門――。
 ジグラット・ウォーの勝利の後、ドリームイーター『ロストイリュージョン』が支配するこの地には、ふたつの大きな変化が生じていた。
「もうすぐ到着だね。グラディウスを使う手間が省けるのは助かるよ」
 ひとつは、強襲型魔空回廊の消失だ。燈家・陽葉(光響射て・e02459)が眺める中枢部の回廊は、それを守るバリアともども跡形もなく消滅している。
 残るひとつは、ミッション地域の中枢に近づくにつれて明らかになった。
(「……ふむ、妙じゃ」)
 最初に気づいたのは、ゼー・フラクトゥール(篝火・e32448)だった。
 デウスエクスたちの色濃い気配が漂う、人里離れたミッション地域。そこに存在していた『奇妙な空間』への入口が、どこにも見あたらないのだ。
「副島殿。そちらはどうかのぅ」
「駄目だな。上空からの観測では、断言は出来んが……」
 副島・二郎(不屈の破片・e56537)はそう言って、再び地上に目を落とした。
 巨大な城がそびえ立つ空間への入口は、やはり影も形もない。かすかな霧が漂う山林の中を、夢喰いと思しき群れがふらふらと彷徨う光景が広がるのみだ。
 ゼーはその眺めを見て、ふむ、と呟いた。
「ジグラット・ハートが滅び、空間もまた消滅したということかのぅ」
「ええ。その可能性は考えられますね」
 首を傾げるゼーに、朝比奈・昴(狂信のクワイア・e44320)が頷きを返す。
「例の空間は、ジグラット・ハートと何か関わりがあったのかもしれません。ですが、その真実を知る機会は、もう恐らく……」
 明らかなのは、あの空間に関して懸念されていたこと――姿を消した初代の寓話六塔たちが隠れている可能性はないということだ。
(「『フォーチュンテイカー』。『ランプの魔神』。『王様』、そして『お姫様』。彼らは皆、先のジグラット・ウォーで……」)
 昴は銀のロザリオを手に、死んでいった者達への祈りを捧げた。
「ドリームイーターの結末……最後まで見届けたいですね」
「そうですね。けど、あの山にいる連中の『最後』はそう遠くありませんよ」
 横で話を聞いていたグーウィ・デュール(黄金の照らす運命・e01159)が頷いた。
(「今から引導を渡すんですから。夢喰いのクソ共に」)
 あのモザイクを抱えるデウスエクスたちには、まだまだ言いたいことがあったのだが……そんな無念さを微かに滲ませつつ、
「まあ、これはこれで良しとしましょう。侵略の芽は確実に摘み取るだけです」
「ゲートは潰せたけど、まだまだ残党はいるからね」
 戦いの支度を終えたリリエッタ・スノウ(小さな復讐鬼・e63102)が、首肯を返す。
 寓話六塔たちと戦い、学園ドリームイーターと戦い、シャドウエルフの少女はその全ての戦いに勝利してきた。
 ゆえにこの戦いも、負けられない。
 ドリームイーターが支配するミッション地域解放、その第一歩となる戦いなのだから。
「これ以上地球で好き勝手される前に、みんなで奪い返すよ!」
「ああ。ドリームイーターの被害者は、もう一人だって増やせないからな」
 ステラ・フラグメント(天の光・e44779)は、相棒のウイングキャット『ノッテ』と共に、近づいて来る魔空回廊跡を見下ろした。
 次第に高鳴る胸の鼓動。合わせるようにブザーが鳴り響き、ハッチが開かれていく。
 吹き付ける風にマントをたなびかせ、アカギツネの怪盗が『仕事』の準備を済ませると、シィカ・セィカ(デッドオアライブ・e00612)が愛用のギターをかき鳴らした。
「レッツ、ロックンロール! ケルベロスライブ、スタートデス!」
 これから始まるのは、夢喰いどもへの掃討戦。山を丸ごとライブ会場に、思いきり派手に暴れてやろう。
 青空に響く旋律を背に、シィカは仲間と共にヘリオンを降下していく。

●二
 着地から数秒後、ケルベロスは敵の首魁と遭遇した。
「気をつけろ。来るぞ」
 二郎が注意を促した矢先、8人の前に現れたのはドレス姿の女性を映す巨大な鏡だった。その顔を覆い隠すモザイクは、彼女が夢喰いであることを示す証だ。
『ジュエルジグラットはもうお終い。何もかも破滅だわ』
 そう言って夢喰い――ロストイリュージョンは鍵を構えると、隊列を組んだケルベロスへ迸るような敵意を向けて来た。
『だから最後に教えて頂戴。この私が誰なのかを!』
「知らない。でも、この森は返してもらうよ」
 リリエッタが風のような身ごなしで、襲い来る夢喰いの間合いへ飛び込んでいった。
 初撃で放ったのは旋刃脚だ。翻るスカートから覗く白い脚が、夢喰いの振り下ろす大鍵と電光石火の速度で打ち合いを演じ、麻痺の蹴りを一発二発と着実に叩き込んでいく。
『私は誰? 貴方は誰?』
「リリはリリだよ……!」
 空虚な声と共に、夢喰いの鍵が薙ぎ払われた。
 破壊力を込めた一撃を蹴りで弾くリリエッタの声色が、不意に苦痛の色を帯びる。鍵の力によって、トラウマが彼女を苛み始めたようだった。
「ボクが回復するのデース! レッツ、ドラゴンライブ……スタート!!」
 シィカはドラゴニアンの少女二人を召喚。ドラムとキーボード、そしてギターのトリオで『天穹へ至れ、竜たちの唱』を奏で、リリエッタら前衛に破壊の力をもたらす。
「さあ、ロックな戦いを見せてやろうデース!」
「そこだ――捉えたよ」
 敵につけ入る隙を与えてはいけない。陽葉はエアシューズで加速、スターゲイザーを叩き込んだ。わずかに動きを鈍らせる夢喰いを、グーウィの手から飛び出たケルベロスチェインが蛇のごとく地を這い、瞬時に絡め取る。
「さあ、逃がしませんよ」
 中衛のグーウィが放つ猟犬縛鎖は、暴れる程に夢喰いの体へ食い込んでいった。
 それと同時、ステラと二郎が回復支援に動く。敵は支援効果を消す攻撃手段を有さない。序盤に付与を重ねれば、得られるアドバンテージはそれだけ大きくなるだろう。
「ノッテ、みんなを回復だ!」
 ステラの起爆するブレイブマインが、前衛の背をカラフル煙幕で彩る。合わせてノッテが清浄な風を送り込む。続いて二郎もオウガ粒子を散布、仲間の身体能力を向上させていく。
 仲間たちの支援で傷を癒すリリエッタ。だが、トラウマはなお消え去らずに残り、彼女の身と心を苛んでいるようだ。
「あの夢喰い……ジャマーか」
「うむ、そのようじゃのぅ」
 二郎の横で、ドラゴニックハンマーを変形させたゼーが頷いた。
「このままではちと厄介じゃのぅ。リィーンリィーン、回復を支援するのじゃ」
 ゼーは変形させたドラゴニックハンマーで轟竜砲を発射。
 砲撃によって夢喰いを追い詰めていく老ドラゴニアンの傍らで、愛弟子のボクスドラゴンは負傷したリリエッタの回復支援を急ぐ。
『私は誰? 貴方は誰?』
(「モザイクの苦しみ……痛ましいことじゃ」)
 夢喰いを弾幕で捉えながら、ゼーの脳裏にかつての記憶が蘇る。
 仲間を逃がすため暴走し、モザイクに覆われた身となったところをジグラット・ウォーで救出された時のことを。
 あの夢喰いも、ある意味ではジュエルジグラットの犠牲者なのだろう。しかし――。
「容赦はできぬ。これ以上、犠牲者を増やすわけにはいかぬでの」
 狙いすました竜砲弾をゼーが発射。
 直撃を浴び、鏡の破片を撒き散らすロストイリュージョン。
 動きを鈍らせた一瞬を、昴のスターゲイザーは見逃さない。
『私は、私は誰なの……?』
「――全ては聖王女の御心のままに」
 濁ったモザイクを抱えて悶える夢喰いに、確実なる終わりをもたらすため。昴は信仰心で精神を塗りつぶし、流星の蹴りを叩き込むのだった。

●三
 戦闘は更に熾烈なものとなっていった。
 ケルベロスの戦いぶりは堅実で、夢喰いに決して隙をみせない。手厚いディフェンダー陣に守られた4名のアタッカーは、二郎とシィカ、そしてステラの支援で命中と攻撃を強化、容赦のない攻撃を浴びせる。
 足を止め、服を破り、氷を浴びせ、敵が回復でBS耐性を得ればステラとグーウィがすぐにブレイクで破壊した。夢喰いのトラウマ攻撃はノッテとリィーンリィーンの支援によって、すぐに除去されていく。
 そうして戦うこと更に数分、ロストイリュージョンは負傷を積み重ね、動きも鈍くなっていく。だがその闘争心だけは、まるで萎える気配を見せていない。
『貴方は誰? 貴方は誰……?』
「ボクはシィカ! ロックなミュージシャンなのデース!」
 迫りくる鏡の群れから陽葉を庇い、シィカが天真爛漫に笑う。
 吹き出す汗には血が混じり、蓄積されたダメージが浅くないことを物語っていた。しかしそんな時こそ、シィカはバイオレンスギターを高らかにかき鳴らし、ブラッドスターの旋律で傷ついた仲間に癒しをもたらす。
「レッツ、ロック! ボクの歌を聴け、デスよ!」
「リリも負けないよ。ルー、力を貸して!」
 リリエッタはトラウマを振り切り、ワイルドグラビティを発動。召喚されたサキュバスの女性と手をつなぎ、循環する魔力で魔弾を生成した。
「――これで決めるよ、スパイク・バレット!」
 荊棘の魔力を帯びた弾は、生ける猛禽さながらに空を裂き、夢喰いの体を穿ち貫く。
『ああ……私は一体、誰……?』
「僕たちにとってキミは敵。それで十分じゃないかな」
 モザイクと硝子をまき散らしながら悲鳴を上げるロストイリュージョン。
 そこへ陽葉は大地の弓を構え、矢なき弦を引き絞った。
 周りに被害を及ぼすことは避けたかったが、そうも言っていられないようだ。周りが森林なのは、せめてもの救いだった。
「響け、大地の音色」
 ヒュン、と空を震わす鳴弦の音。
 刹那、『大地の弓』の力によって地面が弾け、土砂の柱が獲物を飲み込んだ。
 度重なる足止めによって、夢喰いはもはや満足に動くことすら叶わない。ステラはそんな敵の振り回す鍵からグーウィを庇い、足に魔力を集中させ始めた。
 狙うは鏡の中心。杖型ガジェットで貫いた、蜘蛛の巣状の亀裂が生じた箇所だ。
『貴方は誰? 誰……?』
「俺は俺! 怪盗ステラさ!」
 そう言って微笑んだウェアライダーの青年は、魔力を帯びた足で跳躍。森の木々を足場に飛翔するように跳び上がると、とっておきの一撃を繰り出した。
「さあ、流れ星がみえるかな?」
 『Burlone meteora』。
 ステラが叩き込む蹴りは、『悪戯な流れ星』の名前そのままに暴れ狂い、縦横無尽に敵の傷口を切り広げていく。破り取られる服よろしく、派手に砕け散る鏡の破片。グーウィは、その隙間めがけてケルベロスチェインの錘をねじ込むように叩き込んだ。
「あなたが誰かはどうでもいいです。今ここで死ぬんですからね!」
「支援する、デュール。全力でいくといい」
 二郎が九尾扇を振り下ろすや、負傷を重ねたグーウィの身を蠢く幻影が包んだ。幻影の力で傷が癒えるのと同時、妨害の力がドワーフ少女の体に漲っていく。
「さあ頼む。俺の分まで」
「承知しました、お任せを!」
 グーウィは渾身の力と共に、夢喰いの体を『掘削撃』で削った。
「働いて返せ、ヴィゴラス!」
 かつて戦いで鹵獲した宿敵の名を呼び、容赦なく装甲を剥ぎ取っていくグーウィ。丸裸に近い姿となっても、なお狂ったように攻撃を続けるロストイリュージョンに、ゼーは妖精弓の狙いを静かに定めた。
「そろそろ幕引きじゃ、夢喰いよ」
 ゼーは弾き絞った妖精弓から魔法の矢を発射する。
 老いた身とはいえ歴戦の兵たるゼーだ。放った矢は決して的を外さない。放物線を描いて飛ぶホーミングアローは寸分の狂いもなく鏡を穿ち、夢喰いの身体に傷を刻む。
『ああ、あな、貴方は……!?』
 硝子を引っ掻くような金切り声をあげ、なおも暴れ狂うロストイリュージョン。
 その悲痛な叫びに込めた感情が怒りなのか、全く別の何かなのかは分からない。
 だがジュエルジグラットの正体を、そして迎えた結末を知っているケルベロスにとって、その姿はどこか痛ましさを感じさせた。
「せめて、最期は安らかな眠りがありますよう」
 昴は短い祈りを捧げると、力を解き放った。
 心臓から全身へと広がるワイルドは、敬虔なるパラディオンである彼女を、真黒く淀んだスライム状の半獣へと変える。
「聖なるかな、聖なるかな。聖譚の王女を賛美せよ……」
 一度力を解き放ったが最後、戦い終わるまで続く激痛。昴は己の信仰を歌い続けることで正気を保ちながら、荒れ狂う爪と牙をもって飛び掛かった。
「その御名を讃えよ、その恩寵を讃えよ、その加護を讃えよ、その奇跡を讃えよ」
 避けることも、防ぐことも、もはや夢喰いには叶わない。
 祈りを込めて振り下ろされる爪に裂かれ、食いつく牙に砕かれ、鏡のドリームイーターは千々の破片となって飛散していく。
『わ、わ、……私は……!』
 虚ろな叫びを残して消滅するロストイリュージョン。
 そうして首魁を撃破したことを確認すると、ケルベロスたちはミッション地域を速やかに離脱していくのだった。

●四
「任務完了、ですね」
 無事に離脱を終え、元の姿に戻った昴が笑顔で言う。
 まずはひとつ、夢喰いのミッション地域を解放できた。戦いを終えて傷だらけの仲間たちも、浮かべる表情にはどこか安堵の色がある。
「全員無事で何よりだ。お疲れ様!」
 ステラは仲間たちを労いながら、抜け出した山林を名残惜しそうに振り返る。
 見逃した『奇妙な空間』、そこにあったという城。怪盗としては、とても心くすぐられる話だったのだが。
「くっ、何だかすごく気になるぜ……!」
 名残惜しそうに身悶えるステラに、ゼーと昴が同意を示すように頷いた。
「そうじゃのぅ。どのような秘密があったのかのぅ」
「やはり空間は消滅していたようですね。多少なりとも調査出来ればと思いましたが」
 空間だけではない。すでに山中からは、夢喰いの気配も急速に失われ始めていた。
 恐らくは首魁が討たれた影響だろうか、残っている夢喰いたちも、遠からずケルベロスの手によって一掃されるに違いない。
 飛ぶように森を駆け抜けたリリエッタは息を整えると、グッと拳を握って、
「あと5つだね。1日でも早く解放するよ!」
「ええ。奴らにこれ以上、好き勝手はさせません」
 リリエッタが見せる意気込みに頷くグーウィ。
 シィカは作戦の終わりを締めくくるように愛用のギターをかき鳴らし、彼方の山に広がるミッション地域の中枢跡を眺める。
 かつて幻影城魔鏡門と呼ばれた地、そこに異形のモザイクが蠢くことはもうない。
「イエーイ! ボクたちの勝利デース!」
 ミッション地域35-4、奪還成功。
 ギターの旋律が響く青空の下、山には春の足音が聞こえ始めていた。

作者:坂本ピエロギ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年2月5日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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