女の子のお尻が大好き！

■リプレイ

●尻屋敷前
「これは……また……凄い建物ですね」
　ミスラ・レンブラント（シャヘルの申し子・e03773）はレースクイーンが着用するハイレグクオタード姿で、仲間達と共に廃墟と化した尻屋敷に建っていた。
　尻屋敷は見るからに卑猥で、存在自体が猥褻物。
　今にもモザイクが掛かりそうな勢いで、巨大な尻と化した屋敷が迫ってくるような錯覚を覚えるほどの存在感があった。
「お尻でいっぱいのお家、凄いのー！　ふわりもお尻とか好きだしー、信者さん達と此処に住んでみたいの！」
　それを目の当たりにした盟神探湯・ふわり（悪夢に彷徨う愛色の・e19466）が、ハイテンションで飛び上がった。
　ある意味、尻好きにとっては、パラダイス。
　そのため、まるで花に群がる蜂の如く、信者達が屋敷に集まってきたようである。
　彼らにとって、女の子の尻はみんなのモノであり、世界の象徴と言うべきモノだった。
　その考えが災いしたのか、近隣住民とのトラブルが絶えず、何度か通報されているようである。
「だからと言って、こんなお屋敷まで建てちゃうのは、やりすぎなのですよ。でも、このお屋敷って、ビルシャナが建てたわけじゃないのでしたっけ……？」
　機理原・真理（フォートレスガール・e08508）が、気まずい様子で汗を流した。
　何となく、この屋敷を建てた金持ちと、ビルシャナが同一人物……もしくは身内のような気もするが、おそらく無関係のはず。
　それでも、考えれば考える程、両者に共通点を見出してしまったようである。
「それにしても、此処にいる皆さんは、どうしてお尻が好きなのでしょうか？　ここまで来ると、病気ですね」
　そんな中、白雪・まゆ（月のように太陽のように・e01987）が、事前に配られた資料に目を通した。
　資料を見る限り、ビルシャナ達は女の子の尻が、三度の飯より好きらしく、何よりも優先すべきモノらしい。
　どうして、そこまで好きなのか、資料には書かれていなかったが、そのせいでまわりがドン引きするほど、好きである事は間違いなかった。
「……とは言え、尻の良さにしか目が行ってねーようだナ。だったラ、それ以外の良さってもんを教えてやるカ♪」
　そう言って除・神月（猛拳・e16846）が仲間達と共に、尻屋敷に足を踏み入れた。

●尻屋敷内
「いいか、お前ら！　女の子の尻は、この世の宝！　それに勝るモノは、この世に存在していない！　だからこそ、全力で愛でろ！　まわりの目なんて気にするな！　正しいのは、俺達だ！」
　屋敷の中ではビルシャナが信者達を前にして、自らの教義を語っていた。
　信者達はビルシャナによって洗脳されており、ウットリとした表情で教義を聞いていた。
　そのまわりにいた怪しげな道具が転がっており、どれも使用済みであった。
「まあ、胸に未来のない身としましては、お尻好きな方もいらっしゃるというのは、ちょっと希望が持てるのですが……。だからこそ、なんで好きなのか、なにが好きなのか、聞いてみたいのですが……」
　そんな中、まゆが興味津々な様子で、ビルシャナ達に対して問いかけた。
「俺達にとって、女の子の尻は空気と同じモノ。故に、当たり前のように存在しているが、生きていくためには、絶対に欠かせないモノだ！」
　その問いにビルシャナが、躊躇う事なく答えを返した。
　その言葉に嘘偽りはなく、ビルシャナが真っ直ぐケルベロス達を見つめていた。
「ところで、わたしの場合は、お尻も薄いですし、お尻も脂肪、ついていると思うのですけど、こんな薄っぺらなお尻でも、大丈夫なのですか？」
　まゆがビルシャナ達に背を向け、自分の尻を強調した。
「ああ、もちろん！　俺は女の子の尻であれば、何でも好きだ！　例えるなら、極上のステーキが好きな奴がいれば、カレーが好きな奴もいる。色んな尻があるからこそ、女の子の尻は素晴らしいんだ！」
　ビルシャナがまゆのウェルカムヒップを堪能しながら、拳をギュッと握りしめた。
「身体を褒めて貰えるのは嬉しいのですが、お尻以外にも見て欲しいのです」
　その間に、真理が競泳水着型フィルムスーツ姿になると、ボディラインを強調するようにして、信者達のまえでポーズを決めた。
「悪いが尻以外に興味はない！」
　その途端、ボンテージ姿の男性信者が、嫌悪感をあらわにした。
　それは尻の探究者としてのプライド。
　オシリスキーの遺伝子を受け継ぐひとりとして、正しい答えであった。
「……ですが、私的には太ももとか悪くないと思うのですよ。……ちょっとだけなら、触っても良いのですよ」
　それでも、真理は太股を擦り合わせ、モジモジとしながら、上目遣いで再び信者達に問いかけた。
「何度も同じ事を言わせるな。私は尻にしか興味がない！　そこまで言うのであれば、俺がどれほど尻を愛しているのか、お前の身体に教えてやろう！」
　その事に腹を立てたボンテージ姿の男性信者が、イラついた様子で真理を四つん這いにすると、反り立ったモノを尻に挿入するフリをして、太股で挟ませるようにして激しく擦りつけた。
　それは尻を眺めながら、自らの欲望を満たすという高等技。
　ひとつ上の尻好きが好むプレイのひとつであった。
「んん……ん！」
　そんな空気を察した真理が、男性信者のモノを太股で挟み、そこから溢れ出した我慢ミルクで滑りを良くしながら、恥ずかしそうに声を上げた。
　だが、他の男性信者達には同じ手が通じず、尻を鷲掴みにされたまま、小さな穴を押し広げられるようにして、反り立ったモノを突き立てられた。
　そのせいで真理は声も上げる事が出来ず、床に突っ伏したまま、乱暴に腰を打ち付けられた。
　その気持ちに反して、真理の尻は男性信者達のモノを受け入れ、三段階に締め上げながら、次々とミルクを搾り取った。
「信者達はお尻で気持ちよくなる方法を知っているようだから、ふわりにも教えて欲しいの」
　それを目の当たりにしたふわりが両手で尻を広げ、綺麗なピンク色をした穴を信者達に見せた。
　それはまるで信者達を誘うようにしてヒクついており、一同が総立ちになるほど、濃密なフェロモンを放っていた。
「ふわりはねー、気持ち良くされるのもするのも好きなの！　だから、ふわりのお尻、好きにして良いの♪　しかも、今日はサービスでぇ、ふわりが知ってる事も全部教えてあげちゃうの♪」
　ふわりが左右に尻を振りながら、潤んだ瞳で甘い言葉を囁いた。
　その途端、信者達の中で何かが弾け、ケダモノの如く勢いで、ふわりのまわりに群がった。
「さっきから尻にばっかりこだわっているみてーだけどサ、女の身体ってのは何処をどう使っても気持ちいいように出来てるって事を知ってるカー？　他の気持ち良さを知らねーで尻だけを語るなんて童貞臭ぇじゃんヨ？　今日は一発、あたしらの身体で天国見てから考えても良いんじゃねーカ♪」
　そんな中、神月が下着姿になると、傍にいた男性信者に胸を押しつけ、含みのある笑みを浮かべた。
「それとも、尻だけしか満足する事が出来ない残念なヒト達ばかりなのですか……？　違うのであれば、私達の身体で証明してください」
　ミスラも信者達の前で服を脱ぎ捨て、その場で奉仕用のコスチュームに着替えた。
「そ、そんな挑発に乗る訳がないだろ！　俺達は尻にしか興味がない！」
　眼鏡を掛けた男性信者が、激しく動揺した様子で、ミスラ達に反論した。
　そう言いつつも、男性信者達の股間は、戦闘態勢。
　女性信者達も興奮を隠せない様子で、自分自身を慰め始めた。
「随分と下手な嘘をつくじゃねーカ。その証拠にこっちのモノも、ギンギンだしナ。本当に尻しか興味がねーのなラ、ナカに入った瞬間へにゃるって事だロ？」
　神月が勝ち誇った様子で傍にいた男性信者に押し倒し、反り立ったモノを根元まで飲み込むと、相手が気絶しそうな勢いで、激しく腰を振り始めた。
　そのため、男性信者が声を上げる間もなく、ナカから逆流するほど大量のミルクを放出した。
「おいおイ、まだまだイケるだろ。それジャ、さっきより濃いのを頼むゼ！」
　神月がミスラと一緒に胸の谷間で男性信者のモノを挟み、口をストローのようにしながら、中に残っていたミルクを勢いよく吸い上げた。
　そのせいで、男性信者は腰が浮くほど感じてしまい、自分の意志に反して神月の口から溢れ出すほどのミルクをぶち撒けた。
「すっごく、濃くて美味しいです……っ」
　ミスラが大量のミルクを顔で受け止め、物足りない様子で胸元の穴開き部分から男性信者のモノを挿入すると、胸で挟み込むようにして再び反り立て、大量のミルクを強制的に放出させた。
「はあはあ……もう無理……限界だ……」
　続けざまにミルクを放出した事で、男性信者がグッタリとした様子で、ふたりの傍から離れようとした。
「だったら元気になるおまじない、してあげるの♪」
　その事に気づいたふわりが男性信者の背後に回り、無防備な尻に指を挿れ、前立腺マッサージをする事で、再び元気に反り立たせた。
　その間に神月が男性信者の逃げ道を塞ぎ、再び馬乗りになると、何かに取り憑かれた様子で腰を振り始めた。
　それに合わせて、ミスラも男性信者の顔に跨り、神月に胸を擦りつけながら、一心不乱に腰を振った。
「んあ……んっ！」
　一方、まゆは信者達に尻を撫で回され、尻たぶを開くようにして穴をほぐされ、ぱっくりと開いたところで、反り立ったモノを突き立てられた。
　その途端、先程まで開いていた穴がきゅっと締まり、男性信者の反り立ったモノを飲み込み、じゅぷじゅぷじゅぽっと卑猥な音を響かせた。
「んあ……もう……駄目ぇ！」
　次の瞬間、まゆが尻を激しく痙攣させながら何度も絶頂に達し、恍惚とした表情を浮かべたまま、大量のミルクを逆流させた。
「今度は、私のナカに……っ！」
　そう言ってミスラが物欲しそうな表情を浮かべて、まわりにいた男性信者達を誘うのだった。

●ビルシャナ
「……って、俺は除け者かああああああああああああ！」
　その途端、部屋の端っこで指を咥えて見ていたビルシャナが、ハッとした表情を浮かべてブチ切れた。
　思わず見とれてしまっていたようだが、冷静になった途端、堪忍袋の緒が切れてしまったようである。
「せ、せめて鳥さんだけでも……」
　それに気づいたまゆが朦朧とする意識の中、足腰をガクガクとさせながら、ビルシャナをジロリと睨みつけた。
「ええ……すぐに……終わらせましょう……」
　それに合わせて、ミスラが全身ミルクまみれになりながら、憐れみの賛歌（キリエ・エレイソン）を使い、祈りの言葉を紡ぐ事によって、仲間達に祝福を込めた力の加護を与えた。
「はあはあ……」
　その間に真理が尻を突き上げた状態のまま、代わる代わる男性信者達に腰を打ち付けられながら、ライドキャリバーのプライド・ワンに指示を出した。
　その指示に従ってプライド・ワンが、ビルシャナの注意を引くようにして、間合いを取り始めた。
「いまさら無駄だ！　お前ら、全員、ぶっ殺してやる！」
　ビルシャナが半ばヤケになりながら、ケルベロス達を狙ってビームを放とうとした。
「ビルシャナさんの、お尻が寂しそうにしているね」
　次の瞬間、ふわりが『別離の後に訪れる、愛しい君との素敵な再会（イナイ・イナイ・バア！）』を仕掛け、グラビティの発露と共に自らの顔を両手で隠すと、ビルシャナの背後に回り込み、巧みな指さばきによって、強制的に跪かせた。
　それと同時に無防備な尻があらわになり、まるで何かを欲しがるように、卑猥な穴が口をパクパクさせた。
「そんなにコレが欲しいんだったラ、くれてヤルヨ！　このドM野郎が♪」
　その気持ちに応えるようにして、神月がアレ型の玩具を腰に装着し、降魔真拳でスパンキングしながら、激しく尻を攻め立てた。
　そのため、ビルシャナの尻穴は、アレ型の玩具によって押し広げられ、ぬちゃぬちゃぬぽっと卑猥な音を響かせた。
「……そろそろイッてもらいましょうか」
　それと同時に、まゆがCentrifugal Hammer（セントリフューガルハンマー）を仕掛け、ダッシュでビルシャナの背後に迫り、直前で一回転すると、遠心力を乗せた一撃を無防備な尻に叩き込んだ。
「あひぃぃぃぃぃぃぃぃぃん！」
　それは文字通り、ビルシャナを天国に導く一撃。
　途端にビルシャナがメス顔になり、ビクビクと体を震わせながら、虹が出来るほど大量のミルクを放出させた。
　だが、その表情は見るからに幸せそうで、だらしなくガニ股のまま息絶えた。
「んあ……ここは……」
　その影響で信者達が我に返ったものの、未だに尻が疼くのか、自らの欲望を満たすため、興奮した様子でケルベロス達に迫ってきた。
「このお部屋にあるモノは葬っておいた方が良さそうだなのですね」
　そんな中、まゆが辺りに転がるイケナイ道具を眺め、乾いた笑いを響かせるのであった。

作者：ゆうきつかさ	重傷：なし 死亡：なし 暴走：なし
種類： 公開：2020年1月1日 難度：普通 参加：5人 結果：成功！
得票：格好よかった 0／感動した 0／素敵だった 0／キャラが大事にされていた 1
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