カウントダウン・ナイト

作者:崎田航輝

 一年の終わりは、寒気が惜しみなく押し寄せる。
 吐息が白み、体の冷える空気は正に冬本番の始まりの合図のよう──けれどそんな中でも街を行き交う人は多くて、その皆が仄かに浮き立った笑みを見せていた。
 それはきっと、新年への期待。
 そして大晦日のわくわくとした気持ちの表れ。
 開けた交差点から見える、建物のスクリーンには現在時間が映し出されて──そのうちに年明けまでのカウントダウンも始まるだろう。
 人々はそこで大勢と共に新年を迎えようと待ち始めたり、あるいは大晦日でも開いているお店に寄って過ごしたり、思い思いに一年最後の日を送っていた。
 と、そんな人波を見下ろす巨躯の影が、摩天楼に一つ。
「時間に縛られて生きるなんて、無為なことしてるな」
 はっ、と嘲るような嗤いを零しながら、鋭利な両刃斧を手に握る罪人──エインヘリアル。
「目の前に戦いがあって──そこに狩るべき餌がありゃ、いいんだよ」
 それを教えてやるさ、と。
 建物の天頂を蹴って跳んだ巨体は、交差点に降り立ち刃を振るう。街灯に燦めく宵空に、血潮が散っていくと──罪人は猛るような嗤いを上げていた。

「今年もそろそろ、終わりですね」
 イマジネイター・リコレクション(レプリカントのヘリオライダー・en0255)はケルベロス達へそんな言葉を口にしていた。
 大晦日も目前で、皆さんも忙しいでしょうか、と呟きながら──それでも眦を下げる。
「そんな年明け前の街で、デウスエクスの出現が予知されました」
 やってくるのはアスガルドで重罪を犯した犯罪者。コギトエルゴスム化の刑罰から解き放たれて送り込まれる、その新たな一人ということだろう。
「人々の命を守るために、撃破をお願いいたします」
 現場はスクランブル式の広い交差点。
 夜を迎えて年明けを待ちわびようと、訪れている人も多い。
「ただ、今回は事前に避難が勧告されるので、こちらが到着する頃には人々も丁度逃げ終わっているはずです」
 こちらは到着後、敵を討つことに専念すればいいと言った。
 それによって、周囲の被害も抑えられるだろうから──。
「勝利できた暁には、皆さんも年明けまでの時間を過ごしてみては如何でしょうか?」
 大きなスクリーンに時刻が表示され、年明けのカウントダウンも行われる。そこで人々と共に新年を迎えてもいいし……付近にレストラン等もあるのでお店で過ごしても良い。
 平和を護った街で年の境を過ごすのは、思い出になるかも知れませんと言った。
「そのためにも……ぜひ撃破を成功させてきてくださいね」


参加者
ミリム・ウィアテスト(リベレーショントルーパー・e07815)
ランドルフ・シュマイザー(白銀のスマイルキーパー・e14490)
七隈・綴(断罪鉄拳・e20400)
奈梨木・綾(大槌の鬼・e60889)
ブレア・ルナメール(軍師見習い・e67443)
ラグエル・アポリュオン(慈悲深き霧氷の狂刃・e79547)
オルティア・レオガルデ(遠方の風・e85433)
兎波・紅葉(まったり紅葉・e85566)

■リプレイ

●年の暮れに
 夜の帳が降りて暫く。
 静謐と寒気に満ちていても、街には人々の期待感と賑わいの空気が残っているようで──年の終わりの時間は特別に感じられた。
「こんな年越しくらい、ゆっくりと過ごさせて欲しい所ですけど──」
 と、声を零すのは交差点に降り立った七隈・綴(断罪鉄拳・e20400)。クールな表情から、仄かにだけ息を吐くと──視線を高くに上げている。
「エインヘリアルはそうさせるつもりは無さそうですね」
 見据える先に在るのは、一つの巨躯の姿。
 今まさにビルから飛び降り、道へと降ってくる罪人、エインヘリアル。
「あれを放っておくわけには行かないし、やるしかないな」
 奈梨木・綾(大槌の鬼・e60889)が凛然と云って七色に輝く槌を構えると、居並ぶ番犬達が頷いた。
 既に此方は戦闘態勢。皆が巨躯を囲うよう、早くも立ち位置を取っている。
 着地した罪人は──斧を握りしめて視線を巡らせてきていた。
「お前らは、新しい年だか何だかを祝いに来たのか?」
 声音には理解できぬとでも言うような、笑いを含んで。
「時間に縛られて生きるなんて、意味のねぇことを」
「しょうがねえさ。人間ってのは死ぬのが決まってやがるんだ」
 と──声を返しながら、走り抜ける影があった。
 銀毛を夜影の中に輝かせ、柔いビル風に飛び乗るように高々と跳躍するランドルフ・シュマイザー(白銀のスマイルキーパー・e14490)。
「だがよ、限りある命だからこそ輝く、ってな」
 故にこそ、散るのは此方ではないのだと言って見せるように。
「悪いが狩られるのはテメエの方だ。New Yearが来る前に片付ける! 覚悟しとけ!」
 刹那一撃。剛速で翻って苛烈な蹴りを叩き込んでいた。
 たたらを踏んだ罪人も、斧を振り上げる。が、その一瞬よりも疾く、銀糸の髪を靡かせて肉迫する姿があった。
 冷気を纏う美しきレイピアを抜き放つ、ミリム・ウィアテスト(リベレーショントルーパー・e07815)。
「譲りませんよ!」
 刃から花弁を舞わせて、鮮やかな色彩と芳香を踊らせながら。奔らせる剣撃で巨体へ傷を刻みつけていた。
「さあ、次の一撃を!」
「判りました。──電光石火の蹴りを、受けてみなさい!」
 敵の血潮が散る中で、応えた綴が疾駆。体を捻って廻転力を付け、旋風の如き蹴撃を畳み掛けてみせる。
 唸る罪人も、斧を投げて前衛を襲った。が、その傷へと、兎波・紅葉(まったり紅葉・e85566)が淡い光を纏う蔓を伸ばしている。
「黄金の果実よ、その奇跡の実りよ──仲間に加護の力を与えて下さい」
 桃色の豊かな髪を揺蕩わせながら、蔓へ魔力を注ぐと輝きが一層増して。生らせた果実から眩いまでの祝福を顕現させた。
 こうして依頼で戦いへ赴くのは初めて。だから全力で、そして仲間とも共に力を合わせたいから。
「後はお願いします!」
「ええ。お任せください」
 穏やかに、けれど淀まぬ意志で応えるのはブレア・ルナメール(軍師見習い・e67443)。魔術書の頁をはらりと捲り、その一節から燿く七彩を顕現していた。
 まるで虹のように弧を架けるその光は、前衛の体を癒やしながら、同時に魂を鼓舞させるように力をも増大させてゆく。
「これで負傷については、あと少しですね」
「なら、私が引き取るよ」
 と、黄金色の瞳を細め、ラグエル・アポリュオン(慈悲深き霧氷の狂刃・e79547)が微笑みを返していた。
 指を軽く弾いて鳴らすと、光の残滓の中に混じるのは細かな雪。
 風に飛ばされながら舞うそれは、灯りと光を乱反射して鮮やかな色彩を抱く。その煌めきが残る傷を拭い去り、仲間の戦力を一層増大させていた。
 その力を即時に活かすのがオルティア・レオガルデ(遠方の風・e85433)。罪人の横合いへと素早く移動しながら銃口へ魔力を注いでいた。
 白色に燿くそれは、強烈な威力を伴った冷気の奔流と化して、巨体の足元を払って体勢を崩させていく。
「後は、動きを封じられる?」
「勿論だ。──さあ、この竜砲弾を食らえ!」
 頷く綾が槌のハート部分よりエネルギーの塊を砲弾として発射。弾ける光で罪人を縛ると──そこへオルティアが迫っていた。
 速度を上げて撃つのは鋼を纏った拳。裂帛の打突は真っ直ぐに巨体の腹を穿ち、肉を破って骨を粉砕した。

●滅戦
 濁った血溜まりを作りながら、罪人はよろよろと後退する。
 建物のスクリーンに映される時間を目に映し、憎らしげな声を零していた。
「……ここまでやられるとはな。時間に縛られて……自分から自由を捨てるような奴らに」
「時間に縛られているのでは、なくて──」
 と、オルティアは微かにだけ首を振って見せる。
「時間を楽しんでいる、だけ」
 それは同じようでいて、決して同一の意味ではない。
 確かにデウスエクスにとっては、多少の時間はおろか──年月も地球の人ほどには重要ではないだろう。
 それはセントールである自身だからこそ実感があることでもある。
(「定命化しなければ……私もたぶん、ピンとは来なかった、かも」)
 けれど今は地に立って、時間を感じる。それが決して悪い意味ではないのだと。
「──そうだね」
 と、ラグエルも声を継ぐ。
 ラグエルもまた、こちらに来て初めての年越しだった。それは代えられないものだという思いが、心に在るから。
「大事なモノだからね、守らせて貰うよ」
「その通りです! 今日はお世話になった一年に別れを告げ、新たな年を迎える大事なひと時なんです! それを邪魔するなら、あなたを始末して人々を守り仕事納めとします!」
 ミリムが力強く刃を突きつければ、ブレアも同じ心で頷いていた。
「みなさんが新年を楽しく、安全に迎えるためにも。あなたのことは止めさせて頂きます」
「……良いさ、やってみろ。こっちも力尽くだ」
 罪人は血混じりの咆哮を劈かせると奔り込んでくる。
 が、ミリムは退かずに見据え、敵の動きを具に観察。縦に振り下ろされた斧を紙一重で避けると、刃を高速で滑らせ牡丹を象った。
 緋色の闘気を輝かせ、巨体を刻むそれは『緋牡丹斬り』。鮮烈なまでに鋭い連続の衝撃が巨体を吹き飛ばす。
「今です!」
「ああ。舞え曼珠沙華! そして刻み込め、『罪』と『報い』を!」
 追いすがるランドルフは、紅の短刀を踊らせ傷を巨躯の全身に広げていく。
 罪人は起き上がり反撃を目論む、が、そこへ跳ぶのが綴。
「私でも、やれば出来るのです!」
 腕に籠めた魔力を放ち、罪人を包み込んで滂沱の衝撃を加えると──その間にも巨体を観察する目は鋭く。
「気脈を見切りました、この一刺しを受けなさい!」」
 そのまま零距離に入り綴は連撃。刺突の如き拳で巨体を貫いた。
 血と怨嗟を吐きながら、それでも罪人は捨て身の斬打を放つ。が、綴自身が防御して威力を抑えると──ラグエルが燦めく氷の粒をそこへ降らせていた。
 綴の膚に触れるそれは、冷気で痛みを抑えてゆく。ラグエルは同時に氷の針に魔力の糸を繋げて操り傷口を縫合していた。
「最後は、任せるよ」
「ええ。癒やしきってみせます」
 ブレアはきゅっと唇を結び、生命の炎を生み出した。
 温かく、けれど優しく。『Revive the Reincarnation』──滾る熱さに撫でられた傷は、元の状態へ復元されるように消えていく。
「後は、皆さんの補助をさせていただきますね」
 と、紅葉は、水銀の如く艶めくオウガメタルを流動させていた。
「オウガ粒子よ、仲間の感覚を研ぎ澄ませて下さい!」
 アーチを描くように広がったその流体は、まるで星屑にも似た煌きを顕現させて降り注がせる。
 まるで星空が澄み渡るように、そして明瞭な視界を与えるように。皆の知覚力を高めて無二の力を与えていた。
 故にこそオルティアは狙いを違わず──蹂躙戦技:穿群蛮馬。風の魔術で超速を得ると、一瞬で罪人の眼前へ迫って剣撃の瀑流を見舞っていく。
 悲鳴を上げる巨体へ、ランドルフは白銀の銃身を向けていた。
「テメエにCountdownをくれてやる! Three、two、One──!」
 時間を否定する罪人へ、死までの刻限と共に与えるのは『バレットエクスプロージョン』──魔力によって光り燿く弾丸。
「喰らって爆ぜろッ!!」
 刹那、着弾と共に夜陰の全てを照らすかのような閃光で巨躯を灼いていく。
 吹き飛ばされていく巨体へ、綾も蒼きオーラを収束していた。
「遠く彼方まで、この打球を受けてみる事だな」
 受ければもう二度と、今生には還らせない、と。
 槌を大ぶりに振るって打ち出すそれは『蒼魔の剛打球』。風を裂いて一直線に飛来した衝撃の塊が、罪人を爆散させて跡形も残さなかった。

●新しい年へ
 交差点に残った戦闘痕を修復した番犬達は──すぐに人々を呼び戻していた。
 すると程なく道々は賑やかになり、行き交う人々はわくわくとした様相を浮かべる。他でもない、年明けのカウントダウンが近づきつつあるのだ。
 ラグエルはそんな人々を見回している。
「折角だし、私達もお祝いしていこうか」
 年越しに関しては、ラグエルもあまりまだよく解ってない部分もあった。けれどお祝いごとであることは知識でも肌に感じる空気でも判る。
 それならできるだけ、ちゃんとしたかった。
 ランドルフはおう、と頷きを返す。
「カウントダウン参加ついでに、祝杯でもあげるか」
「賛成です! 早速年越し準備再開です!」
 朗らかに言ったミリムは、人波を縫うように歩み始めていく。
 目指すはスーパー。打ち上げなら飲み物は欠かせないと、上機嫌に向かっていた。
 皆もそれに続いて入店。食べ物も飲み物も魅力的に映るから、オルティアはジュースやお菓子を次々に手にしていく。
 何せしっかりと戦闘をこなした後。ちょっとだけならば補給も許されるだろう。
 綴はメロンソーダを見つけてそれを買うことにする。
「皆さんは飲み物、どうしますか?」
「そうだな。こう沢山あると迷ってしまうが──私はこれにしよう」
 と、綾が手にとったのはオレンジジュース。
 紅葉が静々と選んだのは、アップルジュースだ。
「では私はこれを……」
「でしたら僕はコーラにします。カウントダウン、楽しみですね」
 ブレアが笑みかけると、皆も頷く。
 店内の時計を見れば、もう数分でそれも始まるだろう。ランドルフはよし、と皆の商品を籠に纏めて入れていた。
「支払いは任せろ!」
「それなら、私も年長者の一人だから。せめて折半にしよう」
 ラグエルが微笑を向けると、ランドルフはそれならばと快諾する。
 オルティアは中身が寂しい財布をしまい込み、頭を下げていた。
「ありがとう、とても、とても助かる」
「良いってことさ!」
 ランドルフは応えると、ラグエルと共にお会計。買い物を済ませると、皆で外へ出て──沸き立ちつつある街の中、傍の公園へと向かった。

 公園は小さな敷地だけれど、交差点の中も、建物のスクリーンもよく見える場所だ。
 他にもカウントダウンを見ようとやってきた人も居て……程よい賑わいと居心地の良さが同居する好立地だった。
 皆はそこでそれぞれに飲み物を手にする。
 ミリムはそこにさらにカップ麺の年越しそばを用意して、魔法瓶からお湯を注いでいた。
「これでオーケーです! 皆さんお仕事お疲れ様!」
 その言葉を合図に、皆もまずは飲み物で乾杯をする。
 そうして一息つくと、程なく周りが一層、明るい空気に満ちてきていた。
 時刻は既に二十三時五十九分。
 一年の幕が下りて、新しい時が始まろうとするその境。
 皆は顔を見合わせて、改めてお疲れ様と労い合って、その時を迎えようとする。
 綴はそんな皆を見回した。
「こうして無事に年明けを迎えられそうで、良かったです」
「……ん」
 と、頷くのはオルティア。
 この年に自分が送った、様々な出来事を振り返った。決して過度な表現ではなく、人生が大きく変わった転機であったのだから。
「今年は……劇的、だった」
 巨大スクリーンを見上げると、年が変わるまで三十秒。
(「次はどんな年に、なるかな」)
 未来は誰にもわからない。けれどきっと楽しいことが待っていると、そんな気もするのだ。それはきっと、今年に幾つも楽しい経験をしてきたから。
 ラグエルも建物の画面を仰ぐ。
「残り十秒。もうすぐだね」
「ああ。良い仕事収めになったな!」
 ランドルフもジュースを掲げて、減じていく数字を見つめた。
 人々がざわめいて、笑顔が交わされて。こんな時の騒々しさは、不思議と耳に痛くないという気がしてくる。
 オルティアは小さく呟いた。
「3、2、1……」
 そして一年が過去に過ぎ去って、新たな年が始まる。
 人々がわっと盛り上がると、画面には二〇二〇の文字。
「明けた、か」
 オルティアが不思議な気持ちで見上げていると、綾も頷いていた。
「明けたな。二〇二〇年だ」
「皆さん、あけましておめでとうございますね」
 綴が皆に声をかけると、オルティアも見回していた。年明けの挨拶というものも、経験はないけれど。
「ええと……明けまして、おめでとう。みんな、今年もよろしく……で、合ってる……?」
「合ってますよ! 本年もよろしくお願いします!!」
 ミリムがぺこりと頭を下げれば、ブレアもまた倣って挨拶を交わす。
「よろしくお願いしますね。改めて乾杯しましょうか」
 言うと、杯を合わせるように、皆のジュースと自分のコーラを少し掲げ合う。
 そうして一口飲む新年の味は、不思議と自分が知るより美味に思えて──ブレアは表情を和らげる。
「何だか少し、特別な気分ですね」
「ええ」
 頷く紅葉もジュースを飲みながら、折角なので年越しそばも頂いていた。
 ふぅふぅと冷ましてからちょっと啜ると、温かな温度と出汁の風味が口に広がって、とても美味だ。
「美味しいですね……!」
「コイツは温まるな」
 ランドルフもそばを食べつつ、紅葉に目を向けた。
「依頼初参加だったな。お疲れ様だ」
「ありがとうございます」
 辞儀を返す紅葉を見つつも、ランドルフは思い立って皆に尋ねる。
「皆、新年の抱負なんか、あるか?」
「そうですね……ランドルフさんは決めていますか?」
 紅葉が聞くとランドルフは頷いてみせた。
「“笑顔を守るために戦う”、だ。Smile Keeperの名は伊達じゃないんでね」
 言うと笑んで、またそばを食べ進めていた。
 綾はそんな皆や人々を眺める。
「こうやって仲間と一緒に年越しを過ごすのも良いものだな」
「うん」
 ラグエルは応えて少し仰ぐ。
 弟が一緒じゃないのは残念だった。けれど今年は無理でも来年、再来年、それ以降だってもうバラバラにはならないから何時だって大丈夫。
 そう思うと、これからが楽しみでもあって。
「みんな、良いお年を!」
 綾が言えば、皆も新年に期待を抱いて。始まったばかりの一年の時間を、ゆっくりと過ごしていった。

作者:崎田航輝 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年1月6日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 6/キャラが大事にされていた 2
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