あの人の服ってどうなってるか謎ですよね?

作者:久澄零太

「凶、私が言いたい事は分かるよね?」
「いや全く分からん」
 それはある日のテーブルの会話。遠い目をする四夜・凶(泡沫の華・en0169)に大神・ユキ(鉄拳制裁のヘリオライダー・en0168)がテーブルをバァン!
「私の誕生日でしょ!?」
「だからなんだよ!?」
 今年も何か無茶振りが来るんだろうなーって顔してた凶に下された、今年の要望は。
「ファッションショーとか、いいと思うの」
 などと、部屋の隅っこで武装の手入れをしているブリジット・レースライン(セントールの甲冑騎士・en0312)を示し。
「ブリジットさんとか獣派の獣人さんとか、体的な意味でオシャレしづらいのもあると思うけど、そもそも性格的に中々武装を解かない人もいるでしょ?」
「あー……」
 凶とて、地獄を制御できなかった頃は苦労したものである、主に服の背中とか背負ってたリュックとか。そうでなくても、天使や竜人、夢魔は尾や翼の穴が開いた服でないとふとした時に不便であり、誰でも着る事が出来る既製品を作ろうとすると、それはもう巨大なスリットが入ることになってしまう故に、個々人の翼に合わせたオーダーメイドも少なくない。
「だから、皆はどういう工夫をしてオシャレしてるのかなって!」

「えー、というわけで番犬ファッションショーをすることになりました」
 説明を始めた凶に何がどうしてそうなったってツッコミも飛ぶが、その辺は置いといて。
「番犬の皆って、こういう言い方すると何なんだけど、体の個人差が大きいでしょ? 獣人とか竜人だと、特に」
 ユキに言われて、人派、獣派、竜派辺りの面々が顔を見合わせた。人馬に至っては、そもそも骨格が全く違う事もあり、一斉に視線を受けてたじろぐ者も。
「だから、皆の服の拘りを紹介して欲しいなって!」
「もちろん、服には限らない。武人たる者、服なぞより鎧の方が重要だからな!」
 などと宣うブリジットは知らない。この手の普段武装しかしない人を普段着っぽい格好にするのは、割とよくある展開であるという日本のサブカルチャーを……。
「それじゃ、当日は皆のお気に入りの姿を見られるのを楽しみにしてるからね!」
 ウィンクする白猫に対して、一張羅を用意するのも、そんな事気にせず会場近くでやってたホットスイーツ展に出かける準備をするのも自由である。


■リプレイ


「ユキは誕生日おめでとう!特製ケーキを作ってきたぞ!」
 巨大な箱を抱えてきた、ルークの第一声で幕を開けた番犬ファッションショー。
「わーい!ケーキ!!」
 はしゃぐユキが箱を開けば、生クリームと砂糖菓子で猫をモチーフにした装飾が煌めくホワイトケーキ。さぞや味も良いのだろうと思いきや。
「にゃぷっ!?」
 あまりの甘度を前に、ユキが撃沈した。
「さて、今回はファッションショーか」
 そんな事は露知らず、壇上に上がったルークはドロン、白煙に包まれると黒い忍装束に。
「戦闘服である忍者服をアピールしてみよう。通気性のいいメッシュ部分に保湿性が高い布地がポイントだな」
 トントン、と自分の肩を叩くルーク。彼の忍装束は肩、胸元、脚の付け根がシースルー。網目の向こうから白い毛並みが見えて……ちょっと待って、それ鎖帷子じゃなくてメッシュだったの!?
「体にフィットしてるのも、とても動きやすくていいぞ。確かに耐久性はやや劣るが、そもそも俺たちはグラビティでなければダメージを受けないんだ。ならば、下手に堅牢にしてしまうより、身軽なままの方が俺の性にあっている」
 などとコメントするわりに、腰と尾に巻かれたベルトにはクナイが挿してあり、携行武器としては総重量的に相当なものなのだが。
「尻尾についたベルトも、予備の武器を着けておけるからいざという時に便利だな。これなら重心に近い位置に武器の重量がかかるから、あまり違和感なく走れるし、全体として夜闇に紛れやすい色合いなのも忍びやすくていいと思うんだ……あまり忍んだことはないけれど」
 まぁ、そうね。そもそもが番犬てお仕事に出ると空から降ってくるから隠れるも何もあったもんじゃないしね。

「緋色蜂御洒落王決定戦と聞いて!!」
 意気揚々と参戦したあすかだったが、現場には彼女一人がポツン……。
「何これ虚しい……」
 まさかの緋色蜂民があすかしかいないという事態に陥り、壇上で小石を蹴る様にいじけてしまった。
「まぁ、来た以上は一人でもやるけども」
 佇まいを直し、パーカーのフードをグッと下げて。
「こだわりは……パーカーorジャージ。動きやすくて洗濯とかアイロンが楽。以上」
 ……え、終わり!?
「……ダメ?」
 シンプル過ぎるアピールタイムに、呆気にとられてしまった面々を見回し、あすかは口元に指先を当てて虚空を見つめると。
「じゃあ、も少し詳しく。趣味がパルクールだし戦法もその動きに近いところあるから、機能性は結構重視してるよ。今着てる【飛翔】は軽いし着心地最高、しかも丈夫だから戦闘服にもしてたり。あんまり物々しい見た目じゃないのもお気に入りポイント」
 などと軽くポケット部分を叩いて青いノースリーブのパーカーを示すあすかだったが。
「それからなるべく袖の長い服を選ぶようにはしてるかな?理由は怪我防止&隠したいものがある、とだけ言っておくよ」
 その解説に、ユキがきょとん。
「でもその服はノースリーブだよね……?」
「そう、だから戦闘用」
 ぺチン、あすかは自身の右肩、より正確には、そこに刻まれた雪の結晶を包む鎖の刻印を叩く。
「怪我したくないとか、あまり晒したくないとか、そんな事言ってられるほど戦場って甘くないからね。だから、この服は戦闘用でもあるんだ」
 苦笑するあすかの肩を、ルークがガッ!
「分かる……!」
「え!?」
 幸か不幸か、ルークもまた色んな意味で隠している人。あすかの在り方に何かしか、共感するモノがあったのだろう。
「折角だ、ケーキでも食べながら衣装の話でもしないか?」
「ケーキ……!」
 スイーツに釣られてパァッと笑顔になるあすかだったが……その数十秒後、彼女は撃沈することになる、主にそのスイーツの甘味のせいで。


「ユキちゃんはぴば~……はいプレゼント!」
「わーいありがとー」
 エヴァリーナからの贈り物を前にして、ユキの眼が光を失い、声は乾ききってしまう。と、いうのも。
「前にユキちゃんに着て貰ったのSNSで宣伝したら、大絶賛でバズッたんだよ」
「ちょ、何で写真残ってるの!?」
 エヴァリーナが見せたスマホの画面には、とある依頼でユキが男性を蹴り飛ばした際の写真が写っているのだが、その服装が(今時こういう表現もどうかと思うけど、分かりやすく伝えるとすれば)女性らしさを前面に押し出したデザインでありながら、背中側が編紐装飾になっていて、美術品のように美しく、かつ背中側が思いっきり見えるようになってるブラウスとか、レースをあしらい煌びやかであるが全体として斜めに生地が透過していて、脚が見えるシースルーなロングスカートとか、童貞=サンをスレイしそうなブランド品。
「童貞絶対殺すブランドが男を殺す力(物理)を手に入れた……!って、あっという間に拡散して広告費がうなぎ上りで……!」
「うちの子がはしゃいでごめんなさいね……」
 相当な食費を獲得したのか、テンション上がりっぱなしのエヴァリーナに代わって、アウレリアが一礼。
「ユキ達の可愛いらしい姿を見せて頂けると聞いてお邪魔したわ……私までこんな可愛らしい服装にされているのが少し納得いかないけれど」
 眉根を寄せるアウレリアはいつも通りの黒服なのだが、方々にレースをあしらうばかりか、スカートをパニエでふわっふわに膨らませて、しかしコルセットで腰元は締め、ボディラインは見せるというドレス姿。しかし、最大の問題点は彼女の背後に浮遊するアルベルトも同じ格好と言う事だろうか……。
「こういうのはユキや凶、ブリジットの方が似合うのではないかしら……ねえ?」
 スカートの裾を持ち上げて、振り向いたアウレリアにアルベルトはうんうん頷くが……アレどう見てもアウレリアに見惚れて、自分が何を聞かれているか分かってないよね?
「あと当ブランドは新たにセントールさん部門も開設しててね、可愛いお洋服は女の子の戦闘服……!」
「可愛い……?」
 何を言ってるんだお前は?って顔するブリジットの両手を取るエヴァリーナは期待で目を輝かせながら。
「世のセントール女子の為にも、ブリジットちゃん協力お願い」
「なんだかよく分からんが……それが我が同胞の為なら……?」
 戦闘って単語が入ってたから、鎧の試着だと思ってたブリジットの悲鳴が響くまで、残り二分。
「平和ですねぇ……」
 のほほん、と見守っていた凶の前に、ガラララ。エヴァリーナが運んできたのは少し肩幅のある女性服。
「凶くんのも沢山あるよ?目分量サイズを複数持って来たから大丈夫」
「おっと私は用事がありますからこれで……」
 逃走を図る凶の肩を、アウレリアがガッ!
「大丈夫よ、心配要らないわ。メイクの準備も万端だから服装が浮いてしまう、なんて事はないもの」
「着てくれるよね……?ユキちゃんのお誕生日だもの」
「お断りします!」
 アウレリアの期待の眼差しと、エヴァリーナのおねだり光線が襲いかかるが、凶は脱走し……。
「きっととても似合うわよ、楽しみね」
「ぐぁああぁぁ……」
 ようとして、アウレリアに捕まった。エヴァリーナが凶のメイクに入ると、アルベルトがわずかにむすー……。
「あなた、そんなにむくれないでよ、もう……」
 構ってもらえてなかったアルベルトは、しばらく拗ねていたとかなんとか。

「ブリジットさん、地球へいらっしゃいなんだよ」
「ん……あぁ……」
 予想外の(精神的)ダメージを負ったブリジットは既に満身創痍ながら、エマは両手を広げて歓迎のポーズ。
「早速なんだけど、地球にはセントール用装備の開発ノウハウが無いの。だから後に続くセントールのみんなの為にも開発に協力してくれたら嬉しいな。先陣は武人の誉れって言うし、是非お願いしたいんだよ」
「……今度こそ大丈夫なんだろうな?」
 先ほど騙された?ばかりのブリジットは自分の胸を隠すようにして後退。だがエマは布地を取り出して。
「大丈夫、ちょっとお洋服を作ってみて、型紙のベースを作るだけだから!」
「何故服!?」
 警戒レベルを上げるブリジットに対して、エマが取り出したのは中世の騎士が持っていた、数メートル級のランスの資料。
「実は、地球には馬に乗って戦う、騎士っていう職業があったの。騎乗した状態の人って、セントールの皆に凄く似てると思うんだ」
 馬の胴体の前半か、中心か、に違いはあるが、大体馬と人の組み合わせでシルエット的には近しいものではある。そこでブリジットも察した。
「つまり、武器は既に地球で作られている、と」
 人馬の持つ槍は、突進しながら突く事を想定しているが、かつての騎士が持っていた槍は馬上の相手をすれ違いざまに叩き落とす事を目的に作られており、どちらにしても『移動しながら振るう武器』として設計されている。似通った特徴とあって、武器の生産は急務ではないと納得したブリジットが小さく頷く。
「しかし、それなら鎧の生産を急いでくれ。武器があるなら、後は防具だろう」
「その為のお洋服だよ」
 その言葉を待っていましたと言わんばかりに、エマがメジャーを手にブリジットへジリジリ。
「セントールの皆は、そもそも骨格からして私達と違うんだもの。まずはお洋服を作ってみて、どういうデザインになっている必要があるかを調べなくちゃ」
「だったらこの鎧を貸すから、それでいいだろう?」
「その間全裸で過ごすの?」
「……」
 そう、そこが問題である。人馬には鎧があれば十分かもしれないが、地球において身に着ける物が、少なくともブリジットには現状鎧『しか』ないのである。
「測りますねー」
「くっ、まさかこんなことになるとは……」
 渋々承諾したブリジットの体を測定し、布を当て、カット。仮留めしながらリボンで繋いでいくと。
「凄い、完璧!」
「どこがだ!?」
 フリルをふんだんにあしらい、一輪の花の如くひらめくブラウスに、幾重にもレースが重なり美しく煌めくスカート。その裾にはリボンが通っており、尻尾付近には結び目が揺れる。
「完璧(な可愛さ)だよ!ブリジットさんとしてはどう?」
「落ち着かないわこんな格好!」
「えー……じゃあ次のデザインは……」
「まだあるのか!?」
 ブリジットちゃんの着せ替えタイムがはっじまっるよー♪
「早く鎧を返してくれぇええええ!!」

「ユキさん、お誕生日おめでとーっ♪しかし、面白い催しだね~」
 何やら意気投合してるアクティブ組や、採寸の犠牲者を見回して、シルはクルッと背を向けて。
「わたしの服は、こんな感じだよ。ロングマントがワンポイントだね」
 アピールするシルの服は青のワンピースに翼の装飾が施されたブーツ、そして白のマント。ある種真逆の衣装とも言える姿で参戦したのはミライであり。
「ポイントはやっぱり背中の開きっぷりです、ね♪」
 シルに並んでクルリとターン。ミライの衣装は彼女の二対の翼に合わせて背中に大きな開口部分があり、その根元から自由に羽ばたける設計になっている。なお、ミライの場合は上の翼が小さく、下の翼が大きいというサイズ差のある翼であり、オーダーメイドせざるを得ない為にコストが……。
「だから発注するときはたくさん頼むのです。これがコストダウンの秘訣ですから……!」
 くっ、と何かを悔やむような仕草をするミライ。彼女のお財布事情はそっとしておいてあげよう。
「普段の格好はこういう……白いドレスみたいなのだけど……」
 天音はオフショルダーのワンピース服をポンポン、と叩いて示すと、次の瞬間には黒いレオタードに赤い装甲が重なったスタイルへ。
「この格好は戦闘モードになると専用の装甲になる……」
「すごい、変身するんだ……」
 感心の声を漏らす璃音はいつもの。
「私だけ雑ッ!?このドレスだって、ゴスロリドレスの中でも黒ロリって呼ばれるジャンルで……」
 語り始めた璃音だったが、急に黙ると舌を出して苦笑。
「って、私も某紫髪の魔法少女さんに聞いたんだけどね」
 悪戯っ子のように笑う璃音の傍ら、一同を見回すシルが微笑み。
「んー、みんな、素敵な服だよね。それぞれ、自分らしさが出ていて……どれも目移りしちゃうの……ね、折角だから、みんなで衣装の交換会してみない?一人だけじゃなくて、みんなの服を一通り着てみるの。そしたら、ほんとにファッションショーみたいな感じになるんじゃないかなーって」
「あ、それならいっそ、ユキさんやブリジットさん、凶さんも混ざったらどう?ユキさんとか甘ロリのイメージあるけど黒ロリとかも似合う気がするんだ。ほら、せっかくだし……一回騙されたと思って着てみない?」
 璃音の提案に、凶は回れ右してブリジットは着慣れぬフリルドレスで躓きそうになりながら。
「ハハハ、女性の衣装交換に私が混じってはいけないでしょう」
「私はホラ、お前達とは体格が違うから……」
 と、逃走を図る二人だったが。
「でも凶さん、毎年女装してるよね?」
「お任せください!大量発注に合わせて、こんな事もあろうかとセントールさんサイズのも用意してあります!」
 シルとミライに退路を潰されてしまった。

 で。

「翼仕舞えば地球人みたいなもんですから、ばっちり着こなせ……」
 生地を重ねて鎧にも見えるスカートを持つワンピースを着たミライが、ビシッとポーズを決めようとして不自然に硬直。
「……シル先生、ちょっとこれ胸元がきつ……」
「ん?」チャキ☆
「あ、いえなんでもないのです……!」
 体型がほぼ同じとあって、ユキの服に身を包んだシルが淡く輝く剣を構えて影のある微笑みを浮かべたため、ミライは胸部への圧迫は我慢することにした。
「でも着てみて分かったけど、ユキさんの服って凄く軽いんだね……」
「それはもちろん!私の服は動きやすさが一番だからね!」
 などと拳を突き出して見せるユキはやや余裕がある白いドレス姿。本来の持ち主である天音から謎のスイッチを示されて。
「私が使うときは自分が考えるだけでオンになるけど……他の人に着せるときにはサイズがその人に合わせて変わって……ここのスイッチを押したら変化する」
「え、そうなの?」
 ポチッ、パシュッ!一瞬にしてサイズが調整された上に、ユキの体を装甲が包むのだが。
「お、重い……」コテン。
 まぁ、そうよね。コイツ一般人だからね、番犬の装備が使えるわけがない。
「おい……いつになったら返してくれるんだ……?」
 震え声のブリジットに返還を要求された天音は上半身は板金鎧、下半身は青いロングスカートというドレスアーマー状態。どう見ても裾が余ってしまって、金魚が立ち上がったような状態になってしまっているのは、人馬との体格差故仕方がなかった。
「……もうちょっと」
 鎧に興味があったらしい天音が突撃騎士の甲冑を返すまでは、まだしばらくかかりそうだ。
「あ、もしかして寒かったですか……?」
 ミライが心配するのはアイドル衣装のブリジット。背中がバックリ開いている天使仕様の為、他種族には寒いと思ったのだろう。
「いや、その、それ以前に、私にこういう格好は……!」
 誇り高き騎士にとって、ふんだんにフリルをあしらい花飾りが彩る衣装は、少し、いやかなり照れ臭かった模様。
「……あっ」
「どうした?」
「いえ、何でもありません!」
 ブリジットの背中に回って、ミライは気づいてしまった……天使以外が着ると、背中側から下着が見えてしまうという事に……!
(ブリジットさんで良かった……サラシなら、ギリギリセーフ、ですよね……?)
「いやちょっと待ってください、話の流れ的にこの組み合わせおかしくないですか!?」
「ユキさんがロリータファッションだと事故らない気がするから、先にこっちかなって?」
 もうお分かりですね?チンピラスタイルの璃音と黒ゴスよつやんです。
「ていうか凶さん、このシャツ大分緩くて、その、胸元がアレなんだけど……」
「あぁ、そりゃ換気の為に少し緩い服を着てますから……ってそんな事はいいんですよ!何故私がドレスを!?」
 黒ゴスのスカートの裾を必死に抑える凶だが、両手が塞がった隙にシルがすすすと背後に回り。
「隙あり!」
「ちょ!?」
 てってれー!凶はツインテールになった!!……どうしてこうなった?
「どこに需要があるんですかコレェ!?」
「どこかには……ぷふっ」
 黒ゴスよつやんの姿を前に、一同が噴き出すまで残り三秒……。

作者:久澄零太 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2020年1月4日
難度:易しい
参加:9人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 1/キャラが大事にされていた 3
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