家族愛は時に過剰と化して

作者:芦原クロ

 立ち入り禁止の看板が立つ廃ビルに、二つの影が見える。
 片方は一般人の男性、もう片方は女性で、体から羽毛が生えており、一目で契約者だと分かる。
『よくも私の妹を振ったわね。妹は傷ついて、部屋に引きこもってしまったわ……妹に、魅力が無くてつまらないって言ったらしいわね。私にとっては可愛い妹よ』
「い、今からでもヨリを戻す! だから助け……ぎゃあっ」
 慌ててスマホを取り出した男の足を、思い切り踏みつける契約者。
『発した言葉は消えない。妹の傷ついた心も元には戻らない。私も……もう戻れない。さあ、断罪の時間よ。簡単には殺さないから』
 契約者は体に生えた羽毛を見つめてから自嘲的に微笑み、男性に冷たい眼差しを向けた。

「ビルシャナを召喚した人間が事件を起こそうとしています。ビルシャナを召喚した人間は、理不尽で身勝手な理由での復讐をビルシャナに願い、その願いが叶えばビルシャナのいうことを聞くという契約を結んでしまったようです。彼女が、復讐を果たして心身ともにビルシャナになってしまう前に、理不尽な復讐の犠牲者が死んでしまう前に、なんとか助けて下さい」
 セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)が真剣な表情で、ケルベロスたちに説明する。
「現場までは、特に障害なく移動できます。皆さんと衝突しても、彼女は、復讐途中の人間を攻撃することはありません。苦しめて復讐をしたいと考えているからです。羽毛が生えている外見の為、人目を気にして、廃ビルから出ることは有りませんので、逃亡の可能性は無いです」
 しかし、とセリカは真剣な表情を崩さずに続ける。
「自分が敗北して死にそうになった場合、道連れで復讐相手を殺そうと攻撃する場合があるので、注意が必要です。ビルシャナと融合した人間は、基本的にビルシャナと一緒に死んでしまいます。ただ、可能性は低いですが、ビルシャナと融合した人間が『復讐を諦め契約を解除する』と宣言した場合、撃破後に、人間として生き残らせる事もできるようです」

 ただし、この契約解除は、心から行わなければならない。
 強要的な、『死にたくないなら契約を解除しろ』といった説得では救出は不可能だ。

「復讐する気持ちが、薄れるほどのインパクト有る言動を、なるべく多くすれば、宣言する可能性も高くなります。今回の場合は、妹さんの存在が大きいので『あなたが居なくなれば妹さんはもっと苦しむし、悲しむ』といった説得方法も効果的だと思います」
 説明とアドバイスを伝え終えたセリカは、静かに頭を下げる。
「被害者を救ってください。……なるべくなら、彼女も救ってあげてください」


参加者
フラッタリー・フラッタラー(絶対平常フラフラさん・e00172)
シルディ・ガード(平和への祈り・e05020)
イッパイアッテナ・ルドルフ(ドワーフの鎧装騎兵・e10770)
折平・茜(モノクロームと葡萄の境界・e25654)
アルシエル・レラジェ(無慈悲なる氷雪の白烏・e39784)
秦野・清嗣(白金之翼・e41590)
ラグエル・アポリュオン(慈悲深き霧氷の狂刃・e79547)
オルティア・レオガルデ(遠方の風・e85433)

■リプレイ


「自分を大切にできない人を見ると、なんで腹立たしくなるんでしょうね」
 溜め息交じりに言葉を吐き出す、折平・茜(モノクロームと葡萄の境界・e25654)。
「妹が大切ならば仕返しよりも、寄り添うべきだろうに……ま、円満解決と行けるように頑張ろうか」
 契約者や被害者の人となりが少しでも分かれば、突破口に繋がるだろうと、秦野・清嗣(白金之翼・e41590)は慎重に観察する。
「発端は愛ー、されど行き過ぎれば業ー。上手く解してー、塩梅を探りたいですわねぇー」
 フラッタリー・フラッタラー(絶対平常フラフラさん・e00172)は契約の破棄をさせるつもりだが、仮にダメだった場合は始末するという、ドライな面を持っている。
「……過激な兄弟姉妹愛ってのはありふれたモノなのかな……」
 道連れや流れ弾への警戒を怠らないようにしようと決意し、突撃の合図を待つ、アルシエル・レラジェ(無慈悲なる氷雪の白烏・e39784)。
「皆を助けようね!」
(「アルシエルさん、そつがないけど心を尽くせる子。シルディさん、聡明で明るく活動的、信じよう」)
 シルディ・ガード(平和への祈り・e05020)の言葉に頷き、仲間を信頼しているイッパイアッテナ・ルドルフ(ドワーフの鎧装騎兵・e10770)は、夜目を使用。
 女性と男の正確な位置を掴み、仲間たちに伝える。
 一斉に飛び出した皆は、女性と男の間に割り込んだ。
(「物語は、ビターよりもスイートが良いと思うのです。温かくて甘くて、優しい……そんな終わりに、なって欲しいな」)
 仲間と最後まで説得を続ける気でいる、オルティア・レオガルデ(遠方の風・e85433)は、そう強く願わずにはいられない。
『誰? どいて』
 復讐の念で目を血走らせ、呻くように言う。
「助けてくれ、あの女、頭がおかし……」
「今は生きたければ余計な事は言うなよ?」
 メンバーの最後列へ避難させられた男は、完全に取り乱している。
 そこへ、清嗣が釘を刺す。
 ボクスドラゴン、響銅に男性を守るよう伝え、彼のことは響銅とシルディに任せることにした。
 シルディは、道ずれなどを防止する為にガードにつく。
 心からの謝罪を引き出せないか判断するには、彼の人柄を早めに掴む必要が有り、注意深く彼を観察する、シルディ。
 取り乱している男は、とにかく逃げようと這い出すが、唐突に力が抜けて床に突っ伏した。
 ラグエル・アポリュオン(慈悲深き霧氷の狂刃・e79547)が、混乱を招く事態を避ける為、妖気解放で彼を無気力状態にしたのだ。
 ただ、彼が本心を語る機会が有れば、ラグエルは妖気解放を解除するつもりでいる。
『その男は、私の妹を深く傷つけたのよ。復讐されて当然なの。あの男が妹に言った言葉は消えないし、妹の傷ついた心も元には戻らない。分かったら、どいて。邪魔をしないで』
 空気がピリピリと張りつめる。
 女性の怒りや憎しみが、どんどん膨れあがってゆくのが伝わって来る。
(「悲壮な決意あろうとも殺さずに済む術を諦めない。男を犠牲にせぬことで姉妹も救う」)
 イッパイアッテナは怯まず、決心をかためる。
「貴女が妹を大切に想うように、妹も貴女を大切に想っているのでは、ないかな。なら、貴女の……人から外れようとする行いは、妹に、より深い傷を刻んでしまう」
 核心を突くオルティアの説得に、女性の復讐心に染まった瞳が見開かれた。


「大事な妹を傷つけられたら腹が立つ……私も同じだ。だからこそ見る目のない男への罰で手を汚させるわけにはいかない」
 幼い頃に生き別れたが、再会出来た弟のアルシエルを見ながら、ラグエルは本心から言葉を紡ぐ。
「君が大切に思う様に、妹も君を大事に思ってるはず。君が罪を犯す事は妹が喜ぶか? 居なくなってしまう事は?」
 話や状況の流れを見て、清嗣は契約者の瞳をのぞき込むように、しっかりと顔を見ながら問う。
 清嗣の言葉は、のんびりとしていて悠長だが、力強さが有る。
『黙って……』
 かぶりを振って、迷いを打ち消そうとする。
「貴方のやってることはその男と自爆テロして諸共死のうとしてることです。妹さん、もっと何かできなかったかとか自分を責めますよ」
 茜が発した言葉に対し、女性は声を震わせて尋ねる。
『あなたに、なにが分かるって言うの?』
「なにがわかるかって? わかるよ。わたしもこの世界で大切な人を失った一人だから」
 茜の言葉に、重みが掛かった。
 無言になった女性の瞳を真剣に、真っ直ぐに見つめる、茜。
「悲しいことがあっても嬉しいことがあっても、一番分かち合いたい人が居なくて悲しくなる! 自分のせいだと思ってしまったら、なおさらそうなる!」
 一言一言、目を逸らさずに伝える、茜。
 女性は妹を思い描いているのか、身動きしない。
「あなたの大切な人は、あなたがこんな死に方をして気持ちを切り替えて生きていける人じゃないってことくらい、あなたが一番わかってることだろ!」
 普段は敬語を使う茜だが、感情が高ぶると年相応になる。
 彼女の心に訴えかけるように、茜は叫ぶ。
『それ以上、言わないでっ』
 女性が腕を振るい、茜を叩いたが、茜は元から攻撃を喰らいながらでも言葉を伝える気で居た為、口を閉ざさない。
「あなたの妹さんの大切な人が自殺みたいな終わり方をするなんて! あっていいわけないだろうがっ!」
 茜は女性の震える手を掴み、語気を強めて言い切った。
 復讐心が揺らいで、彼女は一歩、後ずさる。
 彼女の額に汗が浮かび、表情に戸惑いが見え始めた。
 両者を見守っていたシルディは振り向き、凛とした風を展開しつつ、被害者の男に話し掛ける。
「落ち着いて聞いてね。全力でキミを守り彼女も助ける。でもヘタに動いたり騒いだりすればそれが難しくなる」
 シルディが凛とした風を使用しながら男を説得しているのに気づき、ラグエルは妖気解放を、解除する。
「ボクはキミが全て悪いとは思わない。でもキミが最後のトリガーを引いたのは間違いない……よね」
 礼儀正しくなった男は素直に頷いた。
「付き合い始めた頃の気持ちや思い出と、別れの瞬間にした事、思い返してどう思うか。命惜しさでない考えた結果の言葉を聞きたい。これは多分姉妹とキミを救う事になると思うから」
 女性に聞こえないように声のボリュームを落としつつ、シルディは更に続けた。
「姉妹を救えずこの先ずっと自分は悪くないと唱えながら生きるのは嫌でしょ?」
 シルディの問いに、男は少し考えるように目線を横に向け、やがて頷く。
「愛情って薄れてゆくものなんですよ。俺、他に気になる女性が出来て……フタマタかけるより、ちゃんと別れたほうが誠実だと思いません?」
 男はぽつりぽつりと、丁寧な言葉で事情を打ち明けた。
「お互いに傷つかない別れ方だって有っただろうし。終わったら、謝ろう?」
 シルディに説かれ、男は反省して了承した。
 女性を刺激するような言動をさせまいと、これ以上は話さないよう告げる、シルディ。
「うちにも面倒なのが居てな……アンタの妹の気持ち、少しはわかるかも。ハッキリ言って、こんなコトされても困る」
 迷いだした女性に声を掛けたのは、アルシエルだ。
「傷ついて、辛いとしても……だ。代わりの居る男と代わりのないアンタ、どっちを亡くした方がより悲しいよ? ……俺は別に兄の事はどうでも良いんだが、アンタ達姉妹はそうじゃないだろ」
 いつもは穏やかな好青年を装っているアルシエルだが、今は違う。
 偽った説得なんて響かないだろうから――そんな想いで、素の口調で説得する、アルシエル。
『もうやめて、聞きたくない!』
 女性は頭を抱え、苦しげだ。
「お待ちになってー、くださいましー。ケホッ……」
 と、そこへ、シリアスブレイカーの登場。
 重傷を活用し、包帯と松葉杖を装備したフラッタリーが、咳き込みながら縋りつくように弱々しさを前面に出す。
(「重傷厭わず説得するフラッタリーさんを信じ、護ろう」)
 フラッタリーに、イッパイアッテナが付き添っている。
 暴力に訴えても真に想う者の為になるかは分からない、と。
 フラッタリーは、全てを尽くして愛しい者を蘇らせようとし、最期は愛しい者にその身を案じられて逝った魔女と赤ずきんの話をした。
「確かに気持ちは痛みにて伝わりましたがー、ただそれのみー。もし語り合えればと無為を思えどー、それは詮無き事ー。されどこの身の傷にー、思いを馳せて頂けるのでしたらー、今一度踏みとどまってー、いただけないでしょうかー?」
 想う人がいるなら暴力での結果より、その人を想い、より良い結果の為に話し合おうということだが、フラッタリーの重傷姿に驚いている為、理解が遅れる。
「哀しみ傷つき塞ぎ込んでいる妹さんの心を姉のあなたが慰め寄り添わないでどうする! このままだとあなたは妹さんを放って見捨てたことになってしまう!」
『妹を見捨てる?』
 力強く説得する、イッパイアッテナのある部分に、女性はハッとする。
「癒せた筈の心をもっと傷つけてしまう! 今の弱った妹さんには姉のあなたが必要だ! 妹さんが立ち直れると信じてください!」
 イッパイアッテナの強い言葉が、女性の心を揺さぶった。


「ここで手を下せば戻れなくなる。そうなれば君の妹はどう思うかな? 最愛の姉が居なくなって悲しいし、自分のせいで……なんて罪悪感を抱くかも知れない。今ならまだ悲しませなくてすむ。だから、戻っておいで」
「貴女が為すべきは何なのか。そのまま化生と成り果てることなのか。もう一度、考えてみて欲しい」
 ラグエルの言葉に、オルティアが続く。
「発した言葉は消えない……それは、そう。けれど、温かな言葉で薄めることは、できる。傷ついた心も元には戻らない……それも、そう。けれど、優しい想いで傷痕を埋めることは、できる」
 オルティアの温かく優しい言葉が、女性の心に深く染み入る。
「この後君はもう妹を救う事も出来なくなる。それに……ビルシャナになる事は……大切な妹を何れ殺してしまう存在になる事」
 清嗣は翼をはためかせて宙に浮き、今の彼女になら効果的な物事を告げる。
『そんな恐ろしいこと、したくないっ』
「考えなさい。生きる事は経験を、時間を、積み重ねていくことなんだ」
 清嗣の読み通り、仲間たちの説得によって、復讐の気持ちが薄れている彼女には効き目が有った。
「一時の激情に流されて本当に大事なモノを見失って後悔しても遅い。戻りたいなら協力できるが決めるのはアンタだぜ」
『戻れるなら戻り、たい。妹のもとに、帰りたい』
 アルシエルの言葉に衝撃を受け、ぽろぽろと零れる涙と共に、本音も零れる。
「貴女が人でありたいと、また望むのであれば。一時の復讐でなく、変わらず共に生きようと望むのであれば。必ず、戻れるから」
 まるで幼い子供をあやすように、オルティアが優しく声を掛けた。
 ――復讐を諦め、契約を解除する――。
 教わった通りに心からの宣言をした。
「こんなボクでも誰かの、良いほうに変わる為の力となれたらいいな」
 素早く動いたシルディが、光輝くオウガ粒子を放出し、前衛陣の超感覚を覚醒させた。
 連携したラグエルは、攻性植物を黄金の果実を宿す形態に変形させ、聖なる光で味方を進化。
 続いてオルティアが竜砲弾で、敵を撃つ。
「汝ノ嘴ヲ抜キ爪ヲ剥gAス。其ハ不要也」
 戦闘になると地獄が活性化し、狂笑を浮かべる戦闘狂へ変貌したフラッタリーが、廻之翅で敵を殴りつけ、同時に網状の霊力を放射して敵を緊縛する。
「イッパイアッテナ、頼りにしてるよ」
「任せてください! 心を冒涜し大地を侵略する敵を許さない!」
 アルシエルが声掛けを行ない、連携を意識しながら残像を伴う超高速の斬撃で敵を斬り裂く。
 同時に、敵に喰らいつくオーラの弾丸を放つ、イッパイアッテナ。ミミック、相箱のザラキは躊躇なく敵を噛んだ。
「懺悔と自新の札」
 手早く嘉留太の札の一枚を使い、懺悔と後悔の念を起こさせて敵の動きを止める、清嗣。響銅は男性の防御に徹している。
「少し、おやすみなさい」
 頭部にグラビティを集中、硬化しながら敵の胸倉を掴んで引き寄せ、強烈な頭突きで攻撃する茜。
 ビルシャナの気配が、完全に消滅した。


 倒れた女性に急いで駆け寄る、シルディとイッパイアッテナ。
(「どうかみんなの想いが届いていますように」)
 声掛けも行ないつつヒールする、シルディ。
(「犠牲者を出さぬよう全力を尽し民衆を護る!」)
 イッパイアッテナも、女性を苦しませまいと救護オーラを漲らせ、速やかに気力溜めを掛ける。
 数秒後、女性は目を覚ました。
 生き残ることに成功したのだ。姿も、人間に戻っている。
「今回はたまたま凶器がビルシャナだっただけです。あなたが傷つけた人の、大切な人が、あなたに殺意を持った。それだけの話なんですよ」
 茜は男へと声を掛けた後、たそがれるように、シャボン玉を吹く。
「人に言うのは簡単ではあるんですけどね……」
 ふわりと浮かぶシャボン玉を見て、嘆息する茜。
「貴方が元気でいてあげることが大切だからね」
 外に出ると、皆にレモンの飴を配って労い、女性にそう言ってから清嗣は男のほうへ向かう。
 まるで品定めするかのように男の顔を見る。
「ひどい言葉は、自分を諦めてもらう為とかだったら、ちょっと見直して、おじさんと新世界に行く? とか誘いたくなるな。お持ち帰りしちゃうよ」
 清嗣の発言に男は、心底ビビっていた。
「恋はすっぱいものなんだよね」
 レモンの飴を味わいながら呟く、清嗣。
(「色恋の話は少し心に痛い」)
 複雑な事情を持つアルシエルは、自分の胸元に手をあてる。
「悲しみが有るのなら私の胸に、おいで」
 ヤンデレチックなブラコンのラグエルは両手を広げて待ち構えるが、完全にスルー。
「アイスエルフだもん、冷たいのは平気」
 弟の冷ややかな視線を受けても、温度差が激しくても、めげないラグエル。
 兄として少しは認めても良いとは思うが、アルシエルは素直になるつもりは無い。
「真摯な謝罪が出来るとー、良いですわねぇー」
 おっとりしたフラッタリーの言葉の先は、男に向けられている。
 誠意を込めて謝った男に女性も謝罪し、男が立ち去ってから、女性はケルベロスたちに深々と頭を下げた。
『ありがとうございました。皆さんのお陰で、大切なことを思い出せました。今日のことは一生忘れません』
 晴れ晴れとした笑顔を向ける、女性。
 ケルベロスたちの優しく真剣な想いが、彼女を復讐から解き放ったのだ。
(「身体的な触れ合いは苦手です、けど。情とか絆とか、心の触れ合いは……とても好きです、素敵です」)
 オルティアは心が温かくなるのを感じ、そっと微笑んだ。

作者:芦原クロ 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年11月17日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 6/キャラが大事にされていた 0
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