幸せの円環

作者:質種剰


「今年のクリスマスパーティーは、リースにこだわってみようと思うであります」
 小檻・かけら(麺ヘリオライダー・cn0031)が、にこにこと楽しそうに説明を始める。
「クリスマスリースといえば、グリーンや白の輪っかに赤や金銀のリボンでベルを吊るしたデザインが一般的でありますが、実際のところ、リースって輪っか状でさえあれば素材も見た目も何でも良いらしいのでありますよ」
 本物の枝を集めて作ったシンプルな見た目のリースや、木の実や松ぼっくりなどを寄せ集めたカントリー風リース。
 個包装が可愛らしいキャンディーやチョコ、クッキーを繋ぎ合わせたお菓子のリースなんてものもある。
「リボンや可愛いボタンやビーズを連ねて作るのも素敵でありますよね~♪」
 という訳で、今年のクリスマスパーティーはクリスマスリース作りと相成ったようだ。
「リースって大きさもまちまちでありますから、たとえば枝のシンプルなリースを手洗い場のタオルかけに使う事前提で作ったり、ニットのリースをマフラーやスヌードにも使えるようにしたり、リボンやビーズのリースを小さく作って指輪にするのも素敵でありますね」
 銀粘土細工でクリスマスリース型の指輪やブローチを作れば、クリスマスプレゼントにしても喜ばれるに違いない。……勿論、手作りのアクセサリーを受け取って貰える関係である事が前提だが。
「お菓子作りがお得意でしたら、去年のクッキーツリーではありませんけれど、ドーナツやバウムクーヘンをクリスマスリースっぽくデコレーションなさるのもおススメでありますよ♪」
 注意事項は未成年者及びドワーフの飲酒喫煙禁止、のみ。
「ではでは皆さんのご参加楽しみにお待ちしてるであります♪」
 最後まで誕生日のたの字も出てこなかったが、一応今回のクリスマスパーティーは去年同様、草臥・衣(神棚・en0234)の誕生日を口実に計画されていたりする。


■リプレイ

●君いればこそ
「僕じゃ力不足かもだけど……貰ってくれると、嬉しいな」
 どこかおずおずと聞こえる声音と共に、差し出されたクリスマスリース。
(「綺麗なリースで嬉しい……んだけど」)
 フィロヴェール・クレーズ(魔女の愛し歌・e24363)は、それを恭しく両手で受け取るも、目の前の一之瀬・白(龍醒掌・e31651)へわざと聞こえるように深い深い溜め息をついた。
「……あのね」
 楽しそうなクリスマスパーティーに誘ってくれたおかげで、今の今までわくわくしていた気持ちを返せ——と捲し立てそうになるのを堪えて、ぴっと人差し指を立てる。
「わたしにとっては君も『君』なのよ」
 一方の白は、あくまでも何でもないように振る舞っているフィロヴェールを見やって、密かにズキリと胸を痛めていた。
(「彼女が見ているのは、僕じゃない……在りし日のだれかだ」)
 だからせめて、そんな彼女の……大事な人が、無事に帰って来られますように。
 作ったリースに籠めた願いは純粋だった。
 なればこそ、それを贈られたフィロヴェールは遣る瀬無くなる。
(「……二人の絆は、決して引き裂けない。例え触れられない程に遠く離れていても、絶対に……」)
 しかし、白自身もフィロヴェールの気持ちを彼なりに思いやっているようで、
(「そんな願い、口に出したら……きっと悲しませるから」)
 これは、僕だけの秘め事——と口を噤んではいたが。
「まったく、今度もわたしの気持ちって届いてないのね」
 手の中のリースに視線を落とすフィロヴェール。
 オーソドックスなリースには乳白色の星型が散りばめられ、周りに結ばれた赤いリボンと、アクセントのつもりで配置したプラスチック製の翠色の鎖が、クリスマスらしさを引き立てている。
 それなら、とフィロヴェールは白のリースへ対抗すべく、敢えて赤い包装のお菓子やリボンばかりを選んで作業を進め、
「はい、お返しよ」
 これでもかと真っ赤に作ったリースを、彼へプレゼントした。
 リボンでできた赤い薔薇や、苺らしきジャムの詰まったクッキー、ぷっくりとしたハート型のルビーチョコレートがとても華やかな印象だ。
「さあ、行きましょう」
 ぱちぱちと目を瞬かせる白の手を引いて、フィロヴェールはパーティー会場を隅々まで回るべく歩き出す。
「折角の日に乙女へため息をつかせた罪は重いのよ。今日を楽しまないなら許さないんだから!」
 2人で過ごすクリスマスは、まだまだ始まったばかりだ。

●思慮深い貴女へ
「リース、うーん、歯車をリース代わりにしてみる、かな?」
 篠・佐久弥(塵塚怪王・e19558)は、大きな歯車を手に眺め眇めて、真剣な表情をしている。
「タップにヤドリギを巻きつかせて、固定してみるっすかね」
 タップとは歯車の中心から外周へ向けて開ける穴で、軸穴とは垂直になっている。
「で、赤い実と鉄の鈴と……何かいい色が欲しいっすね」
 赤い実とは、クリスマスリースに多く使われるセイヨウヒイラギの実を模した飾りの事だろう。鉄の鈴は舌が揺れるベル型か。
「……わ、かっこいい。佐久弥お兄さんがお好きそうな。色……」
 ヤドリギの絡みついた銀色の歯車を見て、シェスティン・オーストレーム(無窮のアスクレピオス・e02527)が控えめな歓声を上げる。
「シェスさん、いい案あるっす?」
 佐久弥が優しく水を向ければ、シェスティンはぱちぱちとピンク色の瞳を瞬いて、
「……確かに、色、欲しい、ですね。あっ、鉱物とか、どうでしょう……?」
 花も綻ぶ屈託ない笑顔を見せた。
「鉱物……んー、確かに良さそう」
 つられて微笑みつつ、インスピレーションが沸いたのか、素材を探し始める佐久弥。
「となると赤い実も柘榴石にして、さざれ石のシトリンも散らばめて、と」
 柘榴石——ガーネットの深い赤色にシトリンの淡い黄色が、鉄色ばかりだった歯車リースにクリアな清々しさを添えた。
「シェスさんのリースは良い香りがするっすね?」
 ふと隣を見てみれば、シェスティンはシェスティンで乾燥させたミントを沢山束ねて、リースの土台を作っている。
「ありがとうございます。……診療所に飾る、クリスマスリースを作ろうと思います、です」
 ドライミントの輪っかへカモミールやセージ、タイムにローズマリーといったドライハーブ、ミニ薔薇やラベンダーなどのドライフラワーを、ふんだんに飾って華やかに仕上げていく。
(「ポプリみたいに、なるかな、って」)
 使いたいハーブや花がいっぱいあり過ぎるのか、シェスティンは少し悩んだ後、
「……やっぱり、2個、作ります」
 と、2つめの土台作りに着手を始めた。
(「あれ、二つ……そうだ」)
 その様子を見て佐久弥も何が思いついたのか、もう一つ、小さなリースを作り始める。
 鮮やかな赤銅色の歯車へ銀の蔦を絡ませ、ヒイラギの実をピンクトルマリン、葉っぱは小さなペリドットで創った。
 キーホルダーチェーンをつけていざ完成——というところで。
「佐久弥お兄さん、メリークリスマス、です」
 一足先に完成したらしいシェスティンからリースを受け取り、佐久弥は目をぱちくりさせる。
 2つ作ったのは自分へくれる為だったのか、と。
「ありがと……俺からも、お返しっす」
 リースのキーホルダーを差し出せば、互いに自ずと笑顔が溢れた。
「シェスさん、メリークリスマス」
 大自然と共存した古代遺跡のような雰囲気の歯車リースと、ドライフラワー特有の柔らかい色彩がノスタルジックなポプリリース。
 どちらも心を和ませるプレゼントと相成ったのだった。

●鰯と丸太のロンド
 さて、こちらはララティア乳業の面々。
「緑と白でわっかを作って、リボンを結ぶ!! この緑って、ヒイラギっていうんじゃろ?」
 チロ・リンデンバウム(ゴマすりクソわんこ・e12915)は、何故だか犬用おやつの煮干しを景気良くヒイラギにぶっ刺していた。
「そういやこんなの、ハリウッドで見た気がするわー」
 やたらと自信に満ちた物言いで、煮干しを輪っかへ繋げてリース状にするチロ。
「煮干しに柊ぶっ刺してるアホ犬!」
 間髪入れずにマリオン・フォーレ(野良オラトリオ・e01022)の怒号が飛んでくるのももっともな光景である。
「軒先に吊るすと、魔除けの効果があるんじゃYO!」
 チロの説明は、節分の柊鰯——焼嗅とも言う——のそれである。
「確かに配色は緑に銀だが、それ、イベント違いだからな!」
 マリオンのツッコミは今日も冴えている。
「メリケン文化に造詣が深いチロは完全に理解した!」
 どこからどう見てもジャパネスク文化である。
「ついでに言うと宗派も大違いやからな!?」
 青筋立ててキレるマリオンの苦労が偲ばれる。
「……しかし煮干しが大量に余ってしまった……」
 やたらとゴージャスな柊鰯リースを作ってもなお、チロは余った煮干しをもぐもぐと貪っていた。
「というか、生臭いわ! 首に掛けんな! もぐもぐすんな!」
「そういやキノコが野良ちゃんのリースに垂れ幕つけてたから、そこにも煮干しをぶっ刺すかー」
 その後は、勝手にマリオンのリースへ悪戯を仕掛けるチロであった。
 一方。
「白い紙を撚ってこよりを作ってから、それを編んでわっかを作るね!」
 無邪気を装って着々と作業を進めているのは、ルル・サルティーナ(タンスとか勝手に開けるアレ・e03571)。
「これを土台にして、花とかリボンを綺麗に飾るよ!」
 ちなみに花とは橙の果実やユズリハ、ウラジロの葉、リボンとは綺麗に折られた紙垂に他ならない。
「じゃじゃーん! ルル自慢の、ホワイトリースです!」
 どこからどう見てもご家庭用の注連縄です。ありがとうございました。
「これって最後、燃える火の中に入れて、焚火でお汁粉作るんだよね? やったね! 超楽しみ!」
 しかもルルが夢見ているのは、恐らく除夜の鐘突きの際のお寺からのもてなしであろう。
「そっちのちびっこ!」
 当然ながら、すかさず暗黒街の帝王がツッコミを入れる。
「白い紙に赤い文字が見え隠れしてるが、それテストやろ! なんで丸めた!? 丸めて編み込んだ!?」
 どうやら、ルルは悪い点数がバレないようにテストを跡形もなく燃やそうと画策していたようだ。
「お焚き上げによる証拠隠滅を狙っているのかもしれないが、お正月明けに色々燃やすあのイベントも宗派違いやからな!」
「……証拠隠滅? 何のことかさっぱり分からない」
 思わず胸ぐら掴んでがくがく揺さぶるマリオンだが、真顔できょとんとするルルには全くもって暖簾に腕押し。
「お前ら……かけらさんの説明、聞いてたか?」
 ツッコミ過ぎて疲れたのか、がっくりと肩を落として脱力するマリオン。
「全く、少しはお姉ちゃんのリースを見習……」
 だが、自分のオーソドックスな筈のリースをふと見やって、一瞬顔色を失った。
「誰だよお姉ちゃんのリースに『出所おめでとう』って垂れ幕つけた奴!」
 もはや何度目かわからないほどキレ散らかすマリオンを見て、ガイバーンなどは、
「うんうん、今日もマリオンは元気じゃのう」
 とほのぼのしている始末。
 しかも、この出所おめでとうリース、垂れ幕から飛び出した煮干しの目が異様さを放っていて正直怖い。
「楽しい家族のお祭りが、違ったファミリーの特殊なフェスティバルになっちまうだろうが!」
「野良ちゃんの垂れ幕? なんか無関係の人間殺っちまったとか言って座敷牢に籠っていたから、その件じゃないかなぁ?」
「ララティア乳業って座敷牢があるのでありますか?」
 ファミリーのボス感が増した事を憂いて激怒するマリオンと、彼女を宥めるルル。小檻はララティア乳業へ興味津々だ。
「あ」
 そして、垂れ幕の犯人ルイス・メルクリオ(キノコムシャムシャくん・e12907)は、いかにも垂れ幕を見て大事なことを思い出したとばかりに、ガイバーンへ頭を下げた。
「ガイバーン、この間は折角のお誕生日なのに、うちの姉ちゃんが殴っちゃってごめんなさい。義弟と丸太の区別がつかないので、俺とガイバーンの区別がつかなかったんじゃないかなって思います」
「ぶふっ!?」
 ルイスの真面目くさった表情と謝罪内容のギャップに、ガイバーンと小檻、衣が噴き出す。
「朝起きてちゃんと歯を磨いたり、良いところも少しは有るので、許してあげて欲しいです」
 この時点でガイバーンたち3人は腹筋崩壊するほど笑い転げていたが、ルイスの本領発揮はここからだった。
「お詫びの品だが、樹齢千年を超える杉の木が持つ油瘤、中でも特に美しいとされる虎杢模様の花台だ」
「虎杢模様!?」
 目をキラキラさせて食いつくガイバーン。虎杢とは虎の縞模様のようにはっきり鮮やかな杢目を指す。
「屋久島は花崗岩を主体とした痩せた土地の為、杉の生長が遅く、ゆえに独特とも言える複雑かつ美しい木目が生まれる。しかし現在は伐採を禁じられ、近代以前に切り倒された土埋木が残るのみ……それも残存数の枯渇から採取が制限され、市場に出回るものは数少ない」
 ルイスの説明にも熱が入る。ちなみに花台とはいわばフラワースタンドの事。盆栽などを飾る台である。
「この花台は、虎杢模様の風合いを大胆に生かした野趣あふれる逸品だ。荒々しい黒松にも、優美な美しさを持つヒメシャラにも非常によく馴染むと思う」
 貴公の蒐集品に加えて頂ければ幸いである——真に魂のこもった演説を締め括るルイス。
「何と結構な物をいただいてかたじけない。本当にありがとう。家宝にするのじゃ」
 事実、彼の持ってきた花台は、琥珀にも似た飴色の艶が美しく、懐が痛まなかったのか心配になるぐらい素晴らしいものだった。
 もしかするとルイス自身の懐は痛んでいない可能性もあるが。
「温度差ァ!!!!!!!!!!」
 そして、やっぱり毎度の如く、机バァンしてツッコむのはマリオン。
「おま……謝罪の内容も色々酷いけど、それ以前に、前半絶対『ついで』だろ!! 言いたいこと全部後半じゃん!!! 前半絶対ガチャでも回しながら適当に考えただろ!! 情景が目に浮かぶわ!!」
「そんな、人がガチャで爆死したの確定事項みたいに言うなよなー」
「反論すべきはそこじゃねぇ!! あんま舐めたこと抜かしてっと、ブチ転がすぞワレェ!!!」
 キレの良い姉弟漫才を小檻が心底楽しそうに見守っている傍ら。
「草臥たんのお誕生日にふさわしい、ちょっとダークなふいんきになったな! お誕生日おめでとう!!」
 チロはチロで至極満足そうに衣をお祝いしていた。しかも雰囲気と言えていない。なぜか変換できない待った無しである。
「……なんかむっちゃ怒られたわ……」
 そこへ、マリオンのお説教から解放されたルルも合流。
「あ、草臥さん、お誕生日おめでとー! はいこれ今年のお誕生日プレゼント!」
 もはや年末の風物詩と化した、裏が白いララティア乳業カレンダーを差し出した。
「大胸筋が育つと評判の雄っぱい牛乳引換券もついているから、ぜひ使ってね!」
「ああ、いつもありがとうな」
 カレンダーを受け取った衣は嬉しそうである。
 ガイバーンは早速黒松を花台の上に乗せて、うっとりと眺めていた。

●専属サンタクロース
「いや……焦ったよ」
 ロコ・エピカ(テーバイの竜・e39654)は、思わず苦笑した。
「サンタクロースを目指す君なら詳しそうだと思ったから……気軽に頼んでしまったけれど」
 まさか卒倒しかけるとはね。
 目の前には、赤い顔でふらふらと立ち上がるホリィ・グリーン(柊・e61747)の姿。
「せ、聖夜祭の装飾品なら、おまませくださ」
 元々相当臆病な性格らしいホリィは、ロコからリース作りを教えてと頼まれた際にオーバーヒートを起こしてしまい、今も盛大に噛んでいるという訳だ。
「材料色々、持参しました。お手伝いは、しますけど……先生は、重過ぎます」
 責任の重みで倒れます——何故か胸を張って断言するホリィ。
「リースのまるい形は、幸せを招く、のだそうです」
 それでもホリィのクリスマスに関する知識は本物で、一所懸命に説明する姿も妙に微笑ましく、ロコの心を和ませた。
「材料持参とは頼もしい。形にも意味があるんだね」
「エピカさんは、どんな装飾のリースに、したいですか?」
 持ってきた材料を広げながら、たどたどしくも問いかけるホリィ。
「僕は器用ではないけれど、綺麗な花をつけたいかな」
「花のついたものが、よいですか……北欧風は、どうですか?」
「具体案は何も……北欧風?」
 首を傾げるロコへ、ホリィは内心大慌てになるも、順を追って説明する。
「ホワイトゴールドのマグノリア、を使うと、ラメが光って綺麗、です。これは、シルクフラワーという造花、です」
 他にも、ヒバのリースへ金色の実物や小ぶりな松ぼっくりを飾れば北欧らしくなる、と。
「青と灰色の刺繍リボンに、ベルを下げたら、雰囲気でます……た、多分」
「うん。良いね、やってみる」
 ロコは教えてもらった手順の通りに飾りつけるも、単純な作業ゆえにセンスがモロに問われるためか、なかなかうまくいかないようだ。
「よし、僕にしては上出来かな。ラメが縁取る白いマグノリアは、上品で華があるね」
 かなり手こずった末に、何とか完成したのを掲げれば、達成感もひとしお。
(「扉の内側に飾っておいたら、目を引く事が出来るかな」)
 北欧風でありながらどことなくホリィの髪と瞳も想起させる眩しい配色が、まるで魔除けのような神々しさすら感じる。
「手伝ってくれてありがとう、助かったよ」
 自然と笑顔になってホリィを見やるロコ。
「少しはお役に、たてたでしょうか」
「もちろん……礼になるかは微妙だけれど、受け取ってくれる?」
「……はい、お礼? ですか?」
 きょとんとするホリィへロコが差し出したのは、ビーズで作った小さなリース。
「なななな何事ですか、サンタクロースはわたしが」
「柊のパーツがあったから。髪飾りにでもしておくれ」
「あっ、髪に飾って帰りまま!」
 思わぬ贈り物に動揺するホリィだが、受け取った柊のリースを速やかに装備する様は、明らかに嬉しそうであった。

作者:質種剰 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2019年12月4日
難度:易しい
参加:10人
結果:成功!
得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 2/キャラが大事にされていた 0
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