最凶、汚豚マッサージ!?

作者:雷紋寺音弥

●狙われた美容と健康
 駅前の大通りに面したビルの一室。階層を丸ごと貸し切る形で営業されているのは、街では有名な女性専門のエステ店。
「う~ん……気持ちいい……」
「やっぱり、リフレッシュって大事よね~♪ 乾燥する季節だし、お肌は大事にしないと~♪」
 パーテーションで仕切られたブースの中から、時折、施術を受けている女性達の声がする。どうやら、スタッフも全員が女性のようで、中には殆ど裸に近い格好のまま、あちこち解されている者もいるようだが。
「……ブヒャッハァァァッ! ようやく、大当たりな場所を見つけたぜぇぇぇっ!!」
 突然、空間が奇妙に歪んだかと思うと、その中から現れたのは無数のオーク!
 途端にパニックに襲われる店内だったが、出入り口付近はオーク達が塞いでおり、おまけに反対側にある非常口も狭かった。
「いやぁぁぁっ! 化け物ぉぉぉっ!!」
「ちょ、ちょっと待って! 私、こんな恰好じゃ逃げられ……きゃぁぁぁっ!!」
 哀れ、次々とオークの触手に捕えられ、好き放題に弄ばれてしまう女性達。至高のリラグゼーション施設は一転して、女性の悲鳴と汚らわしい獣の鳴き声が飛び交う、地獄のマッサージ教室と化してしまった。

●地獄の触手エステ
「お集まりいただき、ありがとうございます。街の駅前にある女性専用エステ店に、オークの群れが出現するという予知がなされました。大至急、現場に向かってオークを駆逐し、女性達を救出してください」
 その日、セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)より告げられたのは、性懲りもなく女性を狙って出現するという、横暴なオーク達の駆除依頼。
 だんだんと寒い季節になり、薄着の女性も減り始めたことで、少し大人しくしていたかと思えば、これである。なんとも頭の痛い話だが、しかしこのまま放っておくわけにもいかない。
「当日、現場に出現するオークの数は20体。個々の強さは、皆さんと比べれば大したことはありませんが……とにかく、数が多いので気をつけてください」
 敵のオークにリーダーのような存在は確認されていないが、統率が取れていない分、その辺にいる女性を見境なく襲おうとするので厄介だ。加えて、敵は触手の粘液を使った攻撃を得意としており、力任せに暴れる前衛と、ピンポイントで相手の衣服を狙って溶解液を放って来る後衛が半数ずつ存在する。
 ちなみに、エステ店にいる女性は、客とスタッフを併せて20名ほど。彼女達を先に避難させてしまうとオーク達は店に現れなくなるので、避難は敵が出現してからということになる。オークが女性を殺すことはないので、その点では安心と言えば安心だが……逃げ遅れた者は問答無用でオークに狙われてしまう可能性があるので、可能な限り早く避難させてあげた方がよさそうだ。
「女性が美しくなるための場所に、下劣な豚は不要です。情けも遠慮も必要ありません。徹底的に、一匹残らず退治してください」
 美容と健康のためのリフレッシュタイムを、オークの魔の手から守って欲しい。最後に、それだけ言って、セリカは改めてケルベロス達に依頼した。


参加者
アルメイア・ナイトウィンド(星空の奏者・e01610)
ミスラ・レンブラント(シャヘルの申し子・e03773)
七隈・綴(断罪鉄拳・e20400)
シリア・ナマラスキー(サウザンドワーム・e22203)
剣・聖(鍛錬中・e36110)
渡会・雪(さすらいびと・e44286)
空鳴・熾彩(ドラゴニアンのブラックウィザード・e45238)
皇・露(記憶喪失・e62807)

■リプレイ

●参上、女性の敵!
 擦りガラスに覆われた窓のある部屋に、漂っているのはアロマの香り。パーテーションで仕切られた区画を横目に、アルメイア・ナイトウィンド(星空の奏者・e01610)は客に扮してエステの説明を聞いていた。
「……オフで来たいよな。真面目に」
 これから繰り広げられる惨劇を思うと、冗談でも笑っていられない。ただでさえ、無防備な女性が多い場所だ。人命第一で頑張るのは当然だが、その結果として自分に降りかかるであろう災厄を考えると、溜息の一つも吐きたくなるわけで。
(「まぁったく、オークのやることっていうのは相変わらずね。ココはリフレッシュの為の場所なんだから、邪魔はさせないわよ」)
 一足先に客として潜入していたシリア・ナマラスキー(サウザンドワーム・e22203)が、施術を受けつつ、そんなことを考えた時だった。
「……ブヒャッハァァァッ! ようやく、大当たりな場所を見つけたぜぇぇぇっ!!」
 空間が奇妙に歪み、その中から現れる下劣な豚の群れ。ケルベロス達にとっては既にお馴染みの光景だが、しかし何の力も持たない一般人の女性達にとっては、天災以外の何物でもない。
「いやぁぁぁっ! 化け物ぉぉぉっ!!」
 案の定、店の中は1分と持たずにパニック状態と化し、我先にと逃げ惑う女性達の悲鳴で溢れ返った。
「オーク……また現れましたのね! 今度も女性を守って見せますわ!」
「主であるドラゴン共が大変な時期だろうに、暢気な奴らだな。いや、むしろこき使われているのか……?」
 早くも現れた下衆な豚どもに対して皇・露(記憶喪失・e62807)が決意を露わにする傍ら、もはや幾度目かも解らぬ襲撃に、空鳴・熾彩(ドラゴニアンのブラックウィザード・e45238)は呆れ顔。まあ、このまま放っておくと拙いことになりそうなので、とりあえず女性達には早々に避難をしてもらおう。
「私たちはケルベロスです!」
「ここは危険ですので、落ち着いて避難して下さい」
 渡会・雪(さすらいびと・e44286)と七隈・綴(断罪鉄拳・e20400)が、女性達を部屋の奥へと誘導して行く。正面入り口の方はオークが陣取っている以上、あの中を突破して逃げるのは至難の業。
「ちょ、ちょっと待って! 私、こんな恰好じゃ逃げられ……」
「グヘヘヘ! まずは一人目、いただきだぁっ!!」
 そうこうしている間にも、オークの触手は逃げ遅れた女性達の方へと伸び始めた。が、そんなオークの頭をギターで殴り飛ばし、アルメイアは女性達にタオルを放り投げながら叫んだ。
「ここは私達が引き受けた! さあ、とっとと逃げな!」
 彼女の指差す先には、スタッフルームの方へと手招きする剣・聖(鍛錬中・e36110)が。なるほど、確かにスタッフルームへ隔離してしまえば、当面の時間は稼げるだろう。後はそちらにある従業員用の非常口から、一人ずつ順番に外へ逃がせばよい。
「お、女が逃げるでブヒ! 追いかけるでブヒ!!」
 獲物が逃げ始めたことを察してか、数匹のオークがスタッフルームの方へ突撃して来た。だが、そんなオーク達を阻止せんと、ミスラ・レンブラント(シャヘルの申し子・e03773)はハイレグレオタードな衣装に着替え、堂々と仁王立ちで立ちはだかる。
「さぁ、私が相手です! かかって来なさい!」
「ブヒヒ……こいつは面白い。だったら、まずはお前達から、俺達の触手マッサージを堪能させてやるでブヒ!」
 どうやら、上手く囮に引っ掛かってくれたようだ。後は出来る限り早く女性達を逃がし、この下劣な豚どもを始末するのみ。
「んふふ、時間稼ぎっていうけれどぉ……別にアレから搾り取っちゃってもいいのよねぇ」
 何やら意味深な笑みをシリアが浮かべたところで、オーク達は一斉に、目の前にいるケルベロス達に襲い掛かって来た。

●究極、搾取合戦!
 無防備な女性達をオークの魔の手から守るため、颯爽と立ちはだかったケルベロス達。だが、実際にオークと対峙している者は4名。対するオーク達は20体。いくら個々の能力ではケルベロス達に劣るとはいえ、1人当たり、5体ものオークを相手にせねばならないのは少々厳しい。
「女性に手を出す不埒な豚さんたちは許しませんわ!」
 迫り来るオーク達に向け、露がミサイルを一斉に発射するも、敵があまりにも多過ぎる。案の定、ミサイルは広範囲に拡散し過ぎてしまい、いつもの効果が発揮できない。
「おらぁ、邪魔すんじゃねー!」
 こういう場合、望ましいのは各個撃破。まずは1体、アルメイアが狙い澄ましたギターの一撃で殴り飛ばしたが、却って来たのはその数倍はあろうかという、触手攻撃の洗礼だった。
「ブヒヒヒ……強がっていられるのも、今の内でブヒ!」
「ここはエステの店でブヒ! まずは俺達が、お前にもオイルマッサージをしてやるでブヒ!」
 そう言うが早いか、アルメイアに向かってオーク達の触手から、粘液の雨が発射される。何故か衣服に対してだけ強烈な食作用を齎す液体は、瞬く間に彼女の着ていた服を溶かし。
「くっそ、オイルとか言いながら結局いつもの粘液じゃねーか!」
 一瞬にして半裸に近い状態にされてしまい、思わず胸元を抑えて叫んだのが運の尽き。両手が塞がった隙を見逃すはずもなく、続けて浴びせられた粘液により、彼女の身体は自由を奪われ。
「ぐっ……な、なんだ、こりゃ!? か、身体が痺れ……って、離せこらぁ!? 調子に乗りやがって!?」
 動けなくなったところを触手で縛り上げられて、そのまま宙に吊るされてしまった。
「ブッヒッヒ……。それじゃ、お約束通りにマッサージしてやるでブヒ!」
「この……っ!! 何がマッサージだ、この野郎ッ……!?」
 全身に触手を這わされ、思わず赤くなるアルメイア。しかし、そんな彼女の言葉などお構いなしに、オーク達は好き放題、し放題。
「まだまだ、この程度じゃ終わらないでブヒ! ほれ、次は脂肪吸引に、それから電動マッサージでブヒ!」
「なっ……! や、やめろ、吸うな! 揺さぶるな……んぅぅぅぅっ!!」
 胸元や尻に触手の先端で吸いついて、果ては胸の先や太股の奥に這わせた触手を凄まじい勢いで振動させて来る始末。
「ブッヒッヒ……。これで、あの女は腑抜けになったでブヒ。さて、次は……」
 新たなる獲物を求め、オーク達の触手が卑猥に揺れる。そんな中、カーテンで仕切られたパーテーションの奥からは、何やら妙に艶めかしい声が。
「んぁぁぁ……ァ、気持ちいい……」
「ん、ぁ……ま、まだぁ……!! もっとぉ……っ!!」
 カーテンの奥、施術台の上で、豪快に豊満な果実が揺れていた。声からして、シリアとミスラの二人だろう。どうやら、オーク達を相手に本気で絞り取る気らしく、周りの目も気にせず本能前回で乱れまくり!
「はぁぁぁっ……逞しいわぁ……コレぇ……」
「ひぁっ、んぁ、ぁぁぁ……っ!!」
 もはや、当初の目的とは、色々と異なっている気がするが、一応オークの足止めにはなっている。ちなみに、シリアのビハインドであるタチアナも、ドサクサに紛れて一緒に参加していた。
「おいおい、なんだよ。あいつらだけ、先にお楽しみでブヒかぁ?」
「お預けなんて我慢できないでブヒ! 俺達は俺達で、楽しませてもらおうぜぇ!」
 もっとも、面白くないのは、相手にされなかったオーク達。いくらシリアやミスラが積極的に絡みに行っているとはいえ、深く繋がろうとすればするほど、相手にできる数は限られてしまうわけで。
「ブヒャッハァァァッ! 俺達にも楽しませろやぁぁぁっ!!」
 あぶれた豚どもが、一斉に避難中の女性目掛けて殺到し始めた。少しでも戦って数を減らしておけばよかったのだが、敵の誘導と女性の避難を優先し過ぎた結果、あぶれたオーク達は体力も気力も、おまけに精力も有り余っていた。
「こ、これ以上は、行かせません!」
 スタッフルームへの扉を突破されては拙いと、聖が果敢に立ち塞がる。もっとも、さすがに多勢に無勢であり、彼女一人では捌き切れず。
「み、みんなはまも、りゅ、んんんーっ!」
 触手に絡まれ、服を溶かされ、瞬く間に意識を持って行かれそうになり。
「ゃ、あぁっ……! ひょんな、いっぺんになんれ、ひゃめ、ゃめえぇぇっ!!」
 上も下も好き放題に攻められまくり、もはや完全な玩具状態。
「くっ……! このままでは、全員やられてしまいますわ……」
 回転する爪でオークの触手を斬り捨てて行く露だったが、さすがに彼女一人では辛いか。その間にも、オーク達は捕えた獲物に、破廉恥な攻め苦を続けて行き。
「ブッヒッヒ! それじゃ、そろそろフィニッシュでブヒ! マッサージでほぐした身体に、止めの一発をお見舞いするでブヒよ!」
 股間を無駄に強調しながら、オーク達が下衆な笑みを浮かべて襲い掛かって来た。これは拙い。このままでは、一部の自ら突っ込んで行った者達を除き、主にアルメイアや聖の貞操が危ない。
「干将、莫耶、行け」
 だが、もはやこれまでと思われた次の瞬間、回転しながら飛翔する大鎌が、オークの触手と股間を情け容赦なく斬り裂いた。
「ブッギャァァァッ! も、悶絶ぅぅぅっ!!」
「……いっそのこと、そのまま死ねたら楽だったのにな」
 股間を抑えて転げ回るオークに冷めた視線を送りつつ、熾彩が戻って来た大鎌を受け止めた。
「すみません、お待たせしました」
「スタッフとお客さんは、全員避難させましたよ」
 一般人の避難を終えて、綴と雪も戻って来た。こうなれば、もはや数の差は気にする必要もない。一気呵成に畳み掛け、全て殲滅するのみだ。
「私でも、やれば出来るのです!」
「ブゲェェェッ! 俺様の触手がぁぁぁっ!」
 まずは一匹、綴の一撃で触手諸共に凍らされ、木っ端微塵に粉砕され。
「何というか……赦せません!」
 健全に快楽エネルギーを得るため苦労している自分を差し置いて……ではなく、嫌がる女性に無理やり迫るなど許せないと、雪の斬撃が血の花吹雪を呼ぶ!
「はぁ……はぁ……。た、助かったか……。よーし……倍にして返してやるぜ……!!」
 全身、ボロボロにされながらも、アルメイアもまたギター片手に立ち上がる。今までにやられた恨み、辛み。その全てを込めた一撃にて、不埒な豚どもを粛清するために。
「ちょっと地獄を見ていけや!!」
「ブヒョェェェッ!!」
 炸裂するギターの一撃に、薄汚い豚どもは悲鳴を上げて、そのまま昇天して行った。

●さあ、お仕置きの時間だ!
 一般人を避難させてしまうと、そこから先は早かった。
 いくら数が多いとはいえ、元よりケルベロス達と比べれば格下の相手。おまけに、統率するリーダも不在となれば、弱った者から各個撃破されて行くだけだ。
「バラバラにぶった切ってやるぜ! サヨナラバイバイしやがれ!」
 先程まで好き勝手にされた恨みを込めて、アルメイアが大鋏に変形したギターでオークの身体を真っ二つ! 哀れ、彼女の叫んだ通り、食らったオークは首と胴体が泣き別れ。
「捕まりませんよ。欲望丸出しの攻撃になんて」
 翼と角、そして尻尾も臆すところなく全開にして、雪は迫り来るオーク達の触手を、血塗れの包帯で捌きながら刺し殺して行く。同じく、綴も装着した戦籠手の指先に念を込め、敵の中枢を狙って指を繰り出し。
「気脈を見切りました。この一刺しを受けなさい!」
「ブヒッ!? ブ……フォォォ……」
 腹を貫かれたオークの身体が硬直し、そのまま石のように動かなくなる。そんな中、シリアやミスラは未だオーク達とお楽しみ中のようだったが、これはこれで相手にする方は堪らないわけでして。
「はぁ……はぁ……。もっと、もっといっぱいぃぃぃっ!!」
「あぁ……まだ駄目よ。最後の最後まで、絞り尽くしてあげるわぁ♪」
 もはや、半分ゾンビ状態になったオーク達から、更に絞り取らんとハッスルしている。
「ブヒィ……ブヒィ……も、もう……勘弁して欲しいでブヒィ……」
「な、なんて女だ……。このままでは、こちらの方が先に果て……」
 気力をゴッソリと持っていかれたオーク達が、ようやく解放されて立ち上がる。これでは、どちらが襲われているのか解らないが、細かいことは気にしたら負けだ。
「宿命は……『斬り』開くものと見つけたりっ!」
「……凍て付き、眠れ」
 魔性の女性より解放され、油断していたのだろう。聖の斬撃が、熾彩の言霊が、それぞれに無防備なオーク達を斬り捨て、凍らせる。気が付けば、残るオークは1体のみ。さすがに不利と感じたのか、背を向けて逃げ出そうとしていたが。
「ブヒッ!? う、動けないで……ブヒ……」
 そうはさせぬとタチアナが、しっかり後ろから捕まえていた。
「これで終わりです! はあああああーーー!!」
 最後は、高エネルギー体を纏った尻の一撃で、露が情け容赦なくオークを押し潰す。何かが弾けるような音がして、文字通り露の尻に敷かれ、最後のオークもまた昇天した。

●魅惑のエステタイム
 下劣なオークを始末して、エステ店の平和は守られた。戦いで破壊された場所の修復も終わり、営業も再開したようだ。
「終わったか……。まー、時節関係なく脱ぐからなぁ。やれやれ……」
 こういう場所には、できればオフで来たいところだ。殆ど全裸に近い状態になるまで衣服を溶かされたアルメイアは、げっそりとやつれた顔をしていたが、他の面々もエステには興味津々であり。
「戦って疲れたし、私達もマッサージを受けたいよな」
「そうですわね。疲れを取るだけでなく、美容にも良さそうですし」
 あんな下賤な連中と戦った穢れを払う意味も込めて、リフレッシュするのも一興か。そう、熾彩や露が言ったところで、雪もまた迷うような素振りを見せて言った。
「私も利用しようかな……」
 ケルベロスが利用する店ともなれば、スタッフや常連客も、ある意味では安心して働けるかもしれない。
(「ふぅ……。本当だったら、もっとそっち系のサービスもできるお店も好きなんだけど♪」)
(「まあ、今日は今日で楽しめたし、満足、満足♪」)
 もっとも、シリアやミスラのように、一部の者達は別の方向で満足していたようだが、それはそれ。
「私も、もう少し大きくなったら、こういう場所に来るようになるんでしょうか……」
「そうですね。美魔女などと言われる方もいますし、若返りエステも一種の魔術と考えると面白いかもしれません」
 将来の自分の姿を想像する聖の横では、綴が何やら別方面に興味を抱いている模様。
 兎にも角にも、美しくなりたいというのは、万国共通な女性の願い。身体を張って、不埒なオークを退治したのだ。ゆっくりと女を磨いてもらうことで、厄落としにでもなれば幸いだと思うケルベロス達だった。

作者:雷紋寺音弥 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年11月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
得票:格好よかった 2/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 4
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