
魅惑の乳ビンタ!

●都内某所
「ひょっとして、コレ……アカン状況では……」
半沢・寝猫(天声・e06672)は、絶体絶命のピンチに陥っていた。
何となく、尾行されている事には気づいていた。
気づいていたからこそ、人気のない場所で振り向き、相手の目的を聞こうとした。
だが、それがそもそもの間違いだった。
目の前に立っているのは、とある螺旋忍者が破損したダモクレススリーパーを回収し、改造した大量生産体『螺旋式実験体01』。
螺旋式外観偽装を備えたが、元より戦闘能力が劣化。
しかも、繁殖用である事が、本人の口から語られた。
まあ、一体だけなら、一人でも……。
そう思った矢先、背後にも気配が……。
よく見れば、屋根の上にも、ビルの上にも、『螺旋式実験体01』がいた。
そこで、ようやく思い出す。
『螺旋式実験体01』が、大量生産体である事を……。
その上、『螺旋式実験体01』が発情した様子で荒々しく息を吐き、今にも飛び掛かってきそうな雰囲気だった。
●セリカからの依頼
「半沢・寝猫(天声・e06672)さんが、宿敵であるデウスエクスの襲撃を受けることが予知されました。急いで連絡を取ろうとしたのですが、連絡をつけることは出来ませんでした。一刻の猶予もありません。寝猫さんが無事なうちに、なんとか救援に向かってください」
セリカ・リュミエール(シャドウエルフのヘリオライダー・en0002)が、教室ほどの大きさがある部屋にケルベロス達を集め、今回の依頼を説明し始めた。
「寝猫さんが相手にしているのは、螺旋式実験体01と言う名のダモクレスです」
セリカが詳しい説明をしつつ、ケルベロス達に資料を配っていく。
「螺旋式実験体01は豊満な肉体を使った乳ビンタを得意としており、相手が動けなくなるまで、イケナイ事をしてくるようです。万が一、襲われてしまった場合、戦いどころではなくなってしまうので注意してください」
そう言ってセリカがケルベロス達に対して、深々と頭を下げるのであった。
参加者 | |
---|---|
![]() イヴ・ハウゼンヌ(アウトローシェリフ・e02040) |
![]() マリア・ハウゼンヌ(看護師・e02188) |
![]() シルキー・ギルズランド(ぱんつはかない系無表情座敷童・e04255) |
![]() 半沢・寝猫(天声・e06672) |
![]() ロディ・マーシャル(ホットロッド・e09476) |
![]() 雁・藍奈(ハートビートスタンピード・e31002) |
![]() 萃川・パルディナ(スイカップアーティスト・e32557) |
![]() 猪鹿蝶・猪丸(化け学練習中・e32701) |
●都内某所
「……ご飯の時間が過ぎてんのに、まだ帰らない~……と思ったら、謎のダモクレスに母ちゃんが襲われているのか? 人の事は言えないけど、助けにいかないと夕食が食えない……。寝猫母ちゃん買い物に行くと言いながら、イケないダモクレスに尾行されてるなんて! 美味しすぎるぜ!! おれも人の事を言えない義理だが、親子は血が争えないな」
イヴ・ハウゼンヌ(アウトローシェリフ・e02040)は苦笑いを浮かべながら、仲間達と共に半沢・寝猫(天声・e06672)を救出するため、螺旋式実験体01が現れた路地裏に向かっていた。
「イヴに続き、お母様が変な事にまきこまれるとは……。大事になる前に早く解決し……夕食を食べたいのです」
マリア・ハウゼンヌ(看護師・e02188)が、拳をギュッと握り締める。
現時点で寝猫が無事かどうか分らないものの、夕食までには……何とかしたい。
そうしなければ、最悪夕食……抜き!
それだけは避けたい……何としても!
「有無、初めての依頼だが、世話になっている御仁を救わねば……。それしても、半沢殿も奇特な事に巻き込まれるであるな。まあ、繁殖用ダモクレスならば、本懐を全うさせてやらねば……な!」
そんな中、猪鹿蝶・猪丸(化け学練習中・e32701)が、キリリとした表情を浮かべる。
ここで敢えて襲われるのが、男と言うモノ。
何かがカラッポになるまで、搾り取られてしまう気もするが、それならそれで本望である……!
「……とは言え、敵の正確な数が解っていない以上、慎重に行動する必要が……。……まぁ……わからなくても大丈夫そうだけど……。でも、女性の姿で……繁殖用なのに……女性の寝猫に発情してると言う事は、子供を産むのではなく……産ませる機能が付いてるということ? ……気になる……」
シルキー・ギルズランド(ぱんつはかない系無表情座敷童・e04255)がイケナイ妄想を膨らませ、胸をドキドキさせた。
資料にはそこまで詳しく掛かれていないものの、これは間違いなく、その機能が……ある!
そうでなければ、女性である寝猫を襲う訳がないのだから……!
「まあ、あたし達が行く以上、何の心配もないと思うけど……。ところで、今回の敵、『繁殖用』って言ってたけど……。大丈夫? あの二人」
雁・藍奈(ハートビートスタンピード・e31002)が、心配した様子で男性陣に視線を送る。
最悪、ふたりともカラッカラになるかも知れないが、それはそれで本望……かも知れない。
「……って、なんか凄い事に! こ、これは……漫画のネタに出来る。おっぱいにイケないネタ! 間違いなく……イケるッ!」
萃川・パルディナ(スイカップアーティスト・e32557)が現場に辿り着き、驚いた様子で声を上げる。
寝猫は螺旋式実験体01に囲まれ、絶体絶命の大ピンチ!
少しでも油断すれば、一斉に襲い掛かってきそうな勢いだ。
「大丈夫か、寝猫。……と言っても初対面だけどな。自己紹介は後だ。まずは、この窮地を乗り越えないとな!」
すぐさま、ロディ・マーシャル(ホットロッド・e09476)が、心配した様子で寝猫に駆け寄っていく。
その途端、螺旋式実験体01がケルベロス達の存在に気づき、行く手を阻むようにして陣取った。
「まさか、知っている変な螺旋忍者が、今頃になって実験体を野に放つとは……。しかも、青少年に良くないやつやん。頑張って倒さないとな」
そう言って寝猫が螺旋式実験体01を牽制しながら、攻撃する機会を窺うのであった。
●螺旋式実験体01
「奴等の目的は解らんけど、戦闘長引かせたら不味い。もしかしたら、繁殖用のデータとるかもしれん。とっとしばきあげて解決や」
寝猫が警戒した様子で、少しずつ間合いを取っていく。
その間に螺旋式実験体01は全身にローションを塗りたくり、今にも飛び掛かってきそうな勢いで乳をバインバインと揺らし始めた。
「……おっぱいダモクレスか。柔らかいか、その大きさ……計って見たいな」
イヴが先手必勝とばかりに、轟竜砲を撃ち込んだ。
しかし、螺旋式実験体01に、攻撃は当たらない。
素早い身のこなしでイヴの攻撃を避け、ヒャッハーとばかりの勢いで、ワラワラと襲い掛かってきた。
「とりあえず……、手近にいるのを標的に……」
すぐさま、シルキーが間合いを詰め、螺旋式実験体01に達人の一撃を放つ。
だが、螺旋式実験体01は、怯まない。
それどころか、さらに興奮した様子で、大きな胸をばいんばいんと揺らしていく。
「随分と数は多いが、少なくとも戦闘力は高くなさそうだな。だったら見敵必殺で数を減らすまでだぜ!」
ロディがエアシューズの機動性で周囲を駆け巡りながら、螺旋式実験体01達にナパームミサイルを撃ち込んだ。
「んあ? ひょっとして、シタイの?」
その途端、螺旋式実験体01達の胸飾りが外れ、たわわな胸があらわになった。
「いや、別にそれが目的じゃねえから! だから、しまえ! 頼むから、隠せ! 目の毒だから!」
それに気づいたロディが、気まずい様子で視線を逸らす。
そもそも、そんな事をするために、攻撃を仕掛けた訳ではない。
ただ偶然……ラッキースケベ的なアレで、こんな事になってしまっただけである。
「えっ? いまさら何を言っているの? 大丈夫、大丈夫、私達に任せて♪」
螺旋式実験体01達が、一斉に胸を揺らし、乳ビンタのチャージを開始した。
「それが行っくよおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
次の瞬間、螺旋式実験体01達が能天気な笑みを浮かべ、ケルベロス達に乳ビンタを繰り出した。
「は、速いっ!」
それに気づいたマリアが、ライトニングウォールを展開した。
しかし、螺旋式実験体01達の動きは速く、乳ビンタの破壊力はケタ外れであった。
ブロック塀を破壊し、電柱をへし折り、アスファルトの地面を叩き割った。
「おっぱい……は負けてるから、こっちで!」
それを迎え撃つようにして、藍奈が尻を突き出し、乳ビンタに対抗ッ!
それは傍から見ると、物凄くアレな光景ではあったが、互いに真面目、大真面目。
肉と肉がぶつかり合い、火花が飛び散りそうな勢いであった。
「子種を与えたら、どうなるか……試してみるか」
そんな中、猪丸が螺旋式実験体01をジロリと睨み、躊躇う事なく突っ込んでいく。
だが、螺旋式実験体01達に……迷いはない!
螺旋式実験体01の本能が繁殖のため、猪丸を迎え入れ、胸を押し付け、尻を押し付け、やりたい放題、し放題。
胸や尻だけでなく、口や手、足……穴と言う穴を使って、猪丸を奉仕し始めた。
同様にロディも螺旋式実験体01に乗られ、搾り取るようにして何度も上で跳ねられた。
「……って、なんでボクまで!」
その巻き添えを食らってパルディナも襲われ、あっと言う間に服を引き千切られ、螺旋式実験体01達に胸や尻を舐め回された。
「んへへ……、こんなモンじゃ済まないよ」
しかも、螺旋式実験体01達の股間から生えてきたのは、男性器そのものだった。
まずはシルキー……続いて、藍奈。
為す術もなく服を脱がされ、禍々しくそそり立ってソレで攻められ、身体中を真っ白な白濁液で染め上げられ、グッタリと倒れ込むのであった。
●終わりなき繁殖
「このままだと、皆が大変な事に……って、びぃくんが嬉しそうに挟まれてる!」
イヴがハッとした表情を浮かべ、気まずい様子で汗を流す。
いつの間にか、一緒に戦っていたはずの、びぃくん(ボクスドラゴン)が、螺旋式実験体01達の胸に挟まれ、ヘヴンなスマイルを浮かべていた。
おそらく、戦っている途中で乳ビンタを食らい、理性の留め金的な何かが外れてしまったのだろう。
「ああ……野放しすれば何れにせよ被害は出る。此処で倒さなければ……」
猪丸も色々な意味で危機感を覚え、螺旋式実験体01達を振り払う。
……もう迷いはない。
後は自分の本能に従い、行動するのみ……!
その姿は、まるでケモノ。
もしくはケダモノ……だった。
おそらく、螺旋式実験体01のナカに、興奮剤的な何かが仕込まれていたのだろう。
「……って、ちょ! そんな事をされたら、またぁ……」
その途端、パルディナが猪丸に襲われ、信じられない様子で悲鳴を上げる。
だが、猪丸の腰は止まらない。
それどころか、腰を振る機械の如く勢いで、辺りにパンパンと音を響かせた。
「猪丸兄様、も、元に……戻……!」
同じようにマリアも猪丸に襲われ、抵抗する余裕すらなく、大量の子種をナカにどぷっと注ぎ込まれた。
しかし、それでも猪丸の暴走は止まらない。
まるで全身が巨大な子種タンクになってしまったのではないかと思う程、猪丸のソレは尽きる事を知らなかった。
「こうなったら、俺がやるしか!」
それに危機感を覚えロディが、キリリとした表情を浮かべる。
だが、肝心の下半身は、まだ螺旋式実験体01と繋がったまま。
そのため、二人羽織に近い状態で繋がったまま、初めての共同作業をしている感じで、他の螺旋式実験体01を倒していた。
「がんばれ♪ がんばれ♪」
そんなロディを応援しながら、藍奈が螺旋式実験体01の白濁液を、ナカにドップリと流し込まれた。
その間も、ロディは……頑張っていた。
アレも、ソレも、コレも、一生懸命になって頑張った。
その勢いで螺旋式実験体01が機能を停止し、ぷしゅーと煙を上げた。
「これで全部……?」
すぐさま、寝猫が藍奈を襲っていた螺旋式実験体01をスターゲイザーで倒し、疲れた様子でゆっくりと辺りを見回した。
螺旋式実験体01が何体この場にいたのか分からないものの、万が一逃げられてしまうような事があれば、何らかのデータが持ち去られてしまった事になる。
最悪、逃げられた可能性もあるのだが、それを確認する術はない。
それでも、全部……倒したはず。
「おそらく……は……」
そう答えたシルキーの股間から、足元に水溜りが出来る程の勢いで、螺旋式実験体01が放出した白濁液が垂れ落ちていた。
作者:ゆうきつかさ |
重傷:なし 死亡:なし 暴走:なし |
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種類:
![]() 公開:2018年9月9日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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得票:格好よかった 0/感動した 0/素敵だった 0/キャラが大事にされていた 2
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