シールドマシン

作者:baron

 彼方から騎士のような姿が駆けて来る。
 右手に槍の様な杭、左手には盾の様な籠手を構えている。
 足は何と四足歩行と言う念の入れ様である。
『うおおお!』
 そいつは杭を回転させて街の郊外にあるトンネルを突き崩すと、そちら方面への出入りを遮断。
 左手の長い盾で家やスーパーを殴り付けながら、町の中心を目指す。
『抹殺!』
 そいつは大きなビルを杭で突き崩すと、周辺を爆破して何処かへと言ってしまった。


「とある街の郊外で先の大戦末期にオラトリオにより封印された巨大ロボ型ダモクレスの封印が解け、暴れ出す事件が起きる」
 ザイフリート王子が説明を始めた。
 幸いにも出現地点は郊外方面の山野で、避難勧告は十分に間にあうとか。
「封印が解けたばかりでグラビティ・チェインが枯渇している為、戦闘力が大きく低下しているだろう。だが放置すれば虐殺によって力を取り戻すだけではなく、内部工場を稼働し戦力を増やしてしまう。その前に倒して来てくれ」
 復活したばかりで全力ではないし、今は使えないが内部に工場があり、アンドロイド型や通常サイズのロボ型を増やしてしまうとか。
 戦力強化を許せないが、その為に虐殺など視過ごせる訳がない。
「繰り返すが巨大ロボ型ダモクレスは能力が低下しては居る。しかし一度だけフルパワーで戦えるので注意が必要だろう。使うとしたら回収前か囲まれて逃げ場が無いときだろうか」
 王子はそういいながら、7分経つと撤退するのでその直前だろうと教えてくれた。
 また脱出はともかく人々を殺す為に囲まれた状態では移動でき無いので、囲んだ場合も撃つ可能性が高いと言う。
『こいつは四足歩行で、右手に長く回転する杭を、左手には盾の様な籠手を持っている。一応はミサイルも使えるようだが、格闘戦の方が得意なのか囲まれたりしない限りは、格闘戦を優先するようだな」
 王子はそういうと、槍騎兵というかケンタウルスの様な姿をメモに描いてくれた。
 騎士と言うべきか半人半馬と言うべきか微妙な所だ。
「避難勧告は出して居るしヒールで修理可能なので、建物を足場にしても問題無い。合図を出し合って作戦や時間経過を伝えるくらいは問題無いはずだ」
 流石に相手も巨大であり、センサーも強力な筈だ。
 しかし高い位置でサインを出し合い、簡単に作戦を修正し足りする事が出来るだろうと教えてくれる。
「巨大ロボ型ダモクレスが回収されれば、ダモクレスの戦力強化を許すことになってしまう。今更そんなことはさせられん。よろしく頼むぞ」
 ザイフリート王子はそう言いながら、精鋭であるケルベロスならば大丈夫だろうと微笑むのであった。


参加者
エヴァンジェリン・エトワール(白きエウリュアレ・e00968)
レイ・ブリストル(金色の夢・e02619)
ミステリス・クロッサリア(文明開華のサッキュバス・e02728)
レイラ・クリスティ(蒼氷の魔導士・e21318)
山蘭・辛夷(フォックスアイ・e23513)
今・日和(形象拳猫之形皆伝者・e44484)
カーラ・バハル(ガジェットユーザー・e52477)
白岡・黒葉(顔文字で彩るポンコツ傭兵・e53436)

■リプレイ


「まだ、封印されていたダモクレスがいるなんて……一体何体居るのでしょう」
「巨大野郎とは二度目なんだが、となると三度目もありそうだなこりゃ」
 レイラ・クリスティ(蒼氷の魔導士・e21318)の言葉に白岡・黒葉(顔文字で彩るポンコツ傭兵・e53436)が頷く。
 封印された巨大ダモクレスは次々と蘇る。
「当時の主力だったんだろうけど。まったく、どれだけ送り込んでたんだろうねぇ」
「もしかしたら工場でもあったのかもねっ。もしくは小さいのが進化して行くとか」
 レイ・ブリストル(金色の夢・e02619)の呟きを拾って、今・日和(形象拳猫之形皆伝者・e44484)は首を傾げながら想像してみた。
 親ダモクレス・子ダモクレス・孫ダモクレス……。
「どのみちダモクレスは放っておけないんだよね。……あ、来た?」
「ええ、こっちを目指して爆走中よ。そろそろ準備しましょうか」
 レイの視線に、空からエヴァンジェリン・エトワール(白きエウリュアレ・e00968)が降りて来るのが見えた。
 タイマーを操作して時計にリセットを掛ける準備。終わったところでお守りを触りながら祈る様に冷静さを心がける。
「ねえねえ! シールドマシンって何だっけ。トンネルを掘る機械だったよね? やっぱり予知の通りだった?」
「右手が回転するドリル……というには少し丸いけど、そして左手が一般的な盾だったわ」
 日和の人懐っこい視線にエヴァンジェリンは微笑みを浮かべ、問いに対して正しく答えた。
「そっかー。そんなのが暴れたら危ないよね! でもあの見た目は、本当におっきなケンタウロスだね」
 やがて日和の目にも、ハッキリと敵影が映った。
 まだ遠いので詳細には判らないが、ランスと盾を構えた四足のダモクレスが見える。
「確かにあれが暴れまわる様は、騎士というより、まるでケンタウロスね。さぁ、オシオキの時間よ」
「バーリトゥードで制限時間無し。敵かこっちかが力尽きるまで勝負ってな」
 エヴァンジェリンがアラームのスイッチを入れると、黒葉はガンドレットを打ち鳴らしてゴング代わりに。
 そしてケルベロスコートをアクティブにしながら、顔に張る紙をを別の文字の物に変更。

 そのまま飛び出して飛び込む敵を迎え討ちに行った!
「とにかく、ここで止めなければ……行きます!」
「あんがとよ! 先手行くぜ!」
 一番高いビルの上に居たレイラは、そのまま重力の鎖を解き放ち周囲にグラビティの結界を張る。
 黒葉は縛鎖が自分を制限するのではなく守ろうとしているのを見て、礼を言いながら息を位を付けて回し蹴りを放った!
『ぬおおお!』
「強烈~。でも駄目だよ。このままボク達の手で食い止めましょう!」
 ダモクレスが繰り出す槍のような杭を、日和がグローブを掲げて食い止める。
 そのまま回転に付き合ってクルっと回ることで勢いを殺し、放り投げられた猫が受け身を取るかのようにダメージを半減させる。
「行け、null。アイツを捕まえろ!」
 日和が着地と同時に放った黒き鎖は庇った腕をからめ取りに掛る。
 ケルベロス達はその隙に猛攻を加え始めた。
「Bonjourケンタウロスさん。何処へ行こうというのかしら」
 エヴァンジェリンは家屋の屋根を足場にすると、ひらりひらりと駆けて間合いを詰める。
 手にした植物の力を解き放ち、急成長させて槍を拘束に掛る。
 樹液を浸透させてしまえば引き千切られても関係ない。
「久しぶりの攻撃職で相手が大型……腕が鳴るねぇ。まずは杭には杭だよ。ただ打ち貫くのみ……だっけ」
 レイはスカートが捲り上がらない様に気を付けながら、コンビニの上を走り抜けた。
 そして飛び付いた段階で鉄杭を突き刺し、凍気が徐々にではあるが霜で覆っていく。


(「夜の玩具にしたいところだけど、今回は遅刻したから我慢しておくの」)
 ミステリス・クロッサリア(文明開華のサッキュバス・e02728)はシリアスに腕を組む。
 何と言うことだろう、言葉を発しないだけでいつもより美人度がマシマシ。
 普段はノリノリで喋っているから気が付かないが、ミステリスだってサッキュバスなのである!
「あんまし暴れ回られると面倒なんだけどねぇ。まあこっちが動かずに足を止めて迎撃すりゃあ楽に行けるか」
 一方で山蘭・辛夷(フォックスアイ・e23513)は煙管を咥えたまま、ううんと唸っている。
 煙管を上下させる仕草といい言動といい、ゆるりとして居た。
「ほんじゃ、今日も行きますか。できれば残業しません様にっと」
 辛夷は紫煙を吐き出す様に唇を尖らすと、圧縮したエクトプラズムを砲弾として放った。
 解き放たれた霊子はプカリと浮かび、風も無いのに流されて行く。
「真面目なサキュバスはクールに仕事を片付けるの。イクも行くのね」
 射撃形態に変えたハンマーで豪砲を放ちながら、キャリバーのイクから颯爽と着地する。
 しかしミステリスが口を開いた途端に良く似た感じにゆるくなったので、やはり言葉と言うのは重要なのかもしれない。
「囲まないつーんだったらっと……」
 カーラ・バハル(ガジェットユーザー・e52477)は周囲を見渡しながら、本日の手順を確認。
 地形を見繕い今後の動きを重ね合わせることで、作業動線を頭の中に構築して行く。
「まずは縦の動き!」
 カーラはガジェットのケーブルを使ってビルによじ登った後、ソレを緩めつつ斧を振りあげた。
 キュルキュルと巻き取られるソレを逆行して、彼と斧は一対の刃としてダモクレスを抉る。
「目が慣れたら……こうしてやるぜ! 次は前後の動きだ」
『ふん!』
 なんとカーラは四足の足元に潜りこむと、転がりながらライフルを強引に構えた。

 それに対してダモクレスは高い知覚力を発揮し、勢い良く沈み込んで押し潰しに掛る。
 やはり巨大ダモクレスに死角は少ないのだろう。
「危ないですよ。確かに狙い易いけど、巨大ダモクレスはセンサーも強力なんだそうです」
「おっと、助かった。こいつは済まねえな」
 日和はチェーンに続いて棍を分解すると、カーラを庇う形でダモクレスの足元に飛びこんで行く。
 元気印の大回転で相手の後ろ脚を蹴り付けるようにして脱出時間を確保し、その間にカーラがビームを放ちながら出て来た。
「ねえねえ、ココには何があるの? ……工場でしょうか? じゃあ、やっぱり悪いのはその手かーっ!」
 日和は押し潰されながらも何とか脱出、胴体の感触を自ら確かめた。
 そして脱出するや三節棍で腕をブンブンと殴り付けるのだ。
「ついでに誘爆してくれりゃいいんだが無理か、死なないし」
 それを援護する様に黒葉が横合いから熱光線を放つ。
 迂闊に包囲すると相手が対応戦術に出るので、面倒くさそうにしながらグラビティを結集した。
「今の内に治療しますけど……大丈夫ですか? かなり痛そうでしたが」
「問題無いです。それにイザとなったらボク、自分で治療しますし」
 重力の結界を広げて治療してくれるレイラに御礼を言いながら、日和は頬をかいた。
 レイラを始めとして仲間が治療や援護の術を使ってくれるから助かるし、それは自分でも可能なのだ。
「先に行くから撹乱しといてくれる?」
「おっけーなのよ! おねだりには激しく答えちゃうのねっ」
 ニヤリと笑った後で辛夷が飛び蹴りを浴びせると、敵が動く前にミステリスがロッドを振りかざしファミリアに命じた。
 既に時間が過ぎ戦いは激しくなっているが、一進一退ながらもダモクレスの侵攻に対してケルベロスは壁と成って防ぎ留めて居た。


「堅いね。このまま削り取れれば良いんだけど」
「火力が低いのは短所のはずだけど、時間制限がその短所を補っているのよね」
 レイの斬撃をダモクレスは盾で防ぎ、エヴァンジェリンの放つ掌底を巨大な杭で跳ね除けた。
 日和が連続で攻撃を喰らってもピンピンしているのは治療のお陰もあるが、火力が高くないからでもある。
 しかしながら時間が来れば回収されてしまう以上、今の様に防がれ続けると面倒でならない。
「三分経過、四分目……。間にあう筈だけど、攻撃重視で行きましょう」
「りょーかいっ! 上空からの襲撃はお手の物ォ!!」
 ちょっと早いかなと告げつつ、エヴァンジェリンはバックステップで距離を稼ぎ家屋の屋根に登っていく。
 黒葉はその間に前線を担当し、近くの建物を蹴って大上段から斧を振り降ろした。
「……捕まえた」
 エヴァンジェリンが呼び寄せるのは、冷たくて寒い極寒の風。
 吐息さえも凍る-50℃の風にさらされればそれだけで痛く、強烈な冷気纏い渦巻くそれは、触れたモノを全て凍らす氷の竜巻。海の死を告げる氷柱である。
「攻防噛み合っちゃってるのは判ってるから、仕方無いね。それに加減はしてないし、これが僕の全力全壊」
 凍てついた風が吹きすさぶ中で、レイはアームドフォートを変形。
 そして空間を割く為に使っていたグラビティを、突進力に振り分ける為に後方に集める。
「モードセレクト……インファイト。エナジー開放……ブレイド展開……!」
 アームドフォートが高出力のビーム状の刀身を形成。
 同時にブースターで敵に突進、一気に突破し強力な一撃を叩き付けに掛る!
「あの巨体から出される攻撃、まともに受けたら……皆さん、気をつけてください」
 レイラは場所をビルからより近いマンションの屋上に移し、戦いの趨勢を高所から見守ってた。
 それでなくとも敵は強大であり、また仲間が傷付くのは視て居られないのだ。
「炎の精霊よ。すべてを焼き尽くす、炎の加護を与えたまえ」
 赤く燃え盛る魔法陣を描き、火精と呼ばれる中でも翼竜の姿をしたモノを召喚。
 火のエレメントが示すの加護は純粋な攻撃のみに非ず、生命力そのものを賦活する力がある。
 熱狂で攻撃力が上がることもあるが理性を失えば危険な事もある、この力は加護ゆえに冷静さを保ったまま大いなる力を得るだろう。
「ふぁいとー! もういっぱーつ! 全力攻撃が来る前に抑えてやるんだよっ」
 日和はまだ燃え続ける靴をそのままに、燃える心が走り抜ける。
 そして棍を回転させながら、途中で分解。スコンスコンと延びるパーツでダモクレスの手にからめ、千切られた段階でグラビティで繋いでまた合体!
 ダモクレスが保持する火力を下げる為、執拗に攻撃し続けた。
「てめえの火力を下げてやるぜ!」
 カーラはライフルの弾を光圧設定から重力弾に変えた。
 ギミックを新しい場所に引っかけながら射撃すると、ドンっと言う衝撃と共にその動きが加速する。
(「さてと……。こいつのパターン的に上手くやれそうな気もするんだよな。誘爆は怪しいけど」)
 カーラは言葉には出さず靴のズレを直し飛び出す機会を窺っておく。
「ちょーど、良いタイミングだねぇ? 夜明けの光、闇を切り拓くッ!」
 辛夷は愛用の十手から再びエクトプラズムで刃を形成した。
 機械から延びる魂の刃は、車輪のような光波を放ってヴォンと唸る。
 重さなど無い様にダモクレスを切り刻む。霊子ゆえに威力はそれほどないが、充満するグラビティの負荷を喰らって掻き混ぜるには十分!
「ぱんぱかぱーん! このまま一気に押し込めちゃうのね」
 ミステリスは胸の隙間に仕舞っておいたロッドにグラビティを注ぐとファミリアを変身させる。
 もちろん仕舞ったままなので、ニョキっとファミリアが顔を出し、帰りも同じコースなのでエロスもアップしていた。
「六分経過っ。全力攻撃が来るわよ」
「みなさん、気を付けてください」
 敵は防御に長けた相手、ゆえに繰り返す攻防の果てに予定通りの結果が訪れた。


『連結! 解決! 炸裂!!』
「ちょっと、待て! ソレありか! 本当に厄介だなあれ!」
 黒葉は思わず回避行動に移りながら、町の惨状を眺めた。
 何しろダモクレスは杭を突き刺してガレキを呑み込むと、体の中でミサイルに変えて居るようだ。
 アレが全力攻撃の準備態勢なのかも。
「上手くいけば恩の字ですよっと!」
 カーラは足元から転がる様に飛び出すと虹の様な蹴りを放つ。
 相手の視界を飛び交ってから蹴りを浴びせ、山成りに着地。
『爆!』
「動きを変えた!? とーう!」
 なんとダモクレスは数の多い前衛から、中列に目標を変更した。
 高い知能を持つと騙されない事もあるが、後は逃げるだけ……というのが大きかったのだろう。何処でも良いと考えているからこそ目立つ場所を狙うだけの事。
「ナイスレシーブ!」
「どうだ、耐えてみせたぞっ。コレでオシマイだよ! 光と闇の拳で砕け散れ!」
 カーラを庇った日和は、モクモクと上がる爆炎の中から煤だらけの顔を出す。
 そして顔を拭う間も無いまま、鉄拳制裁!
 これまで絶えて来たダモクレスも全力攻撃を放った後はかなり弱っている。驚くほどの勢いで吹っ飛ばした。
「炎の精よ、皆さんに力をあげて……!」
 レイラは治療を兼ねて炎の精霊を呼び直し、活力と体力を分け与える。
 今回は無理に治療役の彼女が攻撃するほどでもなく、援護で留めておいた。
「あーもう、町がボロボロじゃないか。とっととトドメ刺すよ」
「おうよ! 喰らっときなぁ!!」
 辛夷は町がボロボロなのを見て苦笑いを浮かべながら十手を伸ばし、黒葉は対象的に口笛吹きながら斧を構えて残骸を足場に飛び付いた。
「じゃあ、後は逃がさない様に包囲して戦おうか」
「あいあいさーなのね。イクも無事だったし頑張るのよ」
 レイはダモクレスに恐るべきスピードで突っ込みながら、刺突を浴びせつつ包囲体勢に入った。
 もはや遠慮は不要、ミステリスは豪砲を放ちながらキャリバーの体当たりで敵の退路を塞ぎに掛る。
「アナタには、もう、何もさせない。……さよなら」
 エヴァンジェリンは穂先に冷気を集めると、槍を特大の氷柱に変えてダモクレスを貫いたのである。

「アナタはこのまま、おやすみなさい」
 もう動き出さないのを確認し、エヴァンジェリンは小さく弔いの言葉を紡ぐ。
「ふぇーっ、疲れたーっ。本当に最後までシールドマシンだったね」
「砕いた建物をミサイルにするとか……残業時間を考えるとたまらないねえ」
 日和はゴシゴシと汚れを落としつつ、携帯で避難勧告の終了を伝達しておいた。
 辛夷は片目を閉じてインタネーット経由で街の惨状を報告。
「あんまり無茶は禁物ですよ」
「判ってるって」
 レイラが傷を確認するが庇ってもらったのでカーラは無事らしい。
「まあ終わりよければってところかな? 手分けして修復しようか」
「じゃあ俺も手伝うわ」
 そんな姿にレイはくすりと微笑みながら、ヒールを開始。
 黒葉もドローンを使ってお片付け。
「いっぱいかいしゅ……じゃなかった、いっぱい直しまくるのねぇぇぇ!!!」
 その一方でミステリスは大いに後ろ髪を引かれながら、町を修復したということです。

作者:baron 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2018年5月30日
難度:普通
参加:8人
結果:成功!
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