弩級兵装回収作戦~エンジン防衛、黄緑の戦士達

作者:地斬理々亜

●黄緑の戦士達
 ここは、三重県四日市のコンビナート。
 いや、正確には違う……ダモクレスにより改修された、『コンビナートであった場所』だ。今は、弩級兵装『弩級外燃機関エンジン』の発掘と修復作業用の施設になっている。
 そこに響くのは、無数の足音。重い、金属の音。
 黄緑のボディを持つ量産型ダモクレス、アパタイトソルジャー達は、ひたすらに、命令のままに動く。すなわち、この場所を防衛すべく彼らは行動している。
 顔にあたる部分から、索敵用の緑色のレーザービームを辺りに照射しながら、彼らは歩き回り、施設周辺の警戒を続ける。
 偶然この場に紛れ込んだ野良犬が、その緑の光線に当たった。
「発見。排除」
 アパタイトソルジャーが機械音声を発し、ガトリングガンを乱射。犬には、断末魔を上げる暇すら与えられなかった。

●ヘリオライダーは語る
「指揮官型ダモクレス達は、地球への侵攻を続けていましたが……彼らが新たな作戦を開始したようです。……その作戦というのは、地球に封印されていた強力なダモクレス、『弩級兵装』の発掘の試みです」
 白日・牡丹(自己肯定のヘリオライダー・en0151)は、真剣に言葉を紡ぐ。
「弩級兵装は、その名の通り、重巡級ダモクレスを上回る力を持つ兵装です。現存しているのは、『弩級高機動飛行ウィング』『弩級絶対防衛シールド』『弩級外燃機関エンジン』『弩級超頭脳神経伝達ユニット』の4つの兵装のようです。これら全てが完全な力を発揮したなら、ダモクレスの地球侵攻軍の戦力は、現在の数倍から数十倍まで引き上げられると予測されています。決して、見過ごすわけにはいきません」
 牡丹は続ける。
「今回の作戦では、まず、弩級兵装の発掘が行われている施設を警護する量産型ダモクレスに対し、攻撃。その隙に複数のチームが施設に潜入し、連携して弩級兵装の破壊を試みる、という流れになります。皆さんには、ダモクレスによって改修された三重県四日市のコンビナートに向かっていただき、その施設の半分を警護している量産型ダモクレス『アパタイトソルジャー』と戦ってもらいます。彼らを引きつけ、戦い続けることで、施設内に潜入した他のチームに増援が向かわないようにするのが、皆さんの役割です。……敵の数は非常に多く、いつかは撤退に追い込まれるのは間違いありませんが。いかに、戦いを長引かせて、撤退までの時間を引き延ばせるか……それが、鍵となるでしょう」
 アパタイトソルジャーは全員がディフェンダー、使用グラビティはガトリングガンの3種だと牡丹は語った。
「初めに10体以上の量産型ダモクレスを引きつけることができれば、潜入チームは量産型ダモクレスの警護の隙を突いて潜入することができるようになります。ただ、3分ごとに、最初に引きつけたダモクレスの数の半分の増援が発生しますので……」
 つまり、と牡丹は説明する。
「最初に引きつける数が少なければ、潜入チームの潜入が難しくなる代わりに、比較的長く戦い続けることができます。どちらを優先するかを考えて、作戦を立てるのがいいかもしれません」
 最後に牡丹は、信頼の光を灯した瞳で、ケルベロス達を見つめ、言った。
「今回の作戦でのアパタイトソルジャー達との戦いは、きっと、長く厳しい戦いになると思います。ですが、潜入チームが無事に目的を果たすために。……どうか、ご武運を!」


参加者
ディバイド・エッジ(金剛破斬・e01263)
ミチェーリ・ノルシュテイン(青氷壁の盾・e02708)
ミステリス・クロッサリア(文明開華のサッキュバス・e02728)
葉月・静夏(戦うことを楽しもう・e04116)
アゼル・グリゴール(アームドトルーパー・e06528)
浦戸・希里笑(黒鉄の鬼械殺し・e13064)
イアニス・ユーグ(アイフラッフィー・e18749)
椿木・旭矢(雷の手指・e22146)

■リプレイ

●作戦開始
「さて、それでは、オープンコンバットと参りましょう」
 1体のアパタイトソルジャーの索敵用レーザーが、さっと遮られた。アゼル・グリゴール(アームドトルーパー・e06528)が駆け抜け、自らレーザーに当たりに行ったのだ。
 それを確認し、一つ頷いたのは、浦戸・希里笑(黒鉄の鬼械殺し・e13064)。彼女も別の個体のレーザーに触れ、そのまま走り出した。
(「彼女の代わりに来た以上、みっともない戦いはできませんね」)
 ミチェーリ・ノルシュテイン(青氷壁の盾・e02708)は、自分の恋人のことを思い浮かべながら、レーザーに当たりに行く。
「旭矢、ミステリス。そちらは引きつけられましたか」
 ミチェーリは、走りながら仲間に問う。
「1体連れてきたの」
「俺もだ」
 ミステリス・クロッサリア(文明開華のサッキュバス・e02728)と、椿木・旭矢(雷の手指・e22146)が、ミチェーリと並走しつつ応じる。
(「うわー……本当に敵がうじゃうじゃいるー……」)
 イアニス・ユーグ(アイフラッフィー・e18749)は、臆病風に吹かれながらも、思い切って1体のレーザーに触れ、走った。
「ここまでで6体で御座るな。目標の10体まで、残り4体ゆえ」
 ディバイド・エッジ(金剛破斬・e01263)は、葉月・静夏(戦うことを楽しもう・e04116)にアイコンタクトを送る。
「ディバイドくんと私で2体ずつだね?」
「然り!」
 頷き合ったディバイドと静夏は駆け出し、それぞれ2体ずつのレーザーに触れた。
 ケルベロス達が立てた作戦通り、彼らは10体のアパタイトソルジャーの誘き出しに成功したのである。
 全員が合流し、敵に向き直り、戦闘態勢を整える。
 まず旭矢が、真っ赤なエレキギター『Stratocaster Custom Fire』を構えた。『紅瞳覚醒』の旋律は、前衛に位置する仲間を奮起させる。
「ナイスなの。続くのね」
 ミステリスが地面に星座を描いた。その輝きは、前衛の仲間達を守護する。
 ミステリスのライドキャリバー『乗馬マスィーン一九』は激しくスピンし、敵を引き潰さんと突進していく。
「ひまわりちゃん、がんばって!」
 楽しげな笑顔をたたえた静夏は、攻性植物『だんしんぐひまわり』の黄金の果実によって、聖なる光を前衛の仲間に浴びせた。
 希里笑がドローンを飛ばし、前衛を警護させる。彼女のライドキャリバー『ハリー・エスケープ』が、スピンしながら敵陣に飛び込み、敵達の足を轢いていった。
「いやはや、この兵装、重いんですよねぇ。帰る時には一体どれだけ軽くなっているやら」
 アゼルがミサイルポッドを身体の各部から展開。敵に無数のミサイルを浴びせていく。
「よし……行くぜ!」
 イアニスが縛霊手の掌を敵に向ける。巨大な光弾がそこから発射され、敵陣を呑み込んだ。
「金剛破斬のディバイド・エッジ、ここに見参!」
 ディバイドは名乗りを上げ、その身からミサイルを無数に射出する。
「ほぅれほれ、ミサイルの嵐で御座るよ!」
 ディバイドの放ったミサイルが、次々に敵に着弾していった。
 それを見届け、ミチェーリはヒールドローンを前衛の護りにつかせる。
 まず、前衛から順に味方の防御を固めていきつつ、同時進行で敵をパラライズ漬けにしていく、という作戦である。
 果たして、敵の一斉攻撃が始まった。無数の弾丸や轟炎の嵐が、ケルベロス達を包んでいく。

●始まったばかりの戦い
 旭矢がセットしたアラームが、戦闘開始から1分の経過を告げる。
 状況を確認……前衛が、それなりに傷を負っている。だが、まだ耐えられる。そう判断し、旭矢とミステリス、それに静夏は、予定通り、中衛の護りを固めていく。
 アゼルとイアニスの攻撃に続いて、ディバイドが剣技の構えをとった。
「あまりこの技は使いたくないんで御座るが、致し方なし。見るがいい、我が金剛破斬剣を!」
 それは、ディバイドが編み出した機人剣技――『金剛破斬剣・禍魂祓い』だ。
「纏うは悪霊、響くは怨嗟、薙ぎて祓うは金剛破斬!」
 己にまとわりつく怨霊……それは、これまでに倒してきた数々の敵のもの。この技は、それらを、裂帛の気合と共に放たれる横薙ぎの剣戟で振り祓い、眼前の敵にとり憑かせて呪うという技である。……ディバイドの言葉通り、彼はこの技をあまり使いたくはなかったが。
「効いていますね」
 再びドローンを前衛に向けて飛ばしたミチェーリが、敵を見やり言う。
 御霊殲滅砲やマルチプルミサイルによるパラライズ、加えてジャマーからのジグザグ。これらは、確かに効果を発揮していた。
 それは、次なる敵の砲火において、行動できなかった敵も存在した、ということからも見て取れた。
 とはいえ、ケルベロス達の負傷は、じわりと蓄積してきている。
「前衛の皆、自己回復してくれ!」
 旭矢は叫び、ミステリスと共に後衛の防御を強固にしていく。
「狙ってくれてありがとう!」
 肩から血を流しながらも、嬉しげに敵へと礼を言うのは静夏。とても楽しそうに笑顔を浮かべて、彼女はシャウトする。
「医療機関起動・言霊認証――瑠璃色の光、薬壺の丸薬。慈悲と治癒と気を以って、疫病魔を払い安楽を与えよ。対極反転・薬師如来――」
 対極医療機『バイシャジヤ・グル』。希里笑は、コアから生成した青白く光る粒子をグラビティで操る。身体を蝕む疫病魔を反転させ、薬となし、彼女は前衛の仲間達を回復させた。
(「……あとどれだけ持つ?」)
 希里笑は状況を注視しつつ考える。
 やがて、3回目のアラームが鳴る……それとほぼ同時に、敵の増援が5体出現した。

●戦闘継続
 敵は数多い。しかし、戦線はまだ支えられていると言って良かった。防御を固めるのに手を割いていた、メディックの旭矢とミステリスが回復に回ったのが大きな要因である。
 しばらくして、4回目のアラームが鳴った。まだ戦闘不能者は出ていない。
「……今、癒す。癒し切る」
 旭矢が全身からグラビティを立ち上らせる。それをありったけ、ミチェーリへと送り込んでいく……包帯のように絡み付かせて。『傲慢過保護な癒し手(ロールアップバンデージ)』、彼の癒しの技だ。
「感謝します、旭矢」
 ミチェーリは振り向かずに、後方の彼へ礼を言う。
「ああ。あんたが吹雪で皆を守るなら、俺は癒しの力で皆を守ろう」
 旭矢はミチェーリの背中を見ながら、固い決意の籠った言葉を紡いだ。
 彼の視線の先、ミチェーリは両腕に備えたガントレットの掌底部に、強制冷却機構を展開していく。
「震えることすら許さない……! 露式強攻鎧兵術、“凍土”!』」
 『мерзлота(ミェルズロータ)』――ミチェーリは敵の1体に掌で触れ、熱を奪い尽くして自由を奪う。敵の黄緑の装甲が、瞬間的に霜で覆われた。
 ややあって、5回目のアラームが鳴る。
「まだまだ頑張らなくちゃいけないのね」
 ミステリスは、乗馬マスィーン一九へと桃色の霧を放出し、癒す。
「そろそろ数を減らさなければ、よろしくないのでは?」
 アゼルはアームドフォートの主砲を敵に向ける。斉射の後、敵の1体がその場に崩れ落ちていた。
「ようやく1体目ですか」
 呟くアゼル。つまり、残り14体……加えて、まもなく5体の増援が来るだろう。
「テメー等のどてっ腹にぶち込んでやんよ!! 覚悟しろ!!」
 イアニスは、地獄化した左足を敵の腹目がけて打ち込んだ。回し蹴りのような横薙ぎのその一撃は、周囲の敵をもろともに炎に包んでいく――『紫炎の剛脚』。
 それでもなお、まだ敵の数は減らない……ほどなくして、19体に増えた。
「なんの、まだまだ! ね、希里笑ちゃん」
 笑顔を崩さぬまま、気力溜めで希里笑をヒールする静夏。希里笑は無表情で軽く頷き、再び、対極医療機『バイシャジヤ・グル』を起動した。
「はっはっはっはぁ!」
 ディバイドは無数の敵達へとミサイルを飛ばしていく。決して弱音は吐かない……それが、ディバイド・エッジという名のレプリカントが持つ性格である。

●崩壊の始まり
 そんなディバイドが放った蹴りの一撃が、敵の1体の胸部を貫き、撃破に成功したのは、9回目のアラームが鳴る少し前のことであった。
 次なる敵の増援にもおじけづくことなく、乗馬マスィーン一九が炎を纏い突撃し、3体目の敵をスクラップにしたのは、それから少し後のこと。
 22体になった敵からの、度重なる攻撃に耐えかね、乗馬マスィーン一九とハリー・エスケープの機体がぐらりと倒れ、共に消滅したのは、10回目のアラームの直前のことだった。
(「回復が追い付かなくても、見捨てるわけじゃない。だが、しかし……」)
 旭矢は、傷が深いディフェンダー陣を見やり、その中で最も限界が近そうな希里笑へと、癒しのグラビティを過剰なまでに送り込む。
(「時間よ、早く過ぎてくれ」)
 旭矢は祈った。ミステリスが静夏を癒し、静夏がシャウトでさらに自己回復、希里笑が前衛を『バイシャジヤ・グル』で治す……そんな光景を瞳に映しながら。
「潜入組からの撤退指示が、撤退タイミングの理想なんですが……さすがに希望的観測に過ぎますか」
 アゼルはマルチプルミサイルを発射して、言う。現在、潜入したケルベロス達がどのような状況かは不明だ。
「でもまぁ、それを目指して頑張りましょうか。目標にすること自体に価値があるでしょうから」
「そうだな……まだまだ粘らないとな」
 アゼルの言葉に力づけられたように、イアニスが敵陣を見やる。白い鷹『イェラキ』が変じたファミリアロッドを掲げ、彼はファイアーボールを撃ち出した。
「その通りで御座るな!」
 ディバイドもアゼルに同意し、旋刃脚を敵目がけて放った後、固く重い音を立てて着地する。
 ミチェーリのシャウトも、まだ退くわけにはいかないという彼女の意志を表していた。
 だが、直後。敵が放った幾重もの弾丸の嵐が、ケルベロス達を容赦なく蹂躙する。
 それが止んだ時、倒れている者はいないように見えたが……。
「……、――」
 意識を手放した希里笑の体が、ぐらりと揺れる。
 スローモーションのように倒れた希里笑は、とさ、と小さな音を立て、地に伏した。

●作戦終了
「……!」
 への字に結ばれた旭矢の口元が、悔しげに歪んだ。
 付与される炎への対策も、負傷者へのヒールも、パラライズ主体の作戦も……いずれも、不備はなかったはずだ。単純に、ヒール不能ダメージが溜まり、耐えきれなくなったのだろう。
 それは、未だ前衛で立ち続けているミチェーリも同様だった。旭矢が癒しを施し、ミステリスがサキュバスミストをかけてもなお、彼女の負傷は深い。
「さあ、次は誰が私の相手をしてくれるの?」
 笑いながら敵へとそう言い、シャウトを行う静夏も、おそらくは、体力が極限の間際だ。
「これは、少しまずくなってきましたかね……」
「……そろそろ潮時かねぇ」
 アームドフォートの主砲を発射し終えたアゼルと、左足による蹴りを放ち体勢を整えたイアニスが、視線を交わし合う。
「否、まだで御座るよ! 我等の役目はまだ終わっておらぬで御座ろう!」
 空の霊力を帯びた『空蝉丸』を振るいつつ、ディバイドが叫ぶ。
「そうですね。作戦開始からもうすぐ12分ですが、『味方の半数が戦闘不能になった時点で撤退』という作戦だったはずです」
 ミチェーリはシャウトし、ガントレットを構える。
 横に並び立つ静夏は、『たおす』と書かれた、道路標識のようなルーンアックスをしっかりと握り直した。
「来ます、静夏」
「うん、ミチェーリちゃん!」
 敵がガトリングガンを構える。銃口が火を噴き、無数の弾丸が吐き出された。
 射撃音が止み、わずかな間、静寂。カラカラ、と薬莢が転がる音がする。
 静夏は笑ったまま、仰向けに倒れていた。ミチェーリが、こふ、と血を吐き、倒れ伏す。
 いくつもの足音が近づいてきた。5体の増援、これで敵は27体。
 旭矢が持つアラームは、12分の経過を告げる。
「……これで、まだ12分、か……」
「そうなのね」
 旭矢とミステリスは、倒れた仲間を後方に下げながら、言葉を交わす。
「システム起動……システム、データリンク共に異常なし……オービット射出」
 先ほどの敵の攻撃の対象に入ったアゼルが、バスケットボール大の『浮遊型追尾支援ドローン(オービット・ドローン)』を射出する。少しでも、耐えられる時間を引き延ばすべく。
「まだ、戦うのかい……?」
 御霊殲滅砲を放つイアニスの声が、わずかに震えた。
「ずらかるにはまだ少々早いで御座るな。皆の衆、拙者の生き様、とくと見るで御座るよ!」
 ディバイドはマルチプルミサイルを放ちながら叫ぶ。
 敵がガトリングガンの銃口をケルベロス達に向ける……一斉射撃。
 弾丸を浴び、ぼろぼろになったディバイドが、重い音を立てて地面に転がった。
 かろうじて立っているアゼルを筆頭に、他のケルベロスの負傷も、大きい。
 13回目のアラームが鳴る。だが、もう限界だ。
「撤退だ!」
 旭矢が叫ぶ。
 まだ動けるケルベロス達は、戦闘不能者を担いで、急いでその場から離れた。
(「高純度のセンサーなのね。少しくすねて改造したかったのね」)
 敵の残骸に視線をやり、ミステリスは一瞬残念そうな顔をする。できれば回収したかったが、そんな余裕はなさそうだ。
 14度目のアラームの音が、ミチェーリを抱えた旭矢と共に、コンビナートから遠ざかっていく。
 ケルベロス達は、耐え抜いた。作戦の成功を願い、仲間達を信じて。

作者:地斬理々亜 重傷:なし
死亡:なし
暴走:なし
種類:
公開:2017年3月21日
難度:やや難
参加:8人
結果:成功!
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